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【LIBERTY大学紹介】ユトレヒト大学|TOEFL・IELTS スコア

ユトレヒト大学

P.O Box 80125, TC Utrecht, 3508, Netherlands

LIBERTYトップ100大学ランキング76位

概要

ユトレヒト大学は、1636年にオランダのユトレヒトに創立された公立大学でオランダで3番目に古い大学です。もともとは、1634年に教養があり、頼れるプロテスタントの聖職者たちを養成するための学校としてIllustrious School が設立され、2年後に政府から大学として学位を提供する権利が与えられました。現在は、ヨーロッパを代表とする研究大学の一つとして、さまざまな国からユトレヒト大学で学びにくるほど人気の大学となりました。また、ユトレヒトの街はイノベーションとサステナビリティが進んでいるとして、世界からの評価も高いことも大学の人気の一つです。
 
Times Higher Educationによると、2020年のオランダ国内ランキングでは7位、世界ランキングでは75位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ユトレヒト大学は、“Sol Iustitiae Illustra Nos“ (正義の太陽よ、我々を導きたまえ) をモットーとして掲げ、太陽のように世界を明るい方向に導けるように注力してきました。複雑な世界の問題も学部間の壁を超えて研究をし、常に高みを目指して新しい考え方を積極的に取り入れながら、気候変動などのさまざまな問題に取り組み社会に貢献してきました。
 
大学院は、全部で約130のプログラムを提供しており、特に薬学、地球科学、社会科学、公衆衛生学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されています。
 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたユトレヒト大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.0
ACT* N/A
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 100
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 75位
学費+生活費* $ 22,602/年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/utrecht-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/utrecht-university)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ユトレヒト大学の学生は約9%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にオランダ語とされていますが、英語で提供されるプログラムが100ほどあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Applied Cognitive Psychology

応用認識心理学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Arts and Society

芸術・社会学

93 かつ
Reading: 24
Listening: 22
Speaking: 20
Writing: 17
6.5 かつ
Writing: 6.0
Biofabrication

バイオファブリケーション学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Bioinformatics and Biocomplexity

生命情報・生物多様性学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Clinical Psychology

臨床心理学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
European Law

ヨーロッパ法学

93 かつ
Reading: 24
Listening: 22
Speaking: 20
Writing: 17
6.5 かつ
Writing: 6.0
Geographical Information Management and Applications

地理情報マネジメント・適用学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Infection and Immunity

感染・免疫学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Neuroscience and Cognition

神経科学・認識学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Philosophy

哲学

93 かつ
Reading: 24
Listening: 22
Speaking: 20
Writing: 17
6.5 かつ
Writing: 6.0
Social Policy and Public Health

社会政策・公衆衛生学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0
Sustainable Development

持続可能な開発学

93 6.5 かつ
Writing: 6.0

 
参考元:
(https://www.uu.nl/masters/en/masterprogrammes)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
オランダにおいて最古の大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるユトレヒト大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ユトレヒト大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ユトレヒト大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 出願費
  • 学位および成績証明書
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 志望理由書
  • 履歴書
  • 推薦状
  • 身分証明書(パスポートのコピー)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Application fee
  • Evidence of previous education
  • English Language proficiency
  • Motivation letter
  • Curriculum Vitae
  • Two letters of recommendation
  • Scan of your passport

 
(Mastersウェブサイトの「Application Procedure」ページ参照:
https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/application-and-admission/application-procedure)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:2月1日〜4月1日まで(学科による)
  • 合格発表の期間:出願書類受領後20営業日以内

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にオランダに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ユトレヒト大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.tudelft.nl/en/education/admission-and-application/msc-international-diploma/application-procedure/)
 

ユトレヒト大学の合格率


 
オランダの名門大学の一つとして変化が絶えない世界の中で起こっているあらゆる問題に取り組みながらより良い世界のために貢献してきたユトレヒト大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、変化に対応できる柔軟で行動力のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがユトレヒト大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ユトレヒト大学の1年間の学費は、大学院の場合、€17,260〜€26,441 (1€=125円換算:約225万円〜330万円)とされていて、オランダでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約850万円〜1060万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/financial-matters/tuition-fees
https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/financial-matters/costs-studying-and-living)
 
奨学金
 
ユトレヒト大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
① Utrecht Excellence Scholarships
ユトレヒト大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/financial-matters/grants-and-scholarships/utrecht-excellence-scholarships
 
② Holland Scholarship
オランダ政府によるユトレヒト大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/financial-matters/grants-and-scholarships/holland-scholarship
 
参考元:
(https://www.uu.nl/masters/en/general-information/international-students/financial-matters/grants-and-scholarships)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
最高水準の教育・研究を提供し、さまざまな世界の問題解決のために変化を恐れずに取り組んできたユトレヒト大学。これまで世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がユトレヒト大学を卒業しています。

  • Marie Beatrice Schol-Schwarz(ニレ立枯病の原因菌発見者 / 1922年 植物病理学博士号(PhD)取得)
  • Maung Maung(第7代ミャンマー大統領 / 1956年 法学博士号(LLD)取得)
  • Martinus J. G. Veltman(ノーベル物理学賞 / 1963年理論物理学博士号(PhD)取得)
  • Jacobus Henricus van ‘t Hoff(ノーベル化学賞 / 1874年 化学博士号(PhD)取得)
  • Elisabeth Bik(微生物学者 / 1997年微生物学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
ヨーロッパを代表する名門大学の一つであるユトレヒト大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
ユトレヒト大学では、毎年3月26日を大学の創立記念日としてお祝いします。この日を大学は“Dies Natalis”と呼んでおり、ラテン語で誕生日という意味があります。このDies Natalisの式典では、毎年、名誉博士号の表彰が行われ、教師賞、若い教師への教師才能賞と年間の卒業生賞も授与されます。
 

 
そして、Dies Natalisは毎年テーマが決められ、そのテーマに基づいて教授が講義をしたりします。2019年は人生のための教育というテーマでDies Natalisの式典が行われ、卒業生賞には、Jan Beuvingという作詞家でありスポーツコラムニストが表彰されました。
 

 
ユトレヒト大学に入学したら、たくさんのことを学んで、将来は卒業生賞を目指して頑張ってくださいね。
 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるユトレヒト大学には、さまざまな伝統やヨーロッパの歴史を感じる建物などがたくさんあります。たとえば、もともとオランダがフランス支配下だった1800年代にローデウェイク1世の宮殿として建てられた建物が現在の図書館になっています。入学したら、是非ヨーロッパのさまざまな歴史にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://www.uu.nl/en/organisation/profile/tradition-and-history/academic-traditions/dies-natalis
https://www.uu.nl/en/news/dies-natalis-2019-education-for-life
 

まとめ

ヨーロッパを代表する研究大学の1つとして、世界の変化に柔軟に対応しながら世界のさまざまな課題解決のために積極的に行動し、世界に貢献する人たちを生み出してきたユトレヒト大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に専門性の高い人々と勉強や研究するユトレヒト大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ユトレヒト大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ユトレヒト大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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