LIBERTY受講生専用の英語学習法
本ページではLIBERTYでの受講を開始された間もない方から最も多く質問をいただくV1〜V5の見分け方についてご案内いたします。
・Verb≠動詞
・Verbは「意味」「パターン」「時制」を司る
・Verbの「意味」と「パターン」は不可分である
SyntaxのVerb以後から文の最後まで、Verbのパターンが語順をコントロールしています。
以下ではV1〜V5まですべてのパターンをもっているVerb「get」を例に説明します。
S + Vだけで成立する文。
後ろにくるのはVerbを修飾する副詞(単語/節/句)のみ
get → 到着する=arrive
I got to the classroom.
(to以下はverbのgotを修飾する副詞句)
主語(S)の内容を補う名詞/形容詞の補語(C)が来る。
get=become なる+ どんな状態に、何に(名詞または形容詞が必要)
I got sick.
…私はなった、病気の状態に
Oにターゲットとしての目的語がくる
*Oは名詞のみ
get=obtain, acquireと同義語、
I got a home.
…私は手に入れた家を
get=giveなどと同語語
I got him a house.
…私は買ってあげた彼に家を
I got a house for him.
*同じ意味でV3に書き換え可能
O + C
させる+だれ、何を、どのような状態に
get=make, haveなどと同義語
(causative verbという。日本語では使役動詞と呼びhave, make, get, letのみ)
I got him angry.
…私はさせた、彼を、怒った状態に
get +OC=させるOをCの状態に
(CはOの内容を説明する名詞または形容詞)
I got my picture taken.
get+ OC=してもらうOをCの状態に
Cはtakenでありこの場合、過去分詞takenが形容詞、補語としてmy picture was takenの意で使われている。
上記ではOがCされたことを表しています。
以下はOがCする、という内容を述べた場合です。
I got him do the job as soon as possible.
I will get my parents give me good allowance for the upcoming summer vacation.
*この場合、上記の使役のVerb(make, have, get, let)は特徴として補語はtoのつかないverb原型が来る
*以下の文章の場合、V5パターンであるが使役のverbではないので普通の不定詞to+verb が来ている
I got the beautician to cut my hair yesterday.
I want you to study harder.
以上、いかがでしたでしょうか?
最初は難しく感じることもあるかもしれませんが、授業を繰り返し受講していけば自然と身についていきますので心配しすぎずに頑張りましょう!