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【LIBERTY大学紹介】ソルボンヌ大学|TOEFL・IELTS スコア

ソルボンヌ大学

21 Rue de l'Ecole-de-Medecine, Paris, 75006, France

LIBERTYトップ100大学ランキング70位

概要

ソルボンヌ大学は、2018年にフランスのパリに創立された公立大学で、パリソルボンヌ大学とピエール・マリー・キュリー大学などが合併して設立されました。もともとは、1257年にルイ9世の宮廷付説教師であるロベール・ド・ソルボンが貧しい俗世聖職者のために学ぶ場を提供するためにソルボンヌ学寮を立てたことに起因します。そのため、合併前の各大学の歴史も長く、フランスを代表する大学の一つとして高い評価を得ています。ソルボンヌ大学は、人文学、科学・工学、医学の3つに分かれています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のフランス国内ランキングでは2位、世界ランキングでは80位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ソルボンヌ大学は、“With a firm determination to create greater interdisciplinarity, it works to develop concrete solutions for major social issues and ensure the academic influence of Sorbonne University.”(より学際性を生み出すことを堅く決意し、主要な社会問題に対する具体的な解決策を発展させ、ソルボンヌ大学の学術的影響力を強固にすること)をミッションとして掲げ、パリという中心地において、学生たちが学んだ内容を発展することができるように注力してきました。また、フランスだけでなく世界の産業機関や大学などと提携したり、デジタルやAIの研究に力を入れたりして、世界の変化に対応しながら世界レベルで影響力のある大学を目指しています。
 
大学院は、全部で30以上のプログラムを提供しており、特に数学、現代文学、物理学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は公表されていません。
 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたソルボンヌ大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* N/A
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 90
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 80位
学費+生活費* $ 250 /年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://studyabroad.shiksha.com/france/universities/paris-sorbonne-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/sorbonne-university)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ソルボンヌ大学の学生は約20%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にフランス語とされていますが、英語で提供されるプログラムが7ほどあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Cloud and Network Infrastructure

クラウド・ネットワーク構造学

90 かつ
Writing: 22
その他の項目: 21
6.5 かつ
各項目6.0
Computational Mechanics

コンピューター力学

記載なし 記載なし
Computer Science: Bioinformatics and Modeling

コンピュータサイエンス: 生命情報・モデリング学

記載なし 記載なし
DIGIT International Program

DIGITインフォメーションプログラム

90 かつ
Writing: 22
その他の項目: 21
6.5 かつ
各項目6.0
From fundamental molecular biosciences to biotherapies

基礎分子生物科学・バイオセラピー学

80 (CEFR level B2) 6.5 (CEFR level B2) 
Paris Physics Master

物理学

記載なし 記載なし
Visual Computing and Communication

ビジュアルコンピューティング・コミュニケーション学

90 かつ
Writing: 22
その他の項目: 21
6.5 かつ
各項目6.0

 
参考元:
(https://www.sorbonne-universite.fr/en/programs-english)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
パリの歴史ある公立大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるソルボンヌ大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、他のヨーロッパの大学と提携しているプログラムもありますし、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ソルボンヌ大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ただし、プログラムによってウェブサイトから出願する方法だけでなく、メールで出願書類を送る方法もあるので、出願を考え始めたら、まずは各プログラムの公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 学位の証明書
  • 成績証明書(必要単位数を満たしているか確認します)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 履歴書
  • 志望理由書
  • 身分証明書(パスポートのコピー)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Degree Certificate/Diploma
  • Transcript 
  • Proof of English Proficiency
  • Curriculum Vitae
  • A letter of motivation
  • Proof of Identity

 
(International master «From fundamental molecular biosciences to biotherapies»ウェブサイトの「Application」ページ参照:
http://master.bmc.sorbonne-universite.fr/_resources/INTERNATIONAL%2520MASTER/formulaires/application_form.doc?download=true)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:2月3日〜7月13日まで(学科による)
  • 合格発表の期間:出願書類受領後4〜8週間以内学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にフランスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ソルボンヌ大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.sorbonne-universite.fr/en/programs-english)
 

ソルボンヌ大学の合格率


 
パリの名門大学が合併して学生が魅力を感じる教育・研究環境を提供してグローバルに活躍する学生を育て、世界の主要問題解決のために尽力しているソルボンヌ大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、起業家精神と世界の変化に対応できる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがソルボンヌ大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ソルボンヌ大学の1年間の学費は、大学院の場合、€350〜€14,000 (1€=125円換算:約5〜175万円)とされていて、フランスでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約410〜750万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.sorbonne-universite.fr/en/programs-english)
 
奨学金
 
ソルボンヌ大学は、留学生向けの奨学金の制度がありません。しかし、他の機関からの奨学金があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://lettres.sorbonne-universite.fr/vie-de-campus-0/bourses-et-aides)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
合併前から権威あるパリの公立大学の一つとして最高水準の教育・研究を提供し、学際性と国際性を高めてきたソルボンヌ大学。これまでノーベル賞をはじめ、世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がソルボンヌ大学を卒業しています。

  • Serge Haroche(ノーベル物理学賞 / 1971年物理学博士号(PhD)取得)
  • Gérard Mourou(ノーベル物理学賞 / 1973年 物理学博士号(PhD)取得)
  • Yann LeCun(チューリング賞 / 1987年 コンピューターサイエンス学博士号(PhD)取得)
  • Emmanuelle Charpentier(ノーベル化学賞 / 1992年生物化学・微生物・遺伝子学修士号(MS)取得)
  • Wendelin Werner(フィールズ賞 / 1993年 数学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つであるソルボンヌ大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
ソルボンヌ大学は、さまざまな方が科学などに触れ合うことができる様々な機会を提供しています。
 

 
たとえば、患者大学といって、慢性的な病気の患者の方々がその経験を生かしてその病気の専門性を身につけるコースを提供しています。このタイプのプログラムを始めた初めての大学で、このプログラムを通して患者さんたちは、社会隔離を無くしたり、生きがいを持ち始めたりするようになっているそうです。
 

 
他に、ソルボンヌ大学は、国立自然史博物館と協力して科学アンサンブルというプログラムを提供しており、市民の方々が科学に興味を持てるような取り組みを行なっています。例えば、科学者が、鳥がいつ、なぜ庭のところに行くのかを理解するために、市民の人々に庭にいる鳥を報告してもらうプロジェクトを立ち上げたりしています。
 

 
ソルボンヌ大学に入学したら、ぜひ学んだことを生かして、市民の方々にも役に立つ情報を提供するなどしてみてくださいね。
 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるソルボンヌ大学には、さまざまな取り組みがたくさんあります。入学したら、是非さまざまな取り組みやイベントに参加しながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://universitedespatients-sorbonne.fr/
https://www.science-ensemble.org/
 

まとめ

パリの由緒ある大学の1つとして、学部間の垣根を越えた教育研究を提供し、世界で起こっているさまざまな社会問題を解決することができる生徒を生み出してきたソルボンヌ大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、国際性と学際性の高いソルボンヌ大学で学ぶことができれば、大変刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ソルボンヌ大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ソルボンヌ大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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