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ミシガン大学アナーバー校|TOEFL・IELTS スコア

ミシガン大学アナーバー校

915 E. Washington Street, Ann Arbor, MI 48109 USA

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 17位

概要

ミシガン大学アナーバー校は、1817年にミシガン準州(現ミシガン州)デトロイトに創立された、米国で最も歴史のある公立大学です。1837年、同校のキャンパスは現在のアナーバー市に移設されました。ミシガン大学は、アナーバー校の他に、ディアボーン校、フリント校がありますが、一般に「ミシガン大学」(U-M)という場合にはミシガン大学アナーバー校のことを指し、他の2校は、ミシガン大学のRegional Campusesと位置付けられています。ミシガン大学アナーバー校は、パブリック・アイビーと称される世界有数の名門公立大学の一つとして、UCバークレーやUCLAなどと共に高い評価を得ています。

 

2020年のアメリカの大学ランキングでは27位、世界ランキングでは21位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-michigan-ann-arbor

 

ミシガン大学アナーバー校は、“preeminence in creating, communicating, preserving and applying knowledge, art, and academic values, and in developing leaders and citizens who will challenge the present and enrich the future””(知識、芸術、学問的価値を創造し、伝え、保護し、応用すること、また、既存にチャレンジを挑み未来を豊かにすることができるリーダーや市民を育てることにおける卓越性)をミッションとして掲げ、最初は小さな大学でしたが、その開拓精神で、あらゆる分野を網羅し、様々な分野で活躍するリーダーを輩出してきた歴史があります。卒業生団体は全米一位の人数となっているほどです。また、ミシガン大学アナーバー校はアメリカンフットボールの名門校として全米の大学で最大のスタジアム「ミシガン・スタジアム」を有しているなど、スポーツ校としても大変有名です。

 

大学院は、全部で120以上のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に社会学分野における評価が高く、アメリカ大学院社会学部ランキングで1位になっています。更に、アメリカの中でも特に研究費に投資している大学であり、特に医学・工学の分野での研究で投資し、世界に貢献してきました。また、宇宙飛行士も輩出しており、ジェミニ4号とアポロ15号は、クルーのすべてがミシガン大学または同大学院で学位を取得した飛行士でした。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準も非常に高く設定されており、合格率は毎年約23%ほどです。

 

 

あらゆる分野において世界に貢献する人材を育ててきたミシガン大学アナーバー校。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.82
ACT* 30-34
IELTS 6.5+
TOEFL/iBT 84
SAT* 1330-1510
アメリカ大学ランキング* 27位
世界大学ランキング* 21位
学費+生活費* $ 72,724/年
平均奨学金* $ 16,408/年
合格率* 22.8%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-michigan-ann-arbor

 

大学院で必要とされる英語力


 
ミシガン大学アナーバー校の生徒は約40%が外国籍の出身であり、様々な国から優秀な生徒が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な学科の英語力のボーダーラインは以下の通りです。

 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Anthropology

人類学

100 N/A
Architecture

建築学

100 7.0
Astronomy

宇宙学

84 6.5
Business Administration(MBA)

経営学

100 7.0
Chemical Engineering

化学工学

100 7.0
Computer Science and Engineering

コンピューターサイエンス工学

100 N/A
Data Science

データサイエンス学

84 6.5
Dental Hygiene

歯科衛生学

84 6.5
Education

教育学

84 6.5
English and Education

英語教育学

106 N/A
Kinesiology

運動科学

84 6.5
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

100 7.0
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Mathematics

数学

84 6.5
Nursing

看護学

94 7.0
Philosophy

心理学

84 6.5
Public Health

公衆衛生学

100 N/A
Public Policy

公共政策学

84 6.5
Social Work

社会福祉学

100 7.0
Sociology

社会学

84 6.5
Urban and Regional Planning

都市地域計画学

100 7.0

参考元:

https://rackham.umich.edu/admissions/applying/tests/

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSスコアを認めていない学部もあるので、気をつけましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

アイビーリーグの一つであり、研究や勉強に集中できる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるミシガン大学アナーバー校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ミシガン大学アナーバー校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

ミシガン大学アナーバー校の公式HPに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式HPを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料($90)

・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)

・GRE(学科によりGMATまたはLSATも可。大学院出願にあたって求められる共通試験です)

・推薦状

・志望理由書・履歴書

・自己推薦文

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • $90 non-refundable application fee
  • Official Transcripts
  • English Language Requirements
  • Graduate Record Examination Scores
  • Letters of recommendation
  • Statement of Purpose / Resume
  • Personal Statement

(都市計画学部ウェブサイトの「Apply」ページ参照: https://taubmancollege.umich.edu/urbanplanning/admissions/apply/master-urban-and-regional-planning-murp)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月31日〜3月30日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:11月15日〜5月8日頃(コースによる)

 

出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ミシガン大学アナーバー校は学科によってEarly Decisionがあります。

特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、ミシガン大学アナーバー校は名門公立大学の一つとして世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://rackham.umich.edu/programs-of-study/

 

ミシガン大学アナーバー校の合格率


 
あらゆる分野を網羅し、さまざまな分野からリーダーを輩出してきたミシガン大学アナーバー校の合格率は約23%程度となっています。

優秀なだけでなく、チャレンジ精神のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがミシガン大学アナーバー校の合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

ミシガン大学アナーバー校は公立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。

ミシガン大学アナーバー校の1年間の学費は約48,532ドル($1=110円換算:約535万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1670万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

 

奨学金

ミシガン大学アナーバー校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はほとんどありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。ただし、入学後に経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合があります。また、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

参考元:

https://finaid.umich.edu/graduate-students/

 

 

著名な卒業生

数多くの分野で世界最高峰の教育・研究制度を兼ね備え、多くの学生が大学で得た知識を世界に広げることをミッションに掲げているミシガン大学アナーバー校。ノーベル賞受賞者も多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がミシガン大学アナーバー校を卒業しています。

 

  • George Bernard Dantzig(数理科学者、シンプレックス法の開発 / 1938年 数学修士号(MS)取得)
  • Stanley Cohen(ノーベル生理学・医学賞/ 1949年 生化学博士号(PhD)取得)
  • Samuel C. C. Ting(ノーベル物理学賞 / 1962年 物理学博士号(PhD)取得)
  • David Scott(宇宙飛行士、アポロ15号船長 / 1971年 宇宙科学名誉博士号(PhD)取得)
  • Robin Givhan(ワシントンポスト ファッション編集者、ピューリッツァー賞 / 1986年 ジャーナリズム学修士号(MA)取得)

 

参考元:

https://alumni.umich.edu/notable-alumni/

 

トリビア

アメリカの名門公立大学として長い歴史を持つミシガン大学アナーバー校には、歴史的な伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

ミシガン大学アナーバー校の中央キャンパスには、”Endover”という、高さ、幅ともに約4.5mの長さで約1トンもの重さがあるキューブ型の巨大な黒いオブジェがあります。このオブジェは、ミシガン大学アナーバー校の卒業生でもあるBernard “Tony” Rosenthalという彫刻家によって作られました。今では、大学だけでなく、アナーバー市にとっても待ち合わせスポットとなっています。

 

このオブジェはあまりに大きくて動かないように見えますが、実は、少し押せば回転します。アナーバー市にこれを輸送するためのトラックのサイズに合わせてこの大きさになったそうです。このオブジェには、学長が毎朝自分のオフィスに向かう際に、「大学での物事が全てうまく回っていく」という願掛けを込めてEndoverを回しているという言い伝えがあります。


https://arts.umich.edu/museums-cultural-attractions/the-cube-endover/

実はこのオブジェはニューヨークとマイアミにもあります。本当は、ニューヨークに置いてあるオブジェもアナーバー市に持っていく予定でしたが、他の学生がこのオブジェの権利をもらってしまい、アナーバー市に動かすことができなくなってしまったそうです。

 

このオブジェを倣ってか分かりませんが、数年前にミシガン大学アナーバー校の生徒と卒業生たち計7名が、工学部の建物の中に、頭脳ゲームで有名なゲームであるルービックキューブの巨大バージョンを作りました。約700kgもあるそうです。あまりに大きすぎて、一人で動かして遊ぶことができず、チームで解決していく必要があるため、協調性も養えるそうです。

 

ミシガン大学アナーバー校に入学できたら、キューブ型のオブジェを色々と楽しめそうですね。ぜひ入学したら話題性のあるオブジェ等を作ってみてください。

 

このように世界中から優秀な生徒が集まってきた歴史あるミシガン大学アナーバー校には、様々な伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

まとめ

歴史ある名門公立大学として、開拓精神とリーダーシップを重視した教育によりさまざまな分野のリーダーを輩出し、世界に貢献してきたミシガン大学アナーバー校。研究・教育設備にも投資しており、世界一の大学の一つとして高い評価を得ているため、非常に優秀な生徒が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、多くのノーベル賞受賞者、スポーツ選手、文化人なども輩出し、あらゆる分野でリーダーシップ精神のある生徒に溢れているミシガン大学アナーバー校で学ぶことができれば、世界中の優秀な方々とスポーツや文化にも触れながら刺激的に勉強することができます。

将来は、世界の歴史に残るような方々と一緒に勉強することができるかもしれませんね。

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

 

ミシガン大学アナーバー校への留学を目指しているみなさんへ


 
ミシガン大学アナーバー校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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