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【LIBERTY大学紹介】ブラウン大学|TOEFL・IELTS スコア

ブラウン大学

Providence, Rhode Island, 02912, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング62位

概要

ブラウン大学は、1764年にロードアイランド州プロビデンスに創立された私立大学で、アメリカで7番目に古い大学です。ブラウン大学は、設立当初から宗教に関係なく入学を認めていた大学であり、主要総合大学の中で初めて黒人女性が大学総長となるなど、リベラルな校風が特徴的です。また、大学学部の学生について、必修科目などは基本的になく、自分が好きな科目を自由に選択することができる独自のカリキュラムを採用しており、大学院についてもロースクールなどの専門職の大学院は、メディカルスクールとスペインのIE Business SchoolとのMBAプログラムを除いて、基本的には用意されていません。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは7位、世界ランキングでは53位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ブラウン大学は、“to serve the community, the nation and the world by discovering, communicating and preserving knowledge and understanding in a spirit of free inquiry, and by educating and preparing students to discharge the offices of life with usefulness and reputation.”(知識を発見、伝達、保護し、自由な研究の精神で理解すること、および誰かの役に立ち、評価を得られる人生を歩むための教育を提供し、準備をすることによってコミュニティ、国、世界のために尽くすこと)をミッションとして掲げ、ノーベル賞受賞者や芸術家など、世界の人たちの人生に貢献してきた卒業生をたくさん輩出してきました。
 
ブラウン大学の大学院は、全部で80を越えるプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に英語、歴史、数学、公衆衛生学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約62.2%ほどです。
 
また、この大学はアイビーリーグ (Ivy League*) と総称される名門私立大学の一校にも属しています。
 
*ブラウン大学以外にアイビーリーグに属する大学は以下の7校:
Yale、Cornell、Princeton、Columbia、Harvard、Dartmouth、Pennsylvania
 
名門私立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中のさまざまな背景を持っている優秀な人材を育成してきたブラウン大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.94
ACT* 32-35
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 90
SAT* 1420-1550
アメリカ大学ランキング* 7位
世界大学ランキング* 53位
学費+生活費* $ 73,802年
合格率* 7.7%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/rhode-island/brown-university/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/brown-university)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ブラウン大学の学生は約21%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Anthropology

人類学

90 7.0
Biotechnology

バイオテクノロジー学

90 7.0
Business Administration(MBA)

経営学

100 7.0
Computer Science

コンピューターサイエンス

105 7.5
Economics

経済学

90 N/A
Engineering

工学

90 7.0
English

英語学

90 7.0
History

歴史学

90 7.0
Mathematics

数学

90 7.0
Neuroscience

神経科学

90 7.0
Physics

物理学

90 7.0
Public Health

公衆衛生学

90 7.0
Sociology

社会学

90 7.0

 
参考元:
(https://www.brown.edu/academics/gradschool/application-information/international-applicants/language-proficiency-toefl-or-ielts)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
アイビーリーグの一つである名門私立大学として評価の高い人気大学のため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるブラウン大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ブラウン大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ブラウン大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 志望動機書
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • 推薦状
  • GREスコア
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Personal Statement
  • Transcripts
  • Letters of rRecommendation
  • GRE
  • TOEFL/IELTS

 
(大学院ウェブサイトの「Application Components & Process for Doctoral and Select Master’s Programs」ページ参照:https://www.brown.edu/academics/gradschool/application-information/application-components-process-doctoral-and-select-masters-programs)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:秋学期 7月6日〜翌4月15日頃 春学期 10月15日〜11月15日頃(学科による)
  • 合格発表の期間:提出期限から1〜3ヶ月後(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ブラウン大学は、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.brown.edu/academics/gradschool/programs
https://www.brown.edu/academics/gradschool/application-information/application-components-process-doctoral-and-select-masters-programs)
 

ブラウン大学の合格率


 
世界の人々に知識を提供するなどして世界に貢献できる人材を育てることをミッションとして掲げているブラウン大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
 
卓越した学力に加え、自主性、専門知識だけに囚われず包括的に学ことができる人材を集めているので、それに繋がるバックグラウンドや経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがブラウン大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ブラウン大学は私立大学でアイビーリーグの1つのため、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
ブラウン大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約$59,254〜$71,312($1=110円換算:約652〜785万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約400万円)も含めると2年間で約2104〜2370万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.brown.edu/academics/gradschool/courses-manual/tuition-fees)
 
奨学金
 
ブラウン大学は、博士課程の留学生向けの奨学金の制度はあります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
Five-Year Guarantee
ブラウン大学の大学院博士課程の研究プログラム入学予定者向けの奨学金:https://www.brown.edu/academics/gradschool/five-year-guarantee
 
参考元:
(https://www.brown.edu/academics/gradschool/financing-support)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
アメリカの名門私立大学として、長年、世界中の人々の役に立つことができる人材を育て、世界に貢献してきたブラウン大学。以下の方々のように、多くの著名人がブラウン大学を卒業しています。

  • Gordon Kidd Teal(エンジニア、IEEE栄誉賞受賞 / 1931年物理化学博士号(PhD)取得)
  • Peter Balakian(詩人、ピューリッツァー賞受賞 / 1980年 アメリカ文明学博士号(PhD)取得)
  • Ellen Stofan(前NASAチーフ科学者 / 1989年 地質学博士号(PhD)取得)
  • Edwidge Danticat(小説家、マッカーサーフェロー賞受賞 / 1993年 創作ライティング学修士号(MFA)取得)
  • Quiara Alegría Hudes(劇作家、ピューリッツァー賞受賞 / 2004年演劇学修士号(MFA)取得)

 

トリビア

 
アメリカの名門私立大学の一つとして長い歴史を持つブラウン大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 
ブラウン大学には、Josiah S. Carberryという架空の教授がおり、Carberry DayというCarberry教授の架空の実績に敬意を表する日まであります。
 
Carberry教授は、1929年にジョークで作り上げられた伝説の教授で、サイコセラミックというひびの入ったツボの研究をしている教授として大学の掲示板上で誕生しました。John William Spaeth, Jr.という人が掲示板にCarberry教授がレクチャーをすると掲示をし、もちろんそんなレクチャーは行われたはずがなかったので、SpaethがCarberry教授についてに聞かれたときに、彼の研究や彼の妻Lauraや娘Patricia、Loisなどについて詳細に語ったそうです。全てでっち上げでしたが、その後も、Carberry教授は、ブラウン大学の新聞や地元の新聞社に手紙を送ったりしながら存在感を増していき、Carberry Houseという名前の学生寮があったこともあるなど、ブラウン大学にとっては欠かせない存在となりました。
1955年5月13日の金曜日に101.01ドルの寄付金がCarberry教授から送られたことから、Carberry Fundが作られ、13日の金曜日と閏年の2月29日はCarberry Dayとなりました。Carberry Dayには、Carberry教授が授業を行うことになっていて、いろんな建物にひびの入った壺がおかれ、学生たちはFundへの寄付金としてお金をその壺に入れるようになっています。そのお金は「Carberry教授が承認するかもしれないし、承認しないかもしれない本の購入」のために使われるとされて多くの本が購入されているそうです。
Carberry教授の存在は、アメリカ中で人気で、New York Timesでも記事になったこともあるほどで、1991年にCarberry教授は、イグノーベル賞というノーベル賞のパロディとして人々を笑わせ考えさせた業績に与えられる賞を受賞しました。
 

 
ブラウン大学に入学できたら、Carberry DayにはCarberry教授のために小銭を寄付してあげてくださいね。
 
このように歴史あるブラウン大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参考:https://library.brown.edu/info/hay/carberry/
 

まとめ

歴史のあるアイビーリーグの1つとして、世界で活躍する研究者や芸術家を数多く輩出してきたブラウン大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているブラウン大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来はノーベル賞などの世界的賞を受賞する人たちと一緒に勉強したり、もちろん自ら世界中の人々の役に立つ世界的リーダーなどになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ブラウン大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ブラウン大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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