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イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校|TOEFL・IELTS スコア

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校

901 West Illinois Street, Urbana, Illinois, 61801, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング61位

概要

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、1868年にイリノイ州のアーバナとシャンペーンに創立された州立大学で、イリノイ大学の旗艦校となっています。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のキャンパスには、250を超える建物があり、広大なキャンパスとなっており、図書館は世界の公立図書館の中でも最大級の所蔵があります。また、もともと農業や工業の促進のために州が建てた大学ということもあり、LEDやスーパーコンピューターなどの工学系の発明がなされてきました。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは47位、世界ランキングでは48位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、“to enhance the lives of citizens in Illinois, across the nation and around the world through our leadership in learning, discovery, engagement and economic development.”(学び、発見、雇用、経済発展におけるリーダーシップを通してイリノイ州だけでなく国を越えて世界の人々の生活を高めること)をミッションとして掲げ、ノーベル賞受賞者やさまざまな発明をした研究家など、人間のより良い生活のために貢献する人材を輩出してきました。
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院は、全部で100を越えるプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に工学、コンピューターサイエンス学、情報学、会計学、心理学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約62.2%ほどです。
 
名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中のさまざまな背景を持っている優秀な人材を育成してきたイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.79
ACT* 26-32
IELTS 7.5
TOEFL/iBT 103
SAT* 1200-1460
アメリカ大学ランキング* 47位
世界大学ランキング* 48位
学費+生活費* $ 46,672年
合格率* 62.2%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/illinois/university-of-illinois-at-urbana-champaign/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-illinois-urbana-champaign)
 

大学院で必要とされる英語力


 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の学生は約24%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Accountancy

会計学

103 7.5
Biochemistry

生物化学

96 かつ
Speaking: 22
N/A
Business Administration(MBA)

経営学

103 7.5
Chemistry

化学

103 かつ
Speaking: 24
7.0 かつ
Speaking: 8.0
Reading, Listening, Writing: 6.0
Computer Science

コンピューターサイエンス

103 かつ
Speaking: 22
7.5
Economics

経済学

103 7.5
Engineering

工学

103 7.5
Library and Information Science

図書・情報科学

104 かつ
各項目25
7.5 かつ
各項目7.5
Journalism & Media

ジャーナリズム・メディア学

103 7.5
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

80 6.5
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Mathematics

数学

103 かつ
Speaking: 20
7.5
Philosophy

哲学

100 N/A
Physics

物理学

103 7.5
Psychology

心理学

103 7.5

 
参考元:
(https://grad.illinois.edu/admissions/instructions/04c
https://grad.illinois.edu/admissions/depts)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
アメリカの名門州立大学として評価の高い人気大学のため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 志望動機書
  • 履歴書
  • 推薦状
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • GREスコア
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Personal Statement
  • Resume/CV
  • Letters of reference
  • Transcripts
  • GRE scores
  • English Language Proficiency test scores

 
(Chemistryウェブサイトの「Graduate Admissions」ページ参照:https://chemistry.illinois.edu/admissions/graduate-admissions)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:秋学期 11月15日〜翌4月1日頃 春学期 9月15日〜10月15日頃(学科による)
  • 合格発表の期間:提出期限から1〜3ヶ月後(学科による)

出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://grad.illinois.edu/admissions/depts)
 

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の合格率


 
世界中の人々のより良い生活のために貢献することをミッションとして掲げているイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
 
優秀なだけでなく、将来は人間がより幸せに生活することができるように世界に良いインパクトを与えられるリーダーシップのある人材を集めているので、それに繋がるバックグラウンドや経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の合格への近道となります。
 
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約31,634ドル($1=110円換算:約348万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1296万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://illinois.edu/about/facts.html#facts-graduate)
 
奨学金
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://grad.illinois.edu/prospective/funding)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 
 

著名な卒業生

 
アメリカの名門州立大学として、長年、人々の生活の向上に繋がる発明等をする人材を育て、世界に貢献してきたイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校。以下の方々のように、多くの著名人がイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校を卒業しています。

  • Wendell Meredith Stanley(ノーベル化学賞 / 1929年 化学博士号(PhD)取得)
  • Rosalyn Sussman Yalow(ノーベル生理学・医学賞 / 1945年 物理学博士号(PhD)取得)
  • George Crumb(作曲家、ピューリッツァー賞受賞 / 1952年 音楽学修士号(M.Mus)取得)
  • Jack Welch(前General Electric CEO / 1960年化学工学博士号(PhD)取得)
  • Barry Leon Bearak(ジャーナリスト、ピューリッツァー賞受賞 / 1974年ジャーナリズム学修士号(MS)取得)

 

トリビア

 
アメリカの名門州立大学の一つとして長い歴史を持つイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、もともとChief Illiniwekというイリノイ州にいるインディアンをモチーフにしたマスコットがいました。Chief Illiniwekは2007年までアメリカンフットボールやバスケットボールの試合のハーフタイムにパフォーマンスをしてきたこともあり、学生にとっては大学のシンボルとして大きな存在でした。
 

 
しかし、2006年にNCAA(全米学生スポーツ協会)がインディアンのイメージをスポーツにおいて使用するには当該インディアンの許可が必要となりましたが、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校はPeoria族の許可を得ることができませんでした。
 
そこで、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は、新しい大学の公式マスコットを検討しており、2020年10月現在では、belted kingfisherが新しいマスコットが最有力候補となっています。
 

 
このbelted kingfisherのデザインは、Spencer Hulseyという学生によるもので、彼女はたくさんの鳥たちを見て育ったため、なんとなく大学のサブレディットに落書きしたところ、大きな反響があり、大学の新しいマスコットの候補となったそうです。
 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校はこれからマスコットが変わることにより、新たな伝統も出てくるかと思いますので、入学できたら、ぜひ勉強の合間に試合の応援に参加して勉強のストレスを発散してくださいね。
 
このように歴史あるイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参考:https://dailyillini.com/opinions/2020/04/21/opinion-chief-illiniwek-remains-embedded-in-ui-history/
https://dailyillini.com/news/2020/09/22/university-senate-endorses-kingfisher-mascot-in-landslide-vote/
 
 

まとめ

 
歴史のあるアメリカ名門州立大学の1つとして、世界で活躍するノーベル賞受賞者やピューリッツァー賞受賞者を始めとする世界的リーダーを数多く輩出してきたイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来有名なノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、もちろん自ら世界中の人々のより良い人生に貢献することができる発明家などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校への留学を目指しているみなさんへ


 
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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