LIBERTY独自ランキング
RANKING
Grabengasse 1, Heidelberg, Baden-Württemberg, 69117, Germany
LIBERTYトップ100大学ランキング52位
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクは、1386年にドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルクに創立された公立大学で、ローマ教皇ウルバヌス6世の命令によりループレヒト1世によって設立されました。神聖ローマ帝国時代に設立されたドイツ最古の大学であり、近代の科学的精神医学、薬学、環境物理学、社会学などはこの大学の教授陣により初めて導入されました。哲学のゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、社会学のマックス・ヴェーバー、文芸学のフリードリヒ・グンドルフ、社会哲学のユルゲン・ハーバーマスなどの著名人が教授として活躍していました。現在もヨーロッパでトップクラスの大学として高い評価を得ています。
Times Higher Educationによると、2020年のドイツ国内ランキングでは3位、世界ランキングでは44位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクは、“Always open”(常にオープンでいること)をモットーとして掲げ、個々人や考え方に対してオープンマインドの精神を重視し、現在や未来の世代のために知識を生み出し、広めてきました。その結果、多くのノーベル賞受賞者や政治リーダーなど、あらゆる分野で大きく変わりゆく世界において社会の問題の解決に貢献する人たちを輩出してきました。たとえば、研究者たちは、分光法の発明やセシウム、ルビジウムの発見などをしてきました。
大学院は、全部で約20の英語プログラムを提供しており、特に物理学、医学、神経科学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は毎年約79%ほどです。
ヨーロッパを代表する名門公立大学のひとつとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたルプレヒト・カール大学ハイデルベルク。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.2 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 6.5 | |
TOEFL/iBT | 80 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 44位 | |
学費+生活費* | $13,640 /年 | |
合格率* | 79% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/heidelberg-university/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/heidelberg-university-0)
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの学生は約18%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にドイツ語とされていますが、いくつか英語で提供されるプログラムがあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
American studies
アメリカ研究 |
90 かつ 各項目22 |
7.0 かつ 各項目6.5 |
Anthropology
人類学 |
80 | 6.5 |
Biomedical Engineering
生物医学工学 |
92 かつ 各項目21 |
6.5 かつ 各項目6.0 |
Computational Linguistics
コンピュータ言語学 |
72 | 5.5 |
Economics
経済学 |
90 | 6.5 |
International Health
国際健康学 |
92 | 6.5 |
Molecular Biosciences
分子生物科学 |
90 | 6.5 |
Health Informatics
保健情報学 |
90 | 6.5 かつ 各項目5.5 |
参考元:
(https://www.uni-heidelberg.de/en/study/all-subjects?study_finder–2506–filter-field_subject_shapes=31)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
ヨーロッパにおいて最古の大学のひとつであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるルプレヒト・カール大学ハイデルベルクに入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインまたは郵送で出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクも基本的にはオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
しかし、郵送の出願しか認めていないプログラムもありますので、出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
・学位の証明書
・成績証明書(必要単位数を満たしているか確認します)
・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
・志望理由書
・履歴書
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(American Studiesウェブサイトの「Admission」ページ参照:
https://www.hca.uni-heidelberg.de/ma/admission.html)
提出期限
•出願書類の提出期限:3月15日〜6月15日まで
•合格発表の期間:記載なし
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にドイツに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクは志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://www.uni-heidelberg.de/en/study/all-subjects?study_finder–2506–filter-field_subject_shapes=31)
ドイツ最古の名門大学として世界最高水準の教育・研究環境を提供することはもちろんのこと、斬新な発想をもって世界の近代化を促進し、常にオープンであることで新しい価値観を受け入れながら成長して世界に貢献してきたルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、オープンマインドで大きく変わる世の中に順応しながら社会の問題を解決することができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの合格への近道となります。
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクは、基本的にEU圏外の学生でも授業料を無料にしています。
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの1年間の学費は、大学院の場合、€0〜€14,100 (1€=125円換算:約0円〜177万円)とされていて、セメスター費(年間約40万円)とドイツでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約480万円〜834万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://www.uni-heidelberg.de/en/study/international-studies/studying-heidelberg/financing-your-studies)
奨学金
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクは、留学生向けの奨学金の制度がありません。しかし、他の機関からの奨学金があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
(https://www.uni-heidelberg.de/en/study/international-studies/studying-heidelberg/financing-your-studies)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
最高水準の教育・研究を提供し、人類や自然に関するあらゆる知識を広め、現在だけでなく未来の世代の利益のために知識を生かすことができる人材育成をミッションに掲げているルプレヒト・カール大学ハイデルベルク。ノーベル賞受賞者をはじめ、世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がルプレヒト・カール大学ハイデルベルクを卒業しています。
ドイツを代表する名門公立大学のひとつであるルプレヒト・カール大学ハイデルベルクには、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクがあるハイデルベルクの最も有名な歴史的建造物として、ハイデルベルク城があります。ハイデルベルク城は、ドイツで最も有名な城址の一つであり、城自体は13世紀ごろに建てられたとされています。ハイデルベルク城には、いくつかの宮殿があり、最初に建築された宮殿がフリードリヒ館です。この建物を建設して居住していたフリードリヒ4世は、ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの歴史学とオリエンタル学を導入したと言われています。
また、ハイデルベルク城には、ドイツの詩人として有名なゲーテの記念碑やゲーテとマリアンネのベンチがあります。ゲーテはハイデルベルクを何度も訪れており、ゲーテの小説にもハイデルベルクについて記載があります。1919年、ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクの教授などが、西東詩集の出版100周年記念にこのゲーテとマリアンネのベンチの建築を提案したと言われています。
他にも、ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクやハイデルベルク市にはさまざまな伝統や歴史的建造物があります。
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクに入学したら、ぜひ勉強だけでなく、さまざまなところに訪れてドイツの文化にも触れてみてくださいね。
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるルプレヒト・カール大学ハイデルベルクには、さまざまな伝統やイベントがたくさんあります。入学したら、是非ドイツの伝統にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参照:https://www.schloss-heidelberg.de/erlebnis-schloss-garten/schloss-garten/gebaeude/friedrichsbau
https://www.rnz.de/kultur-tipps/kultur-regional_artikel,-vor-25-jahren-grosse-gaesteschar-auf-der-goethe-bank-_arid,364242.html
ドイツ最古の名門公立大学のひとつとして、最先端の教育研究を提供し、新しい学問を生み出したり、多くのノーベル賞受賞者など、歴史的人物や世界で活躍する人たちを生み出してきたルプレヒト・カール大学ハイデルベルク。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に専門性の高い人々と勉強や研究するルプレヒト・カール大学ハイデルベルクで学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者や学者などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ルプレヒト・カール大学ハイデルベルクをはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。