LIBERTY独自ランキング
RANKING
122 College Hall, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA 19104
LIBERTY トップ 100 大学ランキング 15位
ペンシルベニア大学(別名:Penn, U Penn)は、1740年にペンシルベニア州のフィラデルフィアに設立された私立大学です。アメリカ合衆国建国の父の一人として有名なベンジャミン・フランクリンらにより創設されました。アメリカがイギリスから独立する前に設立された大学の一つで、“university”という名前がアメリカで初めて付いた歴史ある大学です。
2020年のアメリカの大学ランキングでは4位、世界ランキングでは11位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states)
ペンシルベニア大学は、聖職者のためだけでなく、生活や社会貢献のために必要なスキルを身につけることが出来る高度な教育方針を掲げ、“Well done is better than well said.”(良い言葉より良い行いの方が勝る。)というベンジャミン・フランクリンの信念が今でもペンシルベニア大学で生きています。Laws Without Morals are Useless(良識のない法は無益である)をモットーとして掲げており、実学を重視しています。
大学院は12の学部に分けられており、医学部とビジネススクールはアメリカで最古の学部で今も大変高い評価を得ており、ビジネススクールであるウォートン・スクール (Wharton School) MBAはハーバードMBAと並び全米ランキング1位を誇る名門です。経営学や医学以外にも法律学や教育学などの分野に力を入れています。また、入学の際に求められるスコアの水準はどの学部も非常に高く設定されており、合格率は毎年約8%ほどです。
参考元:
(https://www.usnews.com/best-colleges/university-of-pennsylvania-3378)
また、この大学はアイビーリーグ (Ivy League*) と総称される名門私立大学の一校にも属しています。
*ペンシルベニア大学以外にアイビーリーグに属する大学は以下の6校:
Yale、Cornell、Princeton、Columbia、Harvard、Dartmouth
アイビーリーグの1つとして、実践的な知識と教養を身につけた生徒たちはCEOになっている人数も多く、名実ともに評価を得ているペンシルベニア大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.9 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 7+ | |
TOEFL/iBT | 100+ | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 13位 | |
学費+生活費* | $ 24,539/年 | |
合格率* | 8.4% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/pennsylvania/university-of-pennsylvania/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-pennsylvania)
ペンシルベニア大学の生徒は約20%が外国籍の出身であり、様々な国から優秀な生徒が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な学科の英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Architecture
天文・天体物理学 |
100 | 7.0 |
Business Administration(MBA)
経営学 |
110 (最低点ではなく平均点のみ公表) | N/A |
Dentist Medicine
歯科医学 |
90 | N/A |
Engineering
工学 |
100 | 7.5 |
Law (LL.M.)
法学(LL.M.コース) |
100 | 7.0 |
Law (J.D.)
法学(J.D.コース) |
N/A | N/A |
Medical Physics
医学物理学 |
100 | 7.0 |
Nursing
看護学 |
100 | 7.0 |
Public Health
公衆衛生学 |
100 | 7.0 |
Social Policy & Practice
社会政策&実践学 |
100 | 7.0 |
参考元:
(https://provost.upenn.edu/graduate-admissions)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSスコアを認めていない学部もあるので、気をつけましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業に付いていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるペンシルベニア大学に入るためには、かなり高い英語力を求められますが、入った後にはその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ペンシルベニア大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ペンシルベニア大学の公式HPに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式HPを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(工学部ウェブサイトの「How to Apply」ページ参照:https://gradadm.seas.upenn.edu/how-to-apply/)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ペンシルベニア大学は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ペンシルベニア大学はアイビーリーグの一つとして世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目に止まるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://catalog.upenn.edu/graduate/)
アメリカで最古の学部もあるほどの歴史があり、多くの世界的リーダーを輩出し続けているペンシルベニア大学の合格率は約8.4%程度なっています。
実践的に世界に貢献できる行動力のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがペンシルベニア大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
ペンシルベニア大学は私立大学ですので、留学生の学費は高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。
ペンシルベニア大学の1年間の学費は約49,220ドル($1=110円換算:約542万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1684万円程度は必要だと見積もっておきましょう。歴史ある格式高い最高の環境で勉強をすることができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
奨学金
ペンシルベニア大学は残念ながら、大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、Ph.D.コースの場合は、学部によって奨学金がもらえる場合が高いです。ただし、入学後に経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合があります。また、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
(https://provost.upenn.edu/graduate-admissions
https://srfs.upenn.edu/financial-aid/loans/private-alternative)
アイビーリーグの一つとしてリーダーシップ教育を重視して世界的リーダーを多く育ててきたペンシルベニア大学。ノーベル賞受賞者も多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がペンシルベニア大学を卒業しています。なお、ドナルド・トランプ大統領は経済学の学士号を取得しています。
参考元:
(https://archives.upenn.edu/exhibits/penn-people/notables)
アメリカ建国の父と言われるベンジャミン・フランクリンによりペンシルベニア州に建てられたペンシルベニア大学。ペンシルベニア州は、信仰の自由や選挙の自由などを提唱し、その思想がアメリカ合衆国憲法に影響を与えたウィリアム・ペン(William Penn)によって整備されました。
アメリカがイギリスから独立する時代、ペンは、彼の父に借金があるイギリスのチャールズ2世に、借金の返済代わりにアメリカの土地を譲り受けました。ペンはこの領地をシルバニア(Sylvania、ラテン語で「森の国」)と名付けましたが、チャールズ2世は彼の父に敬意を表し、これを「ペンシルベニア(ペンの森の国)」と改めたことで、ペンシルベニアという名前になりました。ペンシルベニア大学の校章はそんな彼ら2人の歴史を表しています。
この校章の上の部分は、学びを表す見開きの本の絵が両側に、そして真ん中には魚が描かれていますが、この魚はイルカを表しています。イルカは、ベンジャミン・フランクリンの家紋から取られました。そして、下の部分の3つのお皿はペン家の家紋から取られました。
また、校章にある赤色と青色は大学カラーにも使用されており、1874年にニューヨークで行われた陸上競技会で、ある一人の学生が決めたと言われています。その理由は、その時の陸上競技会でペンシルベニア大学はハーバード大学とイエール大学と戦う予定だったので、この2大学を倒すという思いを込めて、両大学の大学カラーを選んだと言い伝えられています。
そして、最終的にこの大学カラーは1910年に大学評議員たちによって、この2色がアメリカの国旗の色にも合っているということで正式に認められました。
他の2大学に勝ちたいというある一人の学生の思いが、アメリカの国旗に偶然にマッチした大学カラーになったというのは、アメリカ建国に多大な影響を与えたベンジャミン・フランクリンとウィリアム・ペンの思いが現れているようで、偶然とは思いませんね!
このような自由の国アメリカの礎を築いた2人の思いが詰まった歴史あるペンシルベニア大学には、様々な言い伝えや伝統がたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生活を送ってください。
アイビーリーグの1つとして、また、Universityの名前がついた由緒正しき最古のアメリカ大学として実学を重視し、世界を引っ張るリーダーを生み出してきたペンシルベニア大学。歴史と伝統にあふれ、世界一の大学の一つとして高い評価を得ているため、非常に優秀な生徒が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、名だたる政治的リーダーや実業家、ノーベル賞受賞者などを輩出してきた極めてレベルの高い教授陣も所属するペンシルベニア大学で学ぶことができれば、世界中の優秀な方々と出会うことができます。
将来は歴史に残る世界的リーダーになる方々と一緒に勉強することができるかもしれませんね。
是非ともLibertyで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ペンシルベニア大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。