LIBERTY独自ランキング
RANKING
1 Shields Avenue, California, 95616, USA
LIBERTYトップ100大学ランキング71位
カリフォルニア大学デービス校は、1905年にカリフォルニア州デービスに創立された州立大学です。もともとは、カリフォルニア大学バークレー校に農学部がありましたが、バークレーの土地が農業向きではなかったため、実践的な勉強ができる農学部として設立されました。その後、1952年にバークレー校から分立し、59年にカリフォルニア大学システムの一校となりました。現在は、さまざまな分野で世界を代表する研究型大学となっています。また、サステナビリティにとても力を入れており、サステナビリティ会議で賞を取るなどしています。
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは36位、世界ランキングでは55位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
カリフォルニア大学デービス校は、“To build a globally recognized, collaborative and interdisciplinary environment where scholars pioneer discoveries. ”(学生たちが率先して新たな発見をしていくことができるような、世界的に認知され協同的で学祭的な環境を用意すること)をビジョンとして掲げ、学生が最高の環境で勉強や研究をすることができるように尽力してきました。
カリフォルニア大学デービス校の大学院は、全部で約100のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に農学、獣医学の分野で高い評価を得ており、獣医学はUS Newsによると国内1位となっています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約38.9%ほどです。
名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中の人々の生活水準を上げることができる人材を育成してきたカリフォルニア大学デービス校。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.99 |
ACT* | 24-32 | |
IELTS | 7 | |
TOEFL/iBT | 80 | |
SAT* | 1170-1410 | |
アメリカ大学ランキング* | 36位 | |
世界大学ランキング* | 55位 | |
学費+生活費* | $ 65,689年 | |
合格率* | 38.9% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/california/university-of-california-davis/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-california-davis)
カリフォルニア大学デービス校の学生は約17%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低ライン |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Agricultural and Resource Economics
農業・天然資源経済学 |
80 | 7.0 |
Animal Behavior
動物行動学 |
80 | 7.0 |
Art
芸術学 |
90 | 7.0 |
Biological and Agricultural Engineering
生物・農業工学 |
80 | 7.0 |
Business Administration (MBA)
経営学 |
100 | 7.5 |
Chemistry
化学 |
80 | 7.0 |
Ecology
生態学 |
80 | 7.0 |
English
英語学 |
80 | 7.0 |
Environmental Policy and Management
環境政策マネジメント学 |
80 | 7.0 |
Food Science
食品科学 |
80 | 7.0 |
Law (LL.M.)
法学(LL.M.コース) |
88 | 6.5 |
Law (J.D.)
法学(J.D.コース) |
100 | N/A |
Mathematics
数学 |
80 | 7.0 |
Physics
物理学 |
80 | 7.0 |
Political Science
政治科学 |
80 | 7.0 |
Veterinary Medicine
獣医学 |
80 | 7.0 |
Viticulture and Enology
ブドウ栽培・ワイン醸造学 |
80 | 7.0 |
参考元:
(https://grad.ucdavis.edu/admissions/admission-requirements/test-score-requirements)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。また、TAとして働く場合は、TOEFL104点(Speaking26点)以上、IELTS 8.0以上必要となります。
名門カリフォルニア大学の一つであり、気候も良く自然にも恵まれているため人気大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるカリフォルニア大学デービス校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。カリフォルニア大学デービス校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
カリフォルニア大学デービス校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(大学院ウェブサイトの「Admission Requirements」ページ参照: https://grad.ucdavis.edu/admissions/admission-requirements/international-applicants)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、カリフォルニア大学デービス校は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、カリフォルニア大学デービス校はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://grad.ucdavis.edu/admissions/programs-and-deadlines)
学生の熱意や創造性を促す教育を提供してきたカリフォルニア大学デービス校の合格率は、大学院の場合、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。
優秀なだけでなく、やり手で変化を生み出したり問題を解決することができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがカリフォルニア大学デービス校の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
カリフォルニア大学デービス校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
カリフォルニア大学デービス校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約28,700ドル($1=110円換算:約315万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1230万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://financeandbusiness.ucdavis.edu/student-resources/tuition-fees/graduate)
奨学金
カリフォルニア大学デービス校は、いくつかのfellowshipがあり、出願と同時にその奨学金の対象となります。また、学部によって奨学金がもらえる場合もありますし、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
また、博士号コースの場合は、Nonresident Supplemental Tuition(カリフォルニア州在住ではない学生が払う授業料)が免除になります。
参考元:
(https://grad.ucdavis.edu/financial-support)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
なんでも自発的に行動し、世界に変革をもたらし、世界の様々な問題を解決する学生を世に送り出してきたカリフォルニア大学デービス校。以下の方々のように、多くの著名人がカリフォルニア大学デービス校を卒業しています。
名門州立大学の一つとして長い歴史を持つカリフォルニア大学デービス校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
キャンパスがとても広いカリフォルニア大学デービス校には、Unitransというバスシステムがあります。1960年代にデービスの市と大学のキャンパス間の輸送手段として、導入されました。運転手はすべて学生だそうです。ロンドンの2階建てのバスを使用していますが、近年は、2階建てではないバスも増えてきています。このバスの乗客の多くは学生ですが、デービス市の色々な場所に行けるので、市民にも重宝されています。
また、バスのほかに半数近くの学生が自転車をキャンパス間の移動のために使用しています。大学側もキャンパスのグリーン化を目指しているため、学生の自転車利用を推奨しており、自転車専用レーンを作ったり、セキュリティの高いラックを作ったりするなどして、自転車フレンドリー大学として金賞を受賞したことがあります。
カリフォルニア大学デービス校はとても広いキャンパスとなっているので、入学できたら、ぜひ勉強の合間に自転車などを利用してキャンパスや市内を散策してみてください。
他にも歴史あるカリフォルニア大学デービス校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参考:https://davisdowntown.com/parking-transportation/unitrans/
https://www.ucdavis.edu/news/platinum-award-adds-campuss-bike-friendly-status
アメリカで歴史のあるカリフォルニア大学の1つとして、環境に配慮した広いキャンパスで、学生たちが変革に果敢にチャレンジする積極性を持ってさまざまな分野の問題の解決策を提示してきたカリフォルニア大学デービス校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているカリフォルニア大学デービス校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来有名な研究者と一緒に勉強したり、もちろん自らこの世界に変化をもたらす世界のリーダーとなるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
カリフォルニア大学デービス校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。