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ノースカロライナ大学チャペルヒル校|TOEFL・IELTS スコア

ノースカロライナ大学チャペルヒル校

174 Country Club Road, Chapel Hill, North Carolina, 27599, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング58位

概要

ノースカロライナ大学チャペルヒル校は、1789年にノースカロライナ州チャペルヒルに創立された州立大学で、アメリカの最古の州立大学と言われており、18世紀に唯一公的な機関として学位を授与した大学です。チャペルヒルは、人口の半分以上が大学関係者であり、また、研究や起業のハブとして、ローリーとダーラムの3つの市で研究トライアングルと呼ばれ、大学関連のスタートアップ企業は600を超えています。また、医学薬学の研究が盛んで多額の研究費を獲得して研究を進めていることでも大変評価の高い大学となっています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは33位、世界ランキングでは56位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ノースカロライナ大学チャペルヒル校は、“to serve as a center for research, scholarship, and creativity and to teach a diverse community of undergraduate, graduate, and professional students to become the next generation of leaders.”(研究、学術、創造性のための中心としての役割を担い、大学生、大学院生、専門的な学生たちが次世代のリーダーになる事ができる多様なコミュニティーに教育を提供すること)をミッションとして掲げ、学生たちが世界的リーダーになれるように、ノースカロライナ州の中心となり、最高の研究、教育環境を提供してきました。
 
ノースカロライナ大学チャペルヒル校の大学院は、全部で約180のプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に公衆衛生学、薬学、プライマリ・ケアの分野で高い評価を得ており、特に薬学はU.S. News & World大学院ランキングにおいて全米1位となっています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約22.7%ほどです。
 
名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中のさまざまな背景を持っている優秀な人材を育成してきたノースカロライナ大学チャペルヒル校。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 4.6
ACT* 29-33
IELTS 7
TOEFL/iBT 90
SAT* 1270-1480
アメリカ大学ランキング* 33位
世界大学ランキング* 56位
学費+生活費* $ 49,994年
合格率* 22.7%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/north-carolina/university-of-north-carolina-at-chapel-hill/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-north-carolina-chapel-hill)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ノースカロライナ大学チャペルヒル校の学生は約8%が外国の出身であり、ノースカロライナ州の住民に有利となっているため、留学生が入学するためには十分な対策が必要です。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Anthropology

人類学

90 7.0
Biology

生物学

90 7.0
Biological and Biomedical Sciences

生物・生物医学科学

90 7.0
Biomedical Engineering

生物医学工学

80 かつ
Listening, Reading, Writing: 18, Speaking: 20
N/A
Business Administration(MBA)

経営学

100 (Speakingは24以上が望ましい) 7.0 (Speakingは7.5以上が望ましい)
Chemistry

化学

90 7.0
Computer Science

コンピューターサイエンス

90 7.0
Dentistry

歯学

90 7.5
Information and Library Science

情報・図書館科学

90 7.0
Journalism & Media

ジャーナリズム・メディア学

105 7.5
Mathematics

数学

90 7.0
Nursing

看護学

90 かつ
Reading: 21;
Listening: 22;
Speaking: 25;
Writing: 22
7.0
Public Administration

公衆衛生学

90 7.0
Social Work

社会福祉学

90 7.0
Sociology

社会学

90 7.0

 
参考元:
(https://gradschool.unc.edu/admissions/instructions.html#toefl
https://gradschool.unc.edu/academics/degreeprograms/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
アメリカ最古の州立大学として評価の高い人気大学のため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるノースカロライナ大学チャペルヒル校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ノースカロライナ大学チャペルヒル校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ノースカロライナ大学チャペルヒル校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • O願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • GREまたはGMATスコア
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 推薦状
  • 志望動機書
  • 履歴書
    •  
      注意
      ・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
      ・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
      必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
       
      英語原文

      • Online Application
      • Application fee
      • Transcripts
      • Standardized test scores (GRE or GMAT)
      • English proficiency test
      • Current letters of recommendation
      • Statement of purpose
      • Resume/CV
        •  
          (大学院ウェブサイトの「Instructions for Graduate Applicants」ページ参照:https://gradschool.unc.edu/admissions/instructions.html)
           
          提出期限

          • 出願書類の提出期限:10月13日〜翌4月12日頃(学科による)
          • 合格発表の期間:1月11日〜6月7日頃(学科による)

           
          出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
          特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
           
          なお、ノースカロライナ大学チャペルヒル校は、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
           
          参考元:
          (https://gradschool.unc.edu/academics/degreeprograms/)
           

          ノースカロライナ大学チャペルヒル校の合格率


           
          学生の熱意や創造性を促す教育を提供してきたノースカロライナ大学チャペルヒル校の合格率は、大学院の場合、平均約31%となっています。コースやプログラムによって合格率は差がありますので、ウェブサイトで確認するようにしましょう。
           
          優秀なだけでなく、将来は世界的リーダーとして、社会を変革し、世界の大きな課題を解決する事ができる人材を集めているので、それに繋がるバックグラウンドや経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがノースカロライナ大学チャペルヒル校の合格への近道となります。
           
          参考元:
          (https://gradschool.unc.edu/about/data/student.html)
           

          学費と奨学金制度

          2年間の学費と生活費
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約31,242〜66,263ドル($1=110円換算:約344〜730万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1288〜2060万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
          なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
           
          参考元:
          (https://cashier.unc.edu/tuition-fees/)
           
          奨学金
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
           
          参考元:
          (https://gradschool.unc.edu/funding/gradschool/)
           
          その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
          民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
          大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
           

          著名な卒業生

          アメリカ最古の名門州立大学として、長年、世界で活躍する次世代のリーダーを育て、世界に貢献してきたノースカロライナ大学チャペルヒル校。以下の方々のように、多くの著名人がノースカロライナ大学チャペルヒル校を卒業しています。

          • H. R. McMaster(前国家安全保障問題担当大統領補佐官 / 1996年 アメリカ史学博士号(PhD)取得)
          • Francis Collins(アメリカ国立衛生研究所長 / 1977年 医学博士号(MD)取得)
          • C. Vann Woodward(歴史学者、ピューリッツァー賞受賞 / 1937年 歴史学博士号(PhD)取得)
          • William D. Johnson(前Pacific Gas and Electric Company社長兼CEO / 1982年法学博士号(JD)取得)
          • Nikole Hannah-Jones(ジャーナリスト、ピューリッツァー賞受賞 / 2003年ジャーナリズム・メディア学修士号(MA)取得)

           

          トリビア

          アメリカ最古の名門州立大学の一つとして長い歴史を持つノースカロライナ大学チャペルヒル校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
           
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校はバスケットボールの強豪校として大変有名で、これまでマイケル・ジョーダンなどの選手を輩出してきました。特に男子バスケットボールは強く、デューク大学と長年ライバル関係にあります。そして、デューク大学とのバスケットボールの試合に勝ったときは、数万人の学生たちが大学のFranklin Streetに集まって、ボンファイヤーをすることが伝統となっています。
           

           
          大学カラーが青色のため、多くの学生が青色のTシャツを着るなど、青色のものを身につけて集まるため、この時期は青色のTシャツやペインターがものすごく売れるそうです。
          ものすごい数の人が集まって盛り上がるので、汚れても良い格好で行った方が良さそうですね。
           
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校はバスケットだけでなく、フットボールの試合なども学生が一丸となって応援するビッグイベントとなっているので、入学できたら、ぜひ勉強の合間に試合の応援やボンファイヤーに参加して勉強のストレスを発散してくださいね。
           
          このように歴史あるノースカロライナ大学チャペルヒル校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
           
          参考:https://www.dailytarheel.com/article/2020/02/unc-basketball-couch-burning-duke-rivalry-franklin-street-students
           

          まとめ

          アメリカで最も歴史のある名門州立大学の1つとして、世界で活躍するリーダーたちやアスリートを数多く輩出してきたノースカロライナ大学チャペルヒル校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
          入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているノースカロライナ大学チャペルヒル校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
          将来有名なノーベル賞受賞者やスポーツ選手と一緒に勉強したり、もちろん自ら世界の大きな課題を解決することができる世界的リーダーとなるかもしれませんね。
          是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
           

          ノースカロライナ大学チャペルヒル校への留学を目指しているみなさんへ


           
          ノースカロライナ大学チャペルヒル校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
           
          現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
           
          いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
          なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
          目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
           
          さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
          日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
          LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
           
          ①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
          ②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
          ③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
           
          …ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
           
          またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
           
          その理由は主に2つあります。
           
          ①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
          一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
          その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
           
          LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
           
          ②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
          試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
           
          目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
          LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
           
          よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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