LIBERTY独自ランキング
RANKING
3400 N. Charles Street, Baltimore, MD 21218
LIBERTY トップ 100 大学ランキング 12位
ジョンズ・ホプキンス大学は、1876年にアメリカのメリーランド州ボルティモアに設立された私立の研究大学です。起業家かつ奴隷制度廃止運動家であるジョンズ・ホプキンス氏による700万ドルもの寄付により設立されました。
2020年度のアメリカの大学ランキング、世界ランキング共に12位となっています。
参考元:
https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states
ジョンズ・ホプキンス大学は、アメリカの中で研究大学の草分け的存在であり、他のどの学術研究機関よりも研究に投資をしています。教育か研究どちらかではなく、教育と研究の融合こそが必要と考え、世界をよくするための研究、教育をミッションとして掲げている大学です。
大学院は9つの学部に分けられており、ボルティモア以外にもワシントンDC、イタリア、中国などにもキャンパスがあります。その中でも、医学、看護、公衆衛生学が有名で、世界最古の公衆衛生大学院はUSランキング1位を保っています。また、附属のジョンズ・ホプキンズ病院は世界でも非常に評価の高い病院です。どの学部も入学の際に求められるスコアの水準も非常に高く設定されており、合格率は毎年約11.5%ほどです。
参考元:
https://www.usnews.com/best-graduate-schools/johns-hopkins-university-162928/overall-rankings
リベラルアーツが主要だったアメリカの大学に新たな風を吹き込み、アメリカ最古の研究大学として古くから研究と教育双方に力を入れ、今もなお、数多くの発明と研究でより素晴らしい世界へ先導するジョンズ・ホプキンス大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.74 |
ACT* | 33-35 | |
IELTS | 7+ | |
TOEFL/iBT | 100+ | |
SAT* | 1450-1560 | |
アメリカ大学ランキング* | 12位 | |
世界大学ランキング* | 12位 | |
学費+生活費* | $71,901/年 | |
合格率* | 11.5% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/johns-hopkins-university
ジョンズ・ホプキンス大学の生徒は19%が外国籍の出身であり、約50か国の国々から優秀な生徒が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な学科の英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Biology
生物学 |
100 | 7.0 |
Business Administration(MBA)
経営学 |
100 | 7.0 |
Chemistry
化学 |
100 | 7.0 |
Engineering
工学 |
100 | 7.0 |
Finance
金融学 |
100 | 7.0 |
International Affairs
国際関係学 |
100 | 7.0 |
Mathematics
数学 |
100 | 7.0 |
Medicine
医学 |
N/A | N/A |
Music
音楽 |
79 | 6.5 |
Nurse
看護学 |
100 | 7.0 |
Public Health
公衆衛生学 |
100 | 7.0 |
Teaching
教育学 |
100 | 7.0 |
参考元:
https://www.jhu.edu/admissions/graduate-admissions/
TOEFLはIBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業に付いていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
高度な研究と教育環境が整ったジョンズ・ホプキンス大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、その分入った後に思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ジョンズ・ホプキンス大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ジョンズ・ホプキンス大学の公式のHPに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式HPを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料($75-115程度)
・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)
・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)
・GRE(学科による。アメリカの大学院出願にあたって求められる共通試験です)
・推薦状(3通以上)
・エッセイ(自己推薦文)
・履歴書
注意
・ほかにも題目が与えられたEssayや今までの研究内容を提出する必要があるなど、各コースによって必要書類がかなり異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(「School of Education」ウェブサイトの「Admissions」ページ参照:https://education.jhu.edu/admission-financial-aid/admissions/admission-deadlines-requirements/)
提出期限
ジョンズ・ホプキンス大学は出願書類の提出期限がコースによって細かく設定されています。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ジョンズ・ホプキンス大学は学科によってEarly Decisionがあります。世界中から多くの優秀な研究者達が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目に止まるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
<各学部の出願情報サイト>
International studies: Master – https://sais.jhu.edu/admissions-aid/master-degrees-admissions
Doctor – https://sais.jhu.edu/admissions-aid/doctoral-program-admissions
Arts and Sciences: http://grad.jhu.edu/academics/programs/
Business: https://carey.jhu.edu/programs/admissions
Education: https://education.jhu.edu/admission-financial-aid/admissions/
Engineering: https://engineering.jhu.edu/graduate-admissions/how-to-apply/
Nursing: https://nursing.jhu.edu/admissions/index.html
Peabody: https://peabody.jhu.edu/audition-apply/application-requirements/
Public Health: https://www.jhsph.edu/admissions/how-to-apply/
世界最高水準の研究施設と教育環境で多くの発明や研究発表をし、世界をリードし続けるジョンズ・ホプキンス大学の合格率は約11.5%程度と非常に低いです。
新たな発明や研究結果を編みだせる人材や国際機関で活躍し、世界に貢献できる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがジョンズ・ホプキンス大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
ジョンズ・ホプキンス大学は私立大学ですので、留学生の学費は高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。
ジョンズ・ホプキンス大学の1年間の学費は約5万4000ドル($1=110円換算:約594万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1788万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最高の環境で研究等をすることができるように莫大な金額を投資している分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
奨学金
非常に高額の授業料が必要なジョンズ・ホプキンス大学ですが、残念ながら、ジョンズ・ホプキンス大学 による留学生向けの奨学金の制度はありません。ただし、入学後に経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合があります。また、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
https://finaid.jhu.edu/graduate-aid/types-of-aid/
アメリカの最初の研究大学として名実ともに最高の研究・教育を提供してきたジョンズ・ホプキンス大学。ノーベル賞受賞者も30名ほど輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がジョンズ・ホプキンス大学を卒業しています。
参考元:
https://www.jhu.edu/about/notable-alumni/
https://www.jhu.edu/research/milestones/nobel-prize-winners/
ジョンズ・ホプキンス大学には、研究施設が豊富な大学にふさわしい様々な言い伝えや伝統があります。
ホームウッドキャンパスの地下にスチームトンネルがありますが、そのスチームトンネルには通常、生徒は立ち入ることはできません。このトンネルは各建物に必要な物資を送るために作られたのですが、安全上のため、生徒がトンネルに入ることは認められていません。
https://www.jhunewsletter.com/article/2018/11/the-steam-tunnels-behind-our-underground-tradition
しかし、トンネルに入れないからこそ、多くの生徒を魅了してきました。突然変異したウサギがこのトンネルを占領しているという噂が流れ、多くの生徒が昔から目を盗んでトンネル内に入り、探検しました。そのためトンネル内には多くの生徒の落書きが残っているそうです。
今は、警備員と一緒にトンネルに入ることを許してもらえるようなので、勝手に入ることはやめましょう。勝手にトンネルに入ったところを捕まえられ、退学された人もいるそうです。
生徒のイマジネーションをかき立て、多くの噂で生徒を魅了してきた地下トンネルに入れる機会があるといいですね。
ほかにも、物理学部の建物の地下には隠れ研究ラボがあり、そこでは秘密裏に政府の機械が作動しているといった噂や、フロアから少し離れた、通常のドアよりも小さいドアがある建物の部屋は、モノポールの保管部屋になっているといった噂もあります。
入学してみたら、研究やリサーチの大好きな学生が集まったジョンズ・ホプキンス大学らしい、さまざまな言い伝えや伝統を是非ともたくさん見つけてみてください。
アメリカの研究大学でも一番古く、研究と教育の融合に力を入れ、多くの発明と研究により世界を発展させてきたジョンズ・ホプキンス大学。研究への投資が莫大で、限りない研究資料が整っているため、非常に優秀で研究熱心な生徒が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、ジョンズ・ホプキンス大学という、今までのアメリカのリベラルアーツ中心の大学に一石を投じ、研究設備の整った、教授陣のレベルも極めて高い大学で学ぶことができれば、高度な研究をしてきた世界中の優秀な方々と出会うことができます。将来はノーベル賞を受賞する方と一緒に勉強することができるかもしれませんね。
是非ともLibertyで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
【T. Arakawaさん】
リバティで『究極の基礎』を学び英語に自信が!TOE…
TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学院
T. Arakawaさん
ジョンズ・ホプキンス大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。