LIBERTY独自ランキング
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5000 Forbes Avenue, Pittsburgh, Pennsylvania, 15213, USA
LIBERTYトップ100大学ランキング47位
カーネギーメロン大学は、1900年にペンシルベニア州ピッツバーグに創立された私立大学です。創立者であるスコットランド系アメリカ人Andrew Carnegieは、労働者階級の子供たちのために職業訓練用の学校を作りたいという思いで1900年にCarnegie Technical Schoolsという名前で学校を設立しました。その後、 Andrew Mellon とRichard B. Mellon兄弟が政府や工場のための研究施設として始めたThe Mellon Institute of Industrial Researchとの合併を経て、現在のカーネギーメロン大学となりました。もともと工学系の施設として作られていたため、工学やコンピューターの分野でとても有名ですが、芸術分野においても大変高い評価を得ており、また、異なる学部間で協同して研究をしたりしているところが特徴的です。キャンパスについても、メインキャンパスはピッツバーグにありますが、他にもシリコンバレーやマンハッタン、カタールなど、さまざまなところにキャンパスがあり、とても国際的な大学となっています。
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは25位、世界ランキングでは27位となっています。
参考元:
カーネギーメロン大学は、“to have a transformative impact on society through continual innovation in education, research, creativity, and entrepreneurship”(教育、研究、創作、起業家活動における絶え間ない変革を通して社会に変革的インパクトを与えること)をビジョンとして、“My heart is in the work”(私の心は仕事の中にある)をモットーとして掲げ、大学は、学生が、実用的知識を身につけ、問題を解決する能力、リーダーシップ、人間力などを付けられるように導いてきました。
このようなミッションの下で卒業した学生たちは、さまざまな分野で活躍し、ノーベル賞やアカデミー賞などの多くの賞を受賞し、自動運転車を開発したり、脳科学やデータサイエンスの分野の研究のパイオニアとなったりなど、世界に変革をもたらしてきました。
カーネギーメロン大学の大学院は、全部で約100のプログラムを提供しています。特にコンピューターサイエンスの分野で世界的に有名で、世界大学ランキングで1位となっており、他にも、工学、ロボット、美術、音楽、演劇、情報技術、経営学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約17.1%ほどです。
名門私立大学のひとつとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、知識の発見、普及等により世界に貢献することができる人材を育成してきたカーネギーメロン大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.69 |
ACT* | 33-35 | |
IELTS | 6.5 | |
TOEFL/iBT | 90 | |
SAT* | 1450-1550 | |
アメリカ大学ランキング* | 25位 | |
世界大学ランキング* | 27位 | |
学費+生活費* | $ 72,283 /年 | |
合格率* | 17.1% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.collegesimply.com/colleges/pennsylvania/carnegie-mellon-university/
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/carnegie-mellon-university
カーネギーメロン大学の学生は約48%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Art
芸術学 |
100 かつ
各項目25 |
7.5 |
Biomedical Engineering
生物工学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
7.5
|
Business Administration (MBA)
経営学 |
No minimum score required | No minimum score required |
Chemical Engineering
化学工学 |
84 | 7.0 |
Computer Science
コンピューターサイエンス学 |
100 | N/A |
Drama
演劇学 |
100 かつ
各項目24 |
7.0 |
Information Technology
情報技術学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
6.5 かつ
Writing 6.5; Speaking 6.0; Reading 6.5; Listening 6.5 |
Mechanical Engineering
機械工学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
6.5 かつ
Writing 6.0; Speaking 6.0; Reading 6.5; Listening 6.5 |
Music
音学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Music (Education)
音学(教育) |
90 かつ
Writing 24; Speaking 20; Reading 24; Listening 22 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Physics
物理学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
7.0 かつ
各項目6.5 |
Public Policy & Management
公共政策マネジメント学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
6.5 かつ
Writing 6.5; Speaking 6.0; Reading 6.5; Listening 6.5 |
Software Management
ソフトウェアマネジメント学 |
95 かつ
各項目23 |
6.5 |
Statistics
統計学 |
84 かつ
Writing 22; Speaking 18; Reading 22; Listening 22 |
7.5
|
Robotics
ロボット学 |
100
|
7.0 |
参考元:
https://www.cmu.edu/graduate/academics/dept-contacts.html
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
歴史ある名門私立大学の一つであり、研究大学として多くの実績もあるため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるカーネギーメロン大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。カーネギーメロン大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
カーネギーメロン大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料
・学位及び成績証明書(日本語英語両方)
・推薦状
・GREテストスコア
・英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Mechanical Engineeringウェブサイトの「Graduate admission」ページ参照: https://www.meche.engineering.cmu.edu/education/graduate-programs/admission/index.html)
提出期限
出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、カーネギーメロン大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
https://www.cmu.edu/graduate/academics/dept-contacts.html
世界中の現代および次世代の生活水準を上げることで世界をリードしてきたカーネギーメロン大学の合格率は、大学院の場合、公表されていませんが、大変評価が高い大学ですので、合格率は低いでしょう。
優秀なだけでなく、問題を解決できる深い知識と自由な発想を持ち、リーダーシップをとって世界に変革をもたらすことができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがカーネギーメロン大学の合格への近道となります。
参考元:
https://www.cmu.edu/graduate/academics/dept-contacts.html
2年間の学費と生活費
カーネギーメロン大学は私立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
カーネギーメロン大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約45,909ドル($1=110円換算:約505万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1610万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
https://www.cmu.edu/sfs/tuition/graduate/index.html
https://www.collegetuitioncompare.com/edu/211440/carnegie-mellon-university/tuition/
奨学金
カーネギーメロン大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
https://www.cmu.edu/graduate/financial-assistance/index.html
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
社会に変革的インパクトを与えられることができるように、革新的な教育を学生に経験させ、リーダーシップとコミュニケーションスキルや人間力も上げながら、学生のポテンシャルを最大限に発揮させることをミッションに掲げているカーネギーメロン大学。ノーベル賞受賞者も輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がカーネギーメロン大学を卒業しています。
名門私立大学のひとつとして長い歴史を持つカーネギーメロン大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
カーネギーメロン大学は、創設者Andrew CarnegieもMellon家もスコットランドの家系だったため、アメリカの大学ですが、スコットランドの伝統が残っています。
例えば、カーネギーメロン大学はスコティッシュテリアという種類の犬“Scotty”がマスコットとなっています。スコティッシュテリアは、熱心で、機敏で知的という特徴があり、決意が固く、思慮深いという気質があります。また、見た目も力強く機敏なので、大学のマスコットとして選ばれたそうです。
また、カーネギーメロン大学のマーチングバンドであるKiltie Bandは、スコットランドの民族衣装であるキルトを着て演奏します。Kiltie Bandは、1908年にたった7名で始めたバンドでしたが、今は100人以上のメンバーが在籍し、フットボールの試合の時や、冬休みや春にコンサートを開催して演奏しています。大学の1年に一度の最大イベントであるSpring Carnivalでも演奏します。音楽の経験さえあれば、オーディションなしでメンバーにはなれるようなので、興味があればぜひ参加してください。
入学できたら、ぜひスコットランドの文化にも触れながら楽しい時間を過ごしてみてくださいね。
このように歴史あるカーネギーメロン大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参考:https://athletics.cmu.edu/athletics/mascot/about
https://athletics.cmu.edu/athletics/kiltieband/index
アメリカで歴史のある名門私立大学のひとつとして、学生たちが潜在能力を発揮して研究や教育だけでなく創造性や起業家精神を育み革新的影響を社会にもたらすことができるように導いてきたカーネギーメロン大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているカーネギーメロン大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来世界の発明家や芸術家と一緒に勉強したり、もちろん自らが世界に変革をもたらす研究者や事業家となるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
カーネギーメロン大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。