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スイス連邦工科大学ローザンヌ校|TOEFL・IELTS スコア

スイス連邦工科大学ローザンヌ校

Route Cantonale, Lausanne, 1015, Switzerland

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 32位

概要

スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、1969年にスイスのローザンヌに創立された国立大学です。もともとは、1953年にÉcole spéciale de Lausanneという名前の私立大学として設立され、最初は11人の生徒しかいませんでしたが、最終的にはスイス連邦政府の管理の下、スイス連邦工科大学ローザンヌ校となり、今は1万人以上の生徒がこの大学で勉強しています。スイス連邦工科大学ローザンヌ校はエンジニアと自然科学に特化した世界有数の工科大学です。メインキャンパスはレマン湖の近くにあるため、完全に水力発電となっています。なお、上のキャンパスの写真に写っている建物は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校ロレックス・ラーニング・センターで、生徒の学習スペースとなっていますが、この建物は日本の有名な建築ユニットSANAAが設計しました。

 

Times Higher Educationによると、2020年のスイス国内ランキングでは2位、世界ランキングでは38位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、Education, Research, Innovationをミッションとして掲げています。スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、目まぐるしく変わる世界に適用する力をつける教育を提供し、ユニークで能力の高い研究センターを構え、経済的価値を作る技術革新や起業を促すことで、世界に大きな影響を与えてきました。

 

大学院は、全部で約105のプログラムを提供しており、基本的には、工学や自然科学に特化しています。そのため、工学、コンピューターサイエンス学、化学などで高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約80%ほどです。

 

ヨーロッパを代表する工科大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に最先端の研究施設と教育環境を提供してきたスイス連邦工科大学ローザンヌ校。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.2
ACT* N/A
IELTS N/A
TOEFL/iBT N/A
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 38位
学費+生活費* $ 23,452/年
合格率* 80%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/swiss-federal-institute-of-technology-lausanne-epfl-/ib-requirement

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/ecole-polytechnique-federale-de-lausanne

 

大学院で必要とされる英語力


 
スイス連邦工科大学ローザンヌ校の学生は約59%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

ただし、Civil EngineeringとArchitectureについては、英語の授業もありますが、コースについていくためには、フランス語の理解が求められます。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校はTOEFLやIELTSなどの英語のスコアの提出は必須ではありませんが、合格のためには良いスコアを提出することで合格の可能性が高まります。また、入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

世界有数のヨーロッパを代表する国立大学であり、最先端の教育環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるスイス連邦工科大学ローザンヌ校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

参考元:

https://www.epfl.ch/education/master/study-programs-structure/programs-overview/

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。スイス連邦工科大学ローザンヌ校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・履歴書

・学位の証明書(日本語英語両方)

・成績証明書(日本語英語両方)

・自己推薦文

・推薦状

・テストスコア(TOEFLまたはGREスコア。オプショナル)

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Your resumé (curriculum vitae)
  • Copy of your University degree(s), if already available.
  • Complete transcripts from each university you have attended
  • A statement of purpose
  • Recommendation letters
  • TOEFL or GRE scores (recommend)

参考元:

https://www.epfl.ch/education/admission/admission-2/master-admission-criteria-application/online-application/

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:11月15日〜12月15日または12月16日〜翌4月15日
  • 合格発表の期間:12月15日までに提出した場合―4月上旬

4月15日までに提出した場合―6月末

出願書類の提出期限は毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特にスイスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、スイス連邦工科大学ローザンヌ校は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://www.epfl.ch/education/admission/admission-2/master-admission-criteria-application/

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校の合格率


 
常に時代の変化に合わせて最先端の学びの場を提供し、さまざまな分野で世界に貢献してきたスイス連邦工科大学ローザンヌ校の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。

優秀なだけでなく、革新的な研究をできるような好奇心の多く探究心がある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがスイス連邦工科大学ローザンヌ校の合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

スイス連邦工科大学ローザンヌ校の学費は他の国よりも安めに設定されています。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約 CHF 1460 (1 CHF=113円換算:約17万円)とされていて、スイスでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約634万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

参考元:

https://www.epfl.ch/education/studies/en/rules-and-procedures/study-taxes/tuition-fee-other-fees/

 

奨学金

スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

①Excellence Fellowships

大学学部以上の学位で優秀な成績をおさめ、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の大学院修士号への入学予定者向けの奨学金

https://www.epfl.ch/education/studies/en/financing-study/grants/excellence-fellowships/

 

②Swiss Government Excellence Scholarships

スイス連邦工科大学ローザンヌ校の大学院博士号に入学予定の留学生で研究実績のある方向けの奨学金

https://www.epfl.ch/education/studies/en/scholarships-confederation/

 

参考元:

https://www.epfl.ch/education/studies/en/financing-study/grants/

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

世界有数の工科大学として革新的な教育・研究を提供し、世界に適用できる教育、研究提供し革新的な技術等で世界に貢献することをミッションに掲げているスイス連邦工科大学ローザンヌ校。世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がスイス連邦工科大学ローザンヌ校を卒業しています。

 

  • André Borschberg(ソーラーインパルスプロジェクト創設者 / 1976年 機械工学修士号(MS)取得)
  • Jean-Daniel Nicoud(光学式エンコーダー等搭載コンピューターマウスの発明 / 1976年 物理学博士号(PhD)取得)
  • Aart de Geus(Synopsys Inc.創設者 / 1978年電気工学修士号(MS)取得)
  • Martin Vetterli(前スイス国立科学財団国立研究評議会長 / 1986年 電気工学博士号(PhD)取得)
  • Francesco Mondada(ロボット工学者 / 1997年 マイクロ工学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

世界的な名門工科大学の一つとして名高いスイス連邦工科大学ローザンヌ校には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校はさまざまな科学プロジェクトに参画してきました。その一つが、ソーラーインパルスプロジェクトです。


https://www.linkedin.com/pulse/my-ups-downs-solar-impulse-bertrand-piccard

 

ソーラーインパルスプロジェクトは、太陽エネルギーのみを利用して航空機で世界を一周するという壮大なプロジェクトです。このプロジェクトは2003年に始まり、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で研究が始まりました。試験飛行を重ね、2012年に初の大陸間飛行を成功させました。その後、2015年からソーラー・インパルス2が世界一周に向けて飛行を開始し、途中で修理に10ヶ月ほど要したこともありましたが、2016年までの16ヶ月で、ようやく念願の世界一周に成功しました。この飛行の成功は、世界のエネルギー消費を削減し地球温暖化を防ぐ技術を象徴するものとなりました。なお、この飛行期間中は、2人のパイロットが操縦していましたが、次の目的地までは一人で操縦しなければならないため、睡眠は最高連続20分しか眠れず断続的に睡眠をとったり、機内が狭かったため、操縦席が同時に便座にもなる設計になっていたりと、とても過酷な飛行だったそうです。

 

この他にもスイス連邦工科大学ローザンヌ校は、Human Brain Projectにも参画してきました。これはテクノロジーを通じて脳の生態学的な理解を深め、コンピューター上に脳を作り出すというプロジェクトで、2013年に始まりました。スイス連邦工科大学ローザンヌ校がコーディネーターとなりEUが出資している10年計画の大プロジェクトです。まだまだ進行中のプロジェクトですが、これからどんどん脳の解明が進むかもしれませんね。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、このように多様なプロジェクトに関わりながら最先端の研究を行っています。入学したら是非ここでしかできない研究や勉強をしてみてください。

 

世界中から優秀な生徒が集まってきた歴史あるスイス連邦工科大学ローザンヌ校には、さまざまな最新テクノロジーを使った取り組みがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの最新技術に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

まとめ

世界でも評価されている工科大学のひとつとして、最先端の教育研究を提供し、多くの発明家や、スイスだけでなく世界で活躍する人たちを生み出してきたスイス連邦工科大学ローザンヌ校。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の優秀な人々と最先端の研究や事業に関わることができるスイス連邦工科大学ローザンヌ校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、革新的な発明家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界で活躍する研究者や事業家になるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校への留学を目指しているみなさんへ


 
スイス連邦工科大学ローザンヌ校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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