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【LIBERTY大学紹介】グラスゴー大学|TOEFL・IELTS スコア

グラスゴー大学

East Quadrangle, Glasgow, Lanarkshire, G12 8QQ, United Kingdom

LIBERTYトップ100大学ランキング95位

概要

グラスゴー大学は、1451年にスコットランドのグラスゴー市に創立された公立大学です。500年を超える歴史のあるヨーロッパ最古の大学の一つです。グラスゴー大学は、1451年に、スコットランド国王ジェームス2世が、オックスフォード大学とケンブリッジ大学に対抗することができる大学の設置を希望したことから、ローマ教皇ニコラウス5世の認可を得て、もともと神学大学として創立されました。イギリスで最初に工学部が設立された大学でもあり、産業革命に多大な貢献をしました。現在は、幅広い分野において世界トップレベルの評価を受けています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のイギリス国内ランキングでは11位、世界ランキングでは99位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
グラスゴー大学は、“The World-Changing University”(正解を変える大学)をビジョンとして掲げ、世界を変える人たちのコミュニティを作り上げ、学生たちがさまざまな知識を発見し、分かち合うことによって世界を変えることをミッションとしています。そのおかげで、アダム・スミス、ジェームス・ワットなど、歴史上の世界を変える重要人物を多く輩出してきました。
 
大学院は、全部で約100を超えるプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に医学部、物理学部、生物学部の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は毎年約74%ほどです。
 
イギリスを代表する公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたグラスゴー大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.5
ACT* N/A
IELTS 7
TOEFL/iBT 100
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 99位
学費+生活費* $ 37,120 /年
合格率* 74%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/university-of-glasgow)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-glasgow)
 

大学院で必要とされる英語力


 
グラスゴー大学の学生は約38%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Bioinformatics

生命情報学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Business Administration (MBA)

経営学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Cardiovascular Science

循環器科学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
English Literature

英文学

100 かつ
Writing 27;
Speaking 23;
Reading 24;
Listening 24
7.0 かつ
各項目7.0
Epidemiology

疫学

95 かつ
Writing 22;
Speaking 23;
Reading 22;
Listening 21
7.0 かつ
各項目6.5
History

歴史学

95 かつ
Writing 24;
Speaking 22;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.5
Human Rights & International Politics

人権、国際政治学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Immunology

免疫学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Microbiology

微生物学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

92 かつ
Writing 24;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
6.5 かつ
各項目6.5
Physics and Astronomy

宇宙物理学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Public Health

公衆衛生学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0
Veterinary Medicine

獣医学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 19;
Reading 20;
Listening 19
6.5 かつ
各項目6.0

 
参考元:
(https://www.gla.ac.uk/postgraduate/taught/
https://www.gla.ac.uk/postgraduate/research/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
英語圏最古の大学の一つとして多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるグラスゴー大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。グラスゴー大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
グラスゴー大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位証明書(日本語英語両方)
  • 成績証明書(日本語英語両方)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 推薦文
  • パスポートのコピー

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Degree certificate(s)
  • Academic transcript(s)
  • Evidence of your English language ability
  • Reference letter
  • A copy of the photo page of your passport

 
(Postgraduate Studyウェブサイトの「HOW TO APPLY FOR A TAUGHT DEGREE」ページ参照:
https://www.gla.ac.uk/postgraduate/apply/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:6月下旬(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にスコットランドに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、グラスゴー大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.gla.ac.uk/postgraduate/apply/)
 

グラスゴー大学の合格率


 
世界を変える大学をビジョンとして掲げ、世界最高水準の教育・研究環境を提供し、500年以上の歴史の中で世界を変える発明等をする学生たちを世に輩出してきたグラスゴー大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、変化を恐れない、目的をしっかりと持った人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがグラスゴー大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
グラスゴー大学は公立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。
グラスゴー大学の1年間の学費は、大学院の場合、約£ 19,350〜£ 39,000 (1£=135円換算:約262万円〜527万円)とされていて、スコットランドでの生活費(居住と生活費で年間で約150万円)も含めると2年間で約824万円〜1354万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.gla.ac.uk/postgraduate/taught/
https://www.gla.ac.uk/postgraduate/research/
https://www.gla.ac.uk/study/studentlife/costofliving/)
 
奨学金
 
グラスゴー大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://www.gla.ac.uk/scholarships/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
古代の大学の一つとして長きにわたり学生に最高水準の教育・研究を提供し、世界に変化をもたらす人材の育成を目指しているグラスゴー大学。さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がグラスゴー大学を卒業しています。

  • John Boyd Orr(ノーベル平和賞 / 1914年医学博士号(MD)取得)
  • A. J. Cronin(医者、小説家 / 1925年 医学博士号(MD)取得)
  • Donald Dewar(スコットランドの最初の大統領 / 1961年 歴史学修士号(MA)取得)
  • Andrew Neil(ジャーナリスト、The Spectator and GB News会長 / 1971年政治経済・政治科学修士号(MA)取得)
  • Katherine Grainger(オリンピック金メダリスト / 2001年 医療法・医療倫理学修士号(MPhil)取得)

 

トリビア

 
500年以上の歴史があるグラスゴー大学には、同校らしい言い伝えがたくさんあります。
 
グラスゴー大学のグラスゴー大学の紋章は、聖ケンティガーン(聖ムンゴ)の伝説を描いており、そこに、学びを意味する本と大学の杖が追加されています。リボンにラデン語で記載されている大学のモットー「Via、Veritas、Vita」は「道、真実、人生」という意味です。杖は大学としての尊厳の象徴であり、銀の柄に金とエナメルの六角形の頭があります。
 

 
聖ケンティガーンの生涯の物語は曖昧であり、多くの伝説があります。その中で、一般的に受け入れられている内容としては、彼は6世紀初頭、フォース湾の北岸にあるカルロスで、カンブリアの王子であるウリエンの息子と、ロシアン王の娘であるテニューの息子として生まれました。彼は聖サーフ修道院でケルト教会の司祭として教育を受け、訓練を受けました。ケンティガーンという名前は「高貴な主」という意味ですが、聖サーフは彼のことがとても好きだったので、「私の親愛なる友人」を意味するムンゴと呼んだことから、聖ムンゴとも呼ばれるようになりました。。聖ケンティガーンは訓練を終え、ファーガスという聖人の家に行きました。ファーガスは到着した夜に亡くなったので、聖ケンティガーンは聖ファーガスを主が定めた場所に運んで埋葬するように命じました。そして、聖ケンティガーンは、その主が定めた場所に教会を設立し、この場所を最愛の緑の場所という意味を表す「グラスグ」と呼びました。そのため、この地は、グラスゴーという地名になり、教会はグラスコーのシンボルであるグラスゴー大聖堂に発展したそうです。
 

 
そして、紋章に描かれている鳥ロビンは、聖ケンティガーンが生き返らせたと言い伝えられており、ロビンが乗っている木については、この木の凍った枝を使って、聖ケンティガーンの祈りによって火を起こしたと言い伝えられています。また、下に描かれている鮭は、リングを口に咥えていますが、これは王から王女へプレゼントしたリングがなくなった時に聖ケンティガーンから最初に川から釣れた魚を持ち帰るように弟子に伝えて、その弟子が持って帰ってきた鮭の口の中からリングを見つけてあげたという伝説があります。また、右側のベルは、聖ケンティガーンが持っていたベルとされています。
 
聖ケンティガーンは、グラスゴーの守護聖人として、グラスゴー大学も見守っているのかもしれませんね。
 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるグラスゴー大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非さまざまな文化にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://universitystory.gla.ac.uk/coat-of-arms/
https://universitystory.gla.ac.uk/biography/?id=WH0169&type=P
 

まとめ

500年以上変化を続ける英語圏最古の大学の一つとして、最先端の教育研究を提供し、あらゆる分野で世界に変化をもたらす人たちを生み出してきたグラスゴー大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、変化を恐れない目的をしっかり持った世界中の優秀な人々と勉強や研究するグラスゴー大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界的リーダーと一緒に勉強したり、もちろん世界を変える発明家や事業家などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

グラスゴー大学への留学を目指しているみなさんへ


 
グラスゴー大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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