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【LIBERTY大学紹介】香港科技大学|TOEFL・IELTS スコア

香港科技大学

Clear Water Bay, Kowloon, Hong Kong

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 48位

概要

香港科技大学は、1991年に香港政庁が香港の西貢区に創立した公立大学です。大学で学んだ者たちが香港の経済力を上げるための目的でテクノロジーとビジネスに力を入れた大学として設立されました。1991年の設立からものすごいスピードで成長し、世界各国の名門大学や企業と提携したりしながら、最先端の研究をすることができる大学として世界中から留学生が学びに来ます。また、教授や講師の外国籍比率も75%と大変高いのも特徴的です。キャンパスも、クリアウォーターベイ半島の北部にあり、大学からの海の眺めが綺麗です。

 

Times Higher Educationによると、2020年の香港内ランキングでは2位、世界ランキングでは47位となっています。また、2020年のYoung Universityランキングでは1位となりました。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

香港科技大学は、“to advance learning and knowledge through teaching and research, particularly:

– in science, technology, engineering, management and business studies; and

– at the postgraduate level;

And to assist in the economic and social development of Hong Kong.”(化学、技術、工学、経営、ビジネスにおいて、大学院のレベルで教育と研究を通して学びや知識を深めること、および、香港の経済的社会的発展を助長すること)をミッションとして掲げ、大学は、強力な国際的影響力と地域貢献を実現してきました。また、Can-do Spiritを重視し、学生たちが起業家精神や創造性を養いながら、変革やリスクを恐れずに困難な問題に挑戦することができるように導いてきました。このようなミッションの下で勉強した学生たちは、科学やビジネスの分野で活躍し、世界に変革をもたらしてきました。

 

大学院は、全部で約100のプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に経営学や工学の分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約35%ほどです。

 

アジアを代表する公立大学のひとつとして、世界中から来る多くの学生に最先端の研究施設と教育環境を提供してきた香港科技大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.2
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 80
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 47位
学費+生活費* $ 20,386/年
合格率* 35%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/hong-kong-university-of-science-and-technology-hkust

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/hong-kong-university-science-and-technology

https://collegedunia.com/hong-kong/college/716-the-hong-kong-university-of-science–technology-hong-kong/admission

 

大学院で必要とされる英語力


 
香港科技大学の学生は約31%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、英語で行われている主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Aeronautical Engineering

航空工学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Artificial Intelligence

人工知能学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Big Data Technology

ビッグデータテクノロジー学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Biotechnology

バイオテクノロジー学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Business Administration

経営学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Chemistry

化学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Computer Science and Engineering

コンピューターサイエンス工学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Economics

経済学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Environmental Engineering and Management

環境工学マネジメント

80 6.5 かつ

各項目5.5

Finance Technology

金融テクノロジー学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Global China Studies

国際中国研究

100

 

7.0 かつ

各項目5.5

Information Technology

情報技術学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Nano Science and Technology

ナノサイエンステクノロジー学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Physics

物理学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Public Policy

公共政策学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Social Science

ソフトウェア工学

80 6.5 かつ

各項目5.5

Sustainable Energy and Environment

持続可能なエネルギー・環境学

80 6.5 かつ

各項目5.5

参考元:

https://pg.ust.hk/prospective-students/admissions/admission-requirements

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

成長著しく、最先端の教育環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくる香港科技大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。香港科技大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

香港科技大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・卒業・成績証明書

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

・公的試験のスコア(GREやGMATなど)

・ID(パスポートなど)

・推薦者名

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Official Transcripts and Degree Certificates
  • Proof of English Proficiency
  • Public Exam Score Reports
  • Identity Document

参考元:

https://pg.ust.hk/prospective-students/admissions/documents-required

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:11月13日〜翌3月18日頃
  • 合格発表の期間:2月7日〜5月29日頃

 

出願書類の提出期限はコースによって異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特に香港に在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、香港科技大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://pg.ust.hk/prospective-students/admissions/admission-timeline

 

香港科技大学の合格率


 
最先端の教育、研究の場を提供し、難しい問題にも果敢に取り組んで大きく成長してきた香港科技大学の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。

優秀なだけでなく、起業家精神と革新的な考えを持ち、どんな課題にも臆することなく挑戦し、困難な問題も乗り越えることができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することが香港科技大学の合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

香港科技大学は公立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。

香港科技大学の1年間の学費は、大学院の場合、HK$ 42,100〜HK$ 608,400 (1HK$=13円換算:約55万円〜790万円)とされていて、香港での生活費(居住と生活費で年間で約250万円)も含めると2年間で約610万円〜2080万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://pg.ust.hk/prospective-students/scholarship-fees/fees-and-other-financial-assistance

 

奨学金

香港科技大学には、国や北京市からの留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

① Postgraduate Studentship

香港科技大学入学予定の優秀な学生向けの奨学金

https://pg.ust.hk/prospective-students/scholarship-fees/generous-scholarship

 

 

② Hong Kong PhD Fellowship Scheme

香港科技大学入学予定の優秀な博士課程進学予定の学生向けの奨学金https://pg.ust.hk/prospective-students/scholarship-fees/hong-kong-phd-fellowship-scheme

 

参考元:

https://sfao.ust.hk/page.php?i=128

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

著名な卒業生

最先端の教育と研究を行い、様々な課題に意欲を持って取り組んで国際社会に大きな影響を与えることができる人材の育成をミッションに掲げている香港科技大学。世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人が香港科技大学を卒業しています。

 

  • Frank Wang(DJI 創設者 / 2006年電気・コンピューター工学修士号(MPhil)取得)
  • Warren Lee(ピアニスト / 2012年経営学修士号(MBA)取得)
  • Guo Guangchang(Microsoftシニアソフトウェアエンジニア / 2013年 工学修士号(MS)取得)
  • Chit Yan Shum(Tech Cubie共同創設者 / 2014年投資マネジメント学修士号(MSc)取得)
  • Terry Tsang(Ernst & Youngの中国起業家賞受賞 / 2018年 経営学修士号(MBA)取得)

 

トリビア

起業家精神を大事にしている香港科技大学には、同校らしい取り組みがたくさんあります。

 

香港科技大学では、毎年HKUST-SINO ONE MILLION DOLLAR ENTREPRENEURSHIP COMPETITIONという起業をしたい香港科技大学の学生や卒業生や教職員などが起業したい内容をプレゼンテーションして優勝を目指して争うコンペティションが開催されます。このコンペは、香港科技大学の学生たちが研究や学習の経験を生かして、新しいビジネスを生み出したり、起業家としての新たな人生を踏み出したりできるようにという思いから始まり、2001年から毎年開催され、2020年は150を超えるチームが参加しました。

このコンペで表彰されるとスタートアップするための賞金がもらえるので、表彰されると起業の夢がグッと現実化します。なんと優勝すると10万HKD(約135万円)もらえます。

2020年は、今後の生物医学への適応やより柔軟な試験環境を可能にする新しいハイドロゲルを作ったチームが優勝しました。準優勝したのは、癌手術の際に、癌細胞が完全に除かれたか確認することができる技術を編み出したチームでした。どのチームもレベルが高くて、これからの未来をより明るくする技術の開発などがどんどん進みそうですね。

 

香港科技大学は、他にもこのように起業を促進するイベントなどがたくさんあります。入学したら是非さまざまなイベントやコンペに参加してみてくださいね。

 

このように世界中から優秀な生徒が集まってきた歴史ある香港科技大学には、最新鋭の成長著しい大学独自の取り組みがたくさんあります。入学したら、ぜひ大学独自の取り組みに積極的に参加しながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参考:https://onemilliondollar.ust.hk/

https://www.ust.hk/news/entrepreneurship/hkust-sino-one-million-dollar-entrepreneurship-competition-2020-puts

 

まとめ

まだ歴史は浅いながらも急成長している大学として世界に大きなインパクトを与えている香港科技大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の起業家精神やチャレンジ精神のある優秀な人々と香港科技大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、世界の問題を解決する発明者や起業家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界で活躍する研究者や起業家になるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

 

香港科技大学への留学を目指しているみなさんへ


 
香港科技大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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