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テキサス大学オースティン校|TOEFL・IELTS スコア

テキサス大学オースティン校

1 University Station, Austin, Texas, 78712, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング42位

概要

テキサス大学オースティン校は、1883年にテキサス州オースティンに創立された州立大学です。もともとは、1827年にテキサスに大学を建てることをメキシコ合衆国の法律で定められていましたが、メキシコ合衆国からの独立後も、アメリカに統合された後も、南北戦争をはじめとする様々な事情による資金難で大学の設立が進まず、ようやく1881年に大学の設立が議会で採択され、1883年、無事に大学が創立されました。テキサス大学オースティン校には沢山のミュージアムがあり、Blanton Museum of Artは、アメリカ国内の大学が運営する中で一番大きいアート・ミュージアムです。また、スポーツ校としても有名で、特にアメリカンフットボールは大学対抗戦で三度も優勝経験があります。

 

Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは61位、世界ランキングでは38位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

テキサス大学オースティン校は、“to achieve excellence in the interrelated areas of undergraduate education, graduate education, research and public service.”(大学、大学院、研究、公益奉仕の相互関連する分野における卓越性を成し遂げること)をビジョンとして掲げ、質の高く包括的な教育機会を提供し、研究、クリエイティブな活動、学術調査や知識の発明・普及を通して社会を発展させ、州や市民に奉仕してきました。さらに、オースティンはAppleやSamsungなどのテクノロジー企業の会社があり、テック企業のスタートアップにとって最高の市のひとつと言われており、大学もクリエイティビティや企業家精神を大切にしています。

このように恵まれた環境で卓越した研究・勉強をすることができる機会を与えられた学生たちは、学んだ内容を生かしてあらゆる分野で世界に貢献してきました。

 

テキサス大学オースティン校の大学院は、全部で約230のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特にコンピューターサイエンス学、工学、会計学の分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約38.5%ほどです。

 

名門州立大学のひとつとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、リーダーシップを兼ね備えて世界に貢献できる人材を育成してきたテキサス大学オースティン校。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.8
ACT* 27-33
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 79
SAT* 1230-1480
アメリカ大学ランキング* 61位
世界大学ランキング* 38位
学費+生活費* $ 53,476/年
合格率* 38.5%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.collegesimply.com/colleges/texas/the-university-of-texas-at-austin/

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-texas-austin

 

大学院で必要とされる英語力


 
テキサス大学オースティン校の学生は約10%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

 

※TOEFL iBTが80点以上の場合でも入学が認められる場合がありますが、92点以下の場合は、別途英語の授業を受ける必要があります。また、teaching assistantshipsが欲しい場合は、TOEFL iBT の総合スコア92点以上かつSpeakingスコアが26点以上である必要があります。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Accounting

会計学

79 6.5
Architecture

建築学

79 6.5
Business Administration (MBA)

経営学

79 6.5
Chemistry

化学

79 6.5
Computer Science

コンピューターサイエンス

79 6.5
Economics

経済学

92 N/A
Education

教育学

79 6.5
Engineering

工学

79 6.5
Global Policy Studies

国際政策研究

79 N/A
Latin American Studies

情報学

79 6.5
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

101 7.5
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Political Affairs

行政学

79 N/A
Public Policy

公共政策学

79 N/A
Psychology

心理学

79 N/A
Social Work

社会福祉学

各項目25 6.5 (PhDはIELTS不可)

参考元:

https://grad.uw.edu/policies-procedures/graduate-school-memoranda/memo-8-graduate-school-english-language-proficiency-requirements/

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。基本的にIELTSを認めていないので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

歴史ある名門州立大学のひとつであり、テック企業が起業する街でもあるオースティンにおいて最高水準の環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるテキサス大学オースティン校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。テキサス大学オースティン校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

テキサス大学オースティン校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・学位及び成績証明書(日本語英語両方)

・GREスコア

・TOEFLまたはIELTSスコア

・推薦状

・履歴書

・志望理由書

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • ApplyTexas application
  • application fee
  • Official Transcripts
  • GRE scores
  • TOEFL scores
  • Letters of Recommendation
  • Current Resume
  • Personal Statement of Purpose

 

(School of Public Affairs ウェブサイトの「How to Apply for a Master of Public Affairs」ページ参照:https://lbj.utexas.edu/mpaff-how-to-apply)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月13日〜翌5月29日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:12月17日〜翌7月9日頃(コースによる)

出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、テキサス大学オースティン校は学科によってEarly Decisionがあります。

特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、テキサス大学オースティン校はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://gradschool.utexas.edu/connect

 

テキサス大学オースティン校の合格率


 
卓越した教育機会を提供し、クリエイティビティや企業家精神を重要視してあらゆる分野で世界に貢献してきたテキサス大学オースティン校の合格率は、大学院の場合、平均約24%となっています。

優秀なだけでなく、クリエイティビティや起業家精神を持って深めた知識によって社会に貢献できる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがテキサス大学オースティン校の合格への近道となります。

 

参考元:

https://gradschool.utexas.edu/admissions/where-to-begin/admissions-and-enrollment-statistics

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

テキサス大学オースティン校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。

テキサス大学オースティン校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約$ 22,966ドル($1=110円換算:約253万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1106万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://onestop.utexas.edu/managing-costs/cost-tuition-rates/tuition-rates/

https://www.collegetuitioncompare.com/edu/228778/the-university-of-texas-at-austin/tuition/#:~:text=For%20Graduate%20School%2C%20in%2Dstate,out%2Dof%2Dstate%20students.

 

奨学金

テキサス大学オースティン校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

参考元:

https://gradschool.utexas.edu/finances

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

著名な卒業生

最高水準の教育、研究環境を提供し、教育、研究、奉仕の融合によって卓越した人材を育て、多くの学生が大学で得た知識などで社会に奉仕、貢献することをミッションに掲げているテキサス大学オースティン校。ノーベル賞受賞者も輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がテキサス大学オースティン校を卒業しています。

 

  • Donnall Thomas(ノーベル生理学・医学賞 / 1943年 化学工学修士号(MA)取得)
  • George Nelson(第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの妻 / 1973年図書館学修士号(MS)取得)
  • María de Lourdes Dieck-Assad(前EUメキシコ大使 / 1983年 経済学博士号(PhD)取得)
  • M. Coetzee(ノーベル文学賞 / 1986年 英文学博士号(PhD)取得)
  • Jack Cooper(作曲家 / 1999年 作曲学博士号(DMA)取得)

 

トリビア

名門州立大学のひとつとして長い歴史を持つテキサス大学オースティン校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

テキサス大学オースティン校は、フットボールの試合などの際に、人差し指と小指を立てて他の指は握り、手でロングホーンを作って「 Hook ‘em horns! 」と言って応援します。

このハンドサインは、1955年に当時のチアリーダーであるHarley Clark Jr.が考案し、導入されました。スポーツの応援の中でも特に校歌”The Eyes of Texas”を歌っている時に、学生や卒業生はこのサインを作るそうです。

Harley Clark Jr.は、フットボールの試合中は静かすぎるので、もっと音を出したいと考えていました。その中でクラスメイトがしたハンドサインが大学のマスコットであるロングホーンの角に見えて、これを応援の時にハンドサインとして使おうと思いつきました。そこで、次にあるテキサスクリスチャン大学とのフットボール試合の際に、彼は、ブラスバンドによる演奏、応援団による歓声などで盛り上げ、最後に、このハンドサインをしながら「これはテキサス大学の公式のハンドサインです。」と勝手に宣言してしまったそうです。もちろん、その後当時の大学長には叱られたようですが、現在でもこの伝統は引き継がれています。

 

入学できたら、ぜひフットボールの試合などの応援時にこのハンドサインをしながらHook ‘em horns! 」と言って応援してみてくださいね。

 

このようにスポーツ校としても歴史あるテキサス大学オースティン校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参考:https://jimnicar.com/ut-traditions/hook-em-horns-hand-sign/

 

まとめ

アメリカで歴史のある名門州立大学のひとつとして、創造性と起業家精神を持った学生たちが積極的に研究や学識を深め、世に貢献できるように導いてきたテキサス大学オースティン校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているテキサス大学オースティン校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来世界を変えてしまうビジネスを始めるような人やスポーツ選手、文化人と一緒に勉強したり、もちろん自らが世に影響を与える起業家や世界的リーダーとなるかもしれませんね。

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

テキサス大学オースティン校への留学を目指しているみなさんへ


 
テキサス大学オースティン校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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