LIBERTY独自ランキング
RANKING
Oude Markt 13, Leuven, 3000, Belgium
LIBERTYトップ100大学ランキング73位
ルーヴェン・カトリック大学は、1425年にベルギーのルーヴェンに創立された公立大学で、ヨーロッパで現存する最古のカトリック大学です。もともとは、ブラバント公であるジャン4世や街の聖職者の支援のもとでローマ法王の勅令により設立されましたが、現在はカトリック教会からは独立した存在となっています。研究に力を入れ、ソーラー水素パネルを作ったり、毎年出願する特許数が多いことから、最も革新的な大学の一つとして高い評価を得ています。また、大学附属病院は、ヨーロッパを代表する病院として有名です。
Times Higher Educationによると、2020年のベルギー国内ランキングでは1位、世界ランキングでは75位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
ルーヴェン・カトリック大学は、“the Seat of Wisdom”(知恵の中心地)をモットーとして掲げ、研究大学としてさまざまな分野で研究ベースの教育を提供し、また、国際性を重視し、多くの海外の大学や研究施設と協業して、研究と教育のレベルを高めながら、ノーベル賞受賞者をはじめ、世界に大きな影響を与える人材を世界に排出してきました。
大学院は、全部で約150のプログラムを提供しており、特に医学、スポーツ関連、歯学、神学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学学部入学の平均合格率は毎年約73%と比較的高めです。
ヨーロッパで最も歴史のある格式高い大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたルーヴェン・カトリック大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.0 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 6.5 | |
TOEFL/iBT | 79 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 75位 | |
学費+生活費* | $ 10,885 /年 | |
合格率* | 73% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/ku-leuven)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/ku-leuven)
ルーヴェン・カトリック大学の学生は約15%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にオランダとされていますが、大学院で提供されるプログラムはほとんど英語で提供されており、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Bioinformatics
生物情報学 |
79 かつ 各項目19 |
6.5 かつ 各項目6.0 |
Biomedical Sciences
生物医学科学 |
100 かつ 各項目20 |
7.0 かつ 各項目6.5 |
Business Administration(MBA)
経営学 |
94 | 7.0 |
Forensic Odontology
法歯学 |
79 | 6.5 |
Law
法学 |
100 | 7.0 |
Mathematics
数学 |
94 かつ Reading: 19 Listening: 18 Speaking: 19 Writing: 21 |
7.0 かつ Reading: 6.5 Listening: 18 Speaking: 19 Writing: 21 |
Philosophy
心理学 |
100 かつ 各項目20 |
7.0 かつ 各項目6.0 |
Sports Ethics and Integrity
スポーツ倫理・インテグリティ学 |
80 かつ 各項目19 |
6.5 かつ 各項目5.5 |
Theology and Religious Studies
神学・宗教学 |
79 | 6.5 |
参考元:
(https://www.kuleuven.be/english/admissions/lang/lang-test)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
ヨーロッパで最古の大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるルーヴェン・カトリック大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインまたは郵送で出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ルーヴェン・カトリック大学も基本的にはオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。ルーヴェン・カトリック大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
しかし、郵送の出願しか認めていないプログラムもありますので、出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Applicationウェブサイトの「Requested Documents」ページ参照:
https://www.kuleuven.be/english/application/requesteddocuments)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にベルギーに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ルーヴェン・カトリック大学は世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://onderwijsaanbod.kuleuven.be//opleidingen/e/
https://www.kuleuven.be/english/application/instructions)
最も革新的な大学の一つとして世界最高水準の教育・研究環境を提供し、数多くの研究や発明を通して世界に貢献してきたルーヴェン・カトリック大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、未来志向で創造性のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがルーヴェン・カトリック大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
ルーヴェン・カトリック大学の1年間の学費は、大学院の場合、約€960〜9,000 (1€=125円換算:約12万円〜113万円)とされていて、ベルギーでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約424万〜626万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる中で、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://icts.kuleuven.be/apps/tuitionfees/)
奨学金
ルーヴェン・カトリック大学は、留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
MASTER MIND SCHOLARSHIPS
ルーヴェン・カトリック大学院入学予定の優秀な修士課程志望者向けの奨学金
https://www.kuleuven.be/scholarships/en/other/master-mind-scholarships
参考元:
(https://www.kuleuven.be/scholarships/en/@@search?tagfilter=open&Subject%3Alist=Bachelor&Subject%3Alist=Master&Subject%3Alist=Other&Subject%3Alist=Phd&portal_type%3Alist=News+Item)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
最高水準の教育・研究を提供し、洞察力、探究心、クリティカルな物の見方で社会に貢献することができる人材育成をミッションに掲げているルーヴェン・カトリック大学。ノーベル賞受賞者をはじめ、世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がルーヴェン・カトリック大学を卒業しています。
ヨーロッパ最古の大学の一つであるルーヴェン・カトリック大学には、同校らしい歴史がたくさんあります。
ルーヴェン・カトリック大学は、学校が始まる9月と2学期目の始まりの2月に毎年オープニングセレモニーをします。そして、その2月のセレモニーは守護聖人の日(Patron Saint’s Day)を祝うことになっています。その守護聖人とは聖母マリアのことを指しています。Patron Saint’s Dayのセレモニーでは、毎年名誉博士号を取得した方々をお祝いします。
聖母マリアは設立当初から大学の守護聖人として校章にも描かれています。通常、フランス革命以前のキリスト教系の大学の守護聖人はペテロですが、大学の設立日が聖母マリアの誕生日のお祝いの日とほぼ同じだったこともあり、聖母マリアはルーヴェン・カトリック大学にとって欠かせない存在になりました。
Patron Saint’s Dayはいわゆる聖燭節と言われ、大学があるフランドル地方では、パンケーキを焼くことが伝統となっているそうです。聖燭節という名前の通り、通常はキャンドルが行列をなしますが、大学では、礼服を着た教授たちの行列を見ることができます。
ルーヴェン・カトリック大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなく、ベルギーやヨーロッパの歴史や芸術にも触れてみてくださいね。
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるルーヴェン・カトリック大学には、ベルギーやカトリックの文化を感じられる機会がたくさんあります。入学したら、是非ベルギーの大学生らしい、刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参照:https://www.kuleuven.be/communicatie/congresbureau/english/corporate-events-1/patron-saints-day/history.html
https://www.kuleuven.be/communicatie/congresbureau/oude-versies/english-old/corporate-events/patronsaintsday
ベルギーで格式ある名門大学として、最先端の教育研究を提供し、数多くのノーベル賞受賞者をはじめとする革新的な人材を生み出して社会全体の発展に貢献してきたルーヴェン・カトリック大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に創造性の高い変革を好む学生と勉強や研究するルーヴェン・カトリック大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、世界に変革をもたらす研究者などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ルーヴェン・カトリック大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。