LIBERTY独自ランキング
RANKING
Droevendaalsesteeg 4, Building nr. 104, Wageningen, 6702 PB, Netherlands
LIBERTYトップ100大学ランキング82位
ワーゲニンゲン大学は、1676年にオランダのワーゲニンゲンに創立された公立大学です。もともとは、農業学校として設立され、1918年に大学として公式に認可されました。現在は、オランダで唯一健康的な食物と生活環境に特化した大学として特別な地位を築いており、持続可能なエネルギーや海藻からプラスチックを作る方法を研究したりするなど、大学名からわかるように、教育機関としてだけでなく、研究にも力を入れている大学です。
Times Higher Educationによると、2020年のオランダ国内ランキングでは1位、世界ランキングでは59位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
ワーゲニンゲン大学は、“To explore the potential of nature to improve the quality of life“ (生活の質向上のために自然の潜在性を探究すること) をミッションとして掲げ、他の研究機関や公的・私的機関とともに自然科学や社会科学のさまざまな分野の専門家たちが努力し、食糧問題、エネルギー問題、気候問題などに取り組んで世界に貢献してきました。
大学院は、全部で約30のプログラムを提供しており、特に農業学、環境学、動植物科学の分野で高い評価を得ており、US Newsランキングによると、農業学は世界1位の評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されています。
世界を代表する健康的な食物と生活環境に特化した大学として、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたワーゲニンゲン大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.0 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 6.0 | |
TOEFL/iBT | 80 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 59位 | |
学費+生活費* | $ 32,930 /年 | |
合格率* | N/A |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/wageningen-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/wageningen-university-research)
ワーゲニンゲン大学の学生は約27%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にオランダ語とされていますが、大学院については、約30のプログラムすべて英語で行われており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Animal Sciences
動物科学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Bioinformatics
生命情報学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Biology
生物学 |
92 かつ Speaking: 23 |
6.5 かつ Speaking: 6.0 |
Biotechnology
バイオテクノロジー学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Climate Studies
気候研究 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Environmental Sciences
環境科学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Food Safety
食料安全学 |
92 かつ Speaking: 23 |
6.5 かつ Speaking: 6.0 |
Food Technology
食料テクノロジー学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Forest and Nature Conservation
森林・自然保護学 |
80 かつ Speaking: 20 |
6.0 かつ Speaking: 6.0 |
Organic Agriculture
有機農業学 |
92 かつ Speaking: 23 |
6.5 かつ Speaking: 6.0 |
Plant Biotechnology
植物バイオテクノロジー学 |
92 かつ Speaking: 23 |
6.5 かつ Speaking: 6.0 |
Plant Sciences
植物科学 |
92 かつ Speaking: 23 |
6.5 かつ Speaking: 6.0 |
参考元:
(https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Admission-requirements-Master/English-language-proficiency.htm)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
オランダにおいて最も評価の高い大学であり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるワーゲニンゲン大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインまたは郵送で出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ワーゲニンゲン大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ワーゲニンゲン大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Master’sウェブサイトの「Apply for Master’s」ページ参照:
https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Apply-for-a-Master-programme.htm)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にオランダに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ワーゲニンゲン大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Apply-for-a-Master-programme.htm)
オランダで唯一の食料問題や生活環境に特化した大学として世界のために貢献してきたワーゲニンゲン大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、実務にすぐに適用できる研究や経験をしてきた人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがワーゲニンゲン大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
ワーゲニンゲン大学の1年間の学費は、大学院の場合、€18,700 (1€=125円換算:約234万円)とされていて、オランダでの生活費(居住と生活費で年間で約160万円)も含めると2年間で約788万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Study-expenses.htm)
奨学金
ワーゲニンゲン大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
① Excellence Programme
ワーゲニンゲン大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Scholarships/Excellence-Programme.htm
② WUFP Waiver Programme
ワーゲニンゲン大学院入学予定の東大または京大出身の志望者向けの奨学金
https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Scholarships.htm
③ Holland Scholarship
オランダ政府によるワーゲニンゲン大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Scholarships.htm
参考元:
(https://www.wur.nl/en/Education-Programmes/master/Scholarships.htm)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
最高水準の教育・研究を提供し、食料や生活環境の問題解決のために取り組んできたワーゲニンゲン大学。これまで世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がワーゲニンゲン大学を卒業しています。
ヨーロッパを代表する名門大学の一つであるワーゲニンゲン大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
ワーゲニンゲン大学には、さまざまなアーティスティックな建物や像があります。
このAtlasという建物は、ワーゲニンゲン大学で最も特徴的な建物の一つです。このAtlasという名前は、Titanという昔天体を持ち上げたと言われる人の名前から取ってつけられました。この格子柄は、実際につる植物で覆う予定でしたが、建物全体を覆うことができ、一年中生い茂るつる植物を見つけることができなかったそうです。
この像は、Swarm of Beesという名前であり、蜂の群れを表した像だそうです。花の上を蜂が動いている景色はインスピレーションを与えるスポットになれるという構想からこの像が生まれました。このポールは、街灯の柱をリサイクルして使用されています。
他にもワーゲニンゲン大学のキャンパスにはたくさんのアートがあります。ワーゲニンゲン大学に入学したら、さまざまなアートに触れて多くのインスピレーションを得て勉強や研究に生かしてください。
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるワーゲニンゲン大学には、さまざまなアートや歴史を感じる建物などがたくさんあります。街にもアートに触れられる場所があります。入学したら、是非、さまざまな芸術にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
ヨーロッパを代表する研究大学の1つとして、世界の食料問題やエネルギー問題などの解決のために積極的に行動し、世界に貢献する人たちを生み出してきたワーゲニンゲン大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に専門性の高い人々と勉強や研究するワーゲニンゲン大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界中の人々の生活を向上させる研究者や起業家と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ワーゲニンゲン大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。