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ペンシルベニア州立大学|TOEFL・IELTS スコア

ペンシルベニア州立大学

201 Old Main, University Park, Pennsylvania, 16802, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング90位

概要

ペンシルベニア州立大学は、1855年にペンシルベニア州ステートカレッジに創立された州立大学です。もともとは、農業高校として設立されましたが、現在は、アメリカ最大級のキャンパスを有し、ランドグラント大学として財政面で支援を受けながらさまざまな分野の教育研究をする州立大学となっています。特に理系の分野に強いことで人気を有しており、理系の分野においてはアイビーリーグに引けを取らない高い評価を得ています。スポーツも大変盛んで、フットボールやバレーボールの強豪校として有名です。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは105位、世界ランキングでは78位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ペンシルベニア州立大学は、“to include teaching, research, and public service in many academic disciplines.”(多くの学術で教育、研究、公的奉仕を行うこと)をミッションとして掲げ、発明志向で協業的で分野を超えた研究と学術によって、人間と経済の発展、国際的理解、あらゆる分野における知識を応用していく専門的実践力の強化を行い、世界に貢献してきました。
 
ペンシルベニア州立大学の大学院は、全部で約160のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に工学、心理学、地質学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約75.9%ほどです。
 
名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中の人々の生活水準を上げることができる人材を育成してきたペンシルベニア州立大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.59
ACT* 23-30
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 80
SAT* 1070-1310
アメリカ大学ランキング* 105位
世界大学ランキング* 78位
学費+生活費* $ 54,026年
合格率* 75.9%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/pennsylvania/pennsylvania-state-university-main-campus/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/penn-state-main-campus)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ペンシルベニア州立大学の学生は約15%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Architecture

建築学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Biomedical Sciences

生物医科学

80 かつ
Speaking: 19
N/A
Biology

生物学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Business Administration (MBA)

経営学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Criminology

犯罪学

80 かつ
Speaking: 19
N/A
Computer Science

コンピューターサイエンス学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Economics

経済学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Engineering

工学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Economics

経済学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
English

英語学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Geoscience

地球科学

80 かつ
Speaking: 19
N/A
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

88 6.5
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

No minimum score required No minimum score required
Mathematics

数学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Medicine

医学

N/A N/A
Nursing

看護学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Physics

物理学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Psychology

心理学

79 かつ
Writing: 21
Reading: 19
6.5 かつ
Writing: 6.5
Reading: 6.5
Public Health

公衆衛生学

80 かつ
Speaking: 19
6.5
Sociology

社会学

80 かつ
Speaking: 19
N/A
Statistics

統計学

80 かつ
Speaking: 19
N/A

 
参考元:
(https://gradschool.psu.edu/graduate-admissions/how-to-apply/new-applicants/requirements-for-graduate-admission/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
名門州立大学の一つであり、人気大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるペンシルベニア州立大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ペンシルベニア州立大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ペンシルベニア州立大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Transcripts
  • English proficiency test

 
(大学院ウェブサイトの「Requirements for Graduate Admission」ページ参照: https://gradschool.psu.edu/index.cfm/graduate-admissions/how-to-apply/new-applicants/requirements-for-graduate-admission/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月1日〜翌年5月31日頃(学科による)
  • 合格発表の期間:12月1日〜翌年7月31日頃(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ペンシルベニア州立大学は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ペンシルベニア州立大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://gradschool.psu.edu/index.cfm/graduate-admissions/how-to-apply/new-applicants/requirements-for-graduate-admission/)
 

ペンシルベニア州立大学の合格率


 
さまざまな分野で分野間の垣根を越えながら、社会にとって価値のある知識で世界に貢献できるよう尽力してきたペンシルベニア州立大学の合格率は、大学院の場合、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、平均約38%です。
 
優秀なだけでなく、諦めずに課題に取り組むことができるリーダーを求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがペンシルベニア州立大学の合格への近道となります。
 
参考元:
(https://gradschool.psu.edu/graduate-admissions/statistics-on-graduate-study-at-penn-state/)
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ペンシルベニア州立大学は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
ペンシルベニア州立大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約38,198〜43,800ドル($1=110円換算:約420〜482万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1440〜1564万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(http://tuition.psu.edu/tuitiondynamic/tabledrivenrates.aspx?location=up#up-NonPA)
 
奨学金
 
ペンシルベニア州立大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
(https://gradschool.psu.edu/graduate-school-funding/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
さまざまな分野で知識を習得し、その知識を使って世界に貢献してきたペンシルベニア州立大学。以下の方々のように、多くの著名人がペンシルベニア州立大学を卒業しています。

  • John Call Cook(地球物理学者、地中レーダーの分野を確立 / 1951年 地球物理学博士号(PhD)取得)
  • Jef Raskin(マッキントッシュ開発の立ち上げ / 1967年 コンピューターサイエンス学修士号(MS)取得)
  • Francisco Sagasti(ペルー大統領 / 1970年 経営工学修士号(MSc)取得)
  • Jigme Thinley(前ブータン大統領 / 1976年公共政策学修士号(MPA)取得)
  • Shawn Domagal-Goldman(NASA研究宇宙科学者 / 2007年 宇宙生物・地質学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
名門州立大学の一つとして長い歴史を持つペンシルベニア州立大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 

 
ペンシルベニア州立大学には、毎年White Out gameと呼ばれるフットボール試合があります。White Out gameのときは、ペンシルベニア州立大学の応援席の人たちは、白い服を着て応援します。この伝統は、2004年から始まりました。何か大学が一つに団結できるためには同じ色の服を着るのが良いのではないかということで、白い服を着ることになったそうです。翌年のWhite Out gameに、ライバルであるオハイオ大学に劇的な勝利を挙げ、またスタジアムの来場者数も当時の史上2番目だったことから、White Out gameがペンシルベニア州立大学の勝利に貢献したとして、伝統として確実なものになりました。通常、1年で最も重要で夜に開催される試合がWhite Out gameとなります。この時は花火も打ち上がります。
 

 
なお、白い服を着るのは観客だけで、選手は青いユニフォームを着用します。この理由は、一つは選手と観客のコントラストがあることで、選手の姿が目立つためで、もう一つは、白を着る場合は相手のチームの許可が必要になってしまうためだそうです。
 
ペンシルベニア州立大学はスポーツもとても強くさまざまなスポーツの試合があるので、入学できたら、ぜひ勉強の合間に試合観戦してみてください。そして、このWhite Out gameの時は白い服を着てスタジアムで応援してくださいね。
 
他にも歴史あるペンシルベニア州立大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参考:https://onwardstate.com/2017/09/11/on-the-importance-of-the-white-out-game/
https://www.pennlive.com/pennstatefootball/2019/10/why-doesnt-penn-state-wear-white-uniforms-for-its-all-stadium-whiteout-game.html
 

まとめ

アメリカで歴史のある州立大学の1つとして、あらゆる分野で活躍するリーダーたちを輩出してきたペンシルベニア州立大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているペンシルベニア州立大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来有名な研究者や世界のリーダーと一緒に勉強したり、もちろん自ら勉強や研究により得た知識で世界に名を馳せる存在になるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ペンシルベニア州立大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ペンシルベニア州立大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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