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【LIBERTY大学紹介】南カリフォルニア大学|TOEFL・IELTS スコア

南カリフォルニア大学

Los Angeles, California, 90089, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング79位

概要

南カリフォルニア大学は、1880年に創立されたカリフォルニア州ロサンゼルスにある私立大学です。1870年代初頭はまだ未開で無秩序の街だったロサンゼルスにおいて、公的な精神を持った市民たちがビジネスのための高等教育機関を建てようと構想し、約10年経った1879年に博愛主義者やプロテスタントなどの何人かから土地を寄付してもらい、1880年にこの構想が実現に至り、南アフリカ大学が設立され、現在はロサンゼルスの中で最大の私営の雇用主となっています。カリフォルニア州最古の私立大学です。そして、南カリフォルニア大学の学生、卒業生、スタッフなどは“Trojan Family”として、お互い家族のように助け合う精神をとても大切にしているので、在学中だけでなく卒業後もとてもつながりの強い大学です。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは18位、世界ランキングでは62位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
南カリフォルニア大学は、“PALMAM QUI MERUIT FERAT”(栄冠はそれに相応しい者に与えられる)をモットーとして掲げ、大学は、“we-can-do-more”の精神で常に進化を遂げて、現状に満足することなく、どれだけ今日成功を遂げても明日はもっとできるという思いで、研究大学としてインターネット、映画、医療などをはじめとするさまざまな分野で多くの実績を上げてきました。南カリフォルニア大学は、DNSやなどの技術が生まれた大学であり、また、ハリウッドのあるロサンゼルスの大学としてジョージ・ルーカスをはじめとする著名な映画人が南カリフォルニア大学で映画学を学びました。また、スポーツも大変盛んで、世界の大学で最もオリンピックのメダリストを輩出しています。
 
南カリフォルニア大学の大学院は、全部で約130のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に映画学、公共政策学、コミュニケーション学、作業療法・理学療法の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約11.4%ほどです。
 
名門私立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、知識を追求してさまざまな研究等で世の中に貢献することができる人材を育成してきた南カリフォルニア大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.73
ACT* 31-34
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 90
SAT* 1360-1530
アメリカ大学ランキング* 18位
世界大学ランキング* 62位
学費+生活費* $ 77,459年
合格率* 11.4%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/california/university-of-southern-california/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-southern-california)
 

大学院で必要とされる英語力


 
南カリフォルニア大学の学生は約23%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Accounting

会計学

103 かつ
各項目20
7.5 かつ
各項目6.0
Advanced Standing Program for International Dentists

海外歯科医のための上級プログラム

100 N/A
Aerospace Engineering

宇宙工学

90 かつ
各項目20
6.5 かつ
各項目6.0
Business Administration (MBA)

経営学

No minimum score No minimum score
Cinema & Media

映画・メディア学

100 かつ
各項目20
7.0
Communication

コミュニケーション学

114 8.0
Computer Science

コンピューターサイエンス学

90 かつ
各項目20
6.5 かつ
各項目6.0
Journalism

ジャーナリズム学

90 かつ
各項目20
6.5 かつ
各項目6.0
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

No minimum score No minimum score
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Occupational Therapy

作業療法学

90 かつ
各項目20
6.5 かつ
各項目6.0
Public policy

公共政策学

100 かつ
各項目20
7.0 かつ
各項目6.5
Philosophy

哲学

100 かつ
各項目20
7.0 かつ
各項目6.0
Public Health

公衆衛生学

90 かつ
各項目20
6.5 かつ
各項目6.0
Public policy

公共政策学

100 かつ
各項目20
7.0 かつ
各項目6.5
Speech-Language Pathology

言語病理学

90 かつ
各項目20
N/A

 
参考元:
(http://devgrad.wpengine.com/lightboxes/international-students-english-proficiency/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
歴史ある名門私立大学の一つであり、研究大学として多くの実績もあるため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくる南カリフォルニア大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。南カリフォルニア大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
南カリフォルニア大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 成績証明書(日本語英語両方)
  • 学位証明書(日本語英語両方)
  • 推薦状
  • GRE/GMATテストスコア
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 志望動機書
  • 履歴書

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • A completed electronic application
  • Application fee
  • Official transcripts
  • Official diplomas/degree certificates
  • Letters of Recommendation
  • GRE/GMAT
  • Test scores for English language proficiency
  • Statement of Purpose
  • Resume/Curriculum Vitae

 
(大学院ウェブサイトの「Review Program and Application Requirements」ページ参照: https://gradadm.usc.edu/apply/international-students/before-you-apply/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月15日〜翌4月15日頃(学科による)
  • 合格発表の期間:6月まで

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、南カリフォルニア大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://gradadm.usc.edu/apply/international-students/before-you-apply/b)
 

南カリフォルニア大学の合格率


 
トップクラスの研究・教育環境を兼ね備えているだけでなく、Trojan Familyとして手厚いサポートが受けられる南カリフォルニア大学の大学院合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、知恵や洞察力があり、周りへのリスペクトと感謝を持つ人格者を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがルーヴェン・カトリック大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
南カリフォルニア大学は私立大学ですので、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
南カリフォルニア大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均約$59,260 ($1=110円換算:約652万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1904万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://catalogue.usc.edu/content.php?catoid=12&navoid=4239)
 
奨学金
 
南カリフォルニア大学は、PhD志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
USC Fellowships for Prospective PhD Students
南カリフォルニア大学院入学予定の優秀なPhD志望者向けの奨学金
http://graduateschool.usc.edu/fellowships/prospective-PhD-students/
 
参考元:
(http://graduateschool.usc.edu/fellowships/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
“we-can-do-more”の精神で常に進化を遂げ、あらゆる分野で世界的に活躍する人たちを育ててきた南カリフォルニア大学。世界で初めて月を歩いたNeil Armstrongをはじめ、多くの著名人が南カリフォルニア大学を卒業しています。

  • Lillian Copeland(円盤投げオリンピック金メダリスト / 1932年法学博士号(JD)取得)
  • Edward Carfagno(芸術監督、アカデミー賞受賞 / 1933年 建築学修士号(MA)取得)
  • Neil Armstrong(初めて月を歩いた宇宙飛行士 / 1970年 宇宙工学修士号(MS)取得)
  • ohamed Morsi(第5代エジプト大統領 / 1982年 材料工学博士号(PhD)取得)
  • Wanda Austin(アメリカ国家安全保障宇宙プログラム開発に貢献 / 1988年 システム工学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
カリフォルニア最古の私立大学である南カリフォルニア大学(USC)には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 
南カリフォルニア大学の学生たちがTrojan Familyと呼ばれると話しましたが、この“Trojan”というニックネームは、実は、Los Angeles Timesのスポーツ編集者Owen Birdがつけました。それまでは、USCのスポーツチームは、 the Methodists or Wesleyansと呼ばれていましたが、USCの生徒たちがオリンピックの試合などで、どんな状況でも最後まで諦めない類稀な闘志を見て、Trojanと名付けたそうです。
 

 
そして、USCのキャンパスには、“Tommy Trojan”という戦士のブロンズ像があります。このブロンズ像には、理想的なTrojanの姿として、“Faithful, Scholarly, Skillful, Courageous and Ambitious.”と記載されています。この像の剣がよく盗まれてきたので、現在は、毎回真鍮の剣に取り替える代わりに、今は木の剣をつけています。ちなみに、この像はフットボールUCLA戦の前には落書きされないようにテープでぐるぐる巻きにされます。
 

 
なお、2017年にUSC Villageという学生寮と色々な店が入ったエリアには、Troyの女性、Tommy Trojanの相対としてHecubaというブロンズ像が建てられました。このHecubaは、どんなに大変なときも成功しているときも勇気と思いやりを忘れないTrojanの象徴となっています。
入学できたら、ぜひこの2つの像のようなTrojanを目指して、Trojan Familyの一員として頑張ってくださいね。
 
このように名門私立大学の一つである南カリフォルニア大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参考:https://usctrojans.com/sports/2018/7/25/usc-history-traditions-tommy-trojan-statue.aspx
https://usctrojans.com/sports/2018/7/25/usc-history-traditions-nickname-trojans.aspx
https://news.usc.edu/trojan-family/hecuba-queen-of-troy-honored-at-usc-village/
 

まとめ

ロサンゼルスの名門私立大学として、ハリウッドのある町としてエンターテインメントに強い学部だけでなく、インターネットの神様や宇宙飛行士など、さまざまな分野で活躍する方々を輩出してきた南カリフォルニア大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供している南カリフォルニア大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来世界の映画人や事業家と一緒に勉強したり、もちろん自らが世界に名を馳せる企業のトップや研究者となるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

南カリフォルニア大学への留学を目指しているみなさんへ


 
南カリフォルニア大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

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