大学受験英語の勉強法
University Entrance Examination Study Tips
こんにちは!
コラムの執筆者の1人、帰国子女入試で東大に入学した井形仁です。
この企画では、帰国子女入試で東大に入学するために準備しなければならないことについて説明しています!
後半部では、PEAK・外国学校卒業学生特別選考の両方に必須の「志望理由書」「小論文」「面接」の対策についてお伝えします。
第6回となる今回は「面接」についてです。面接は当日の調子や面接官との相性など、事前準備が不可能な要素が最も強い試験であると言えます。ですが、だからこそ準備が可能な部分はきっちり準備していきましょう!
面接の準備で行うことは、主に以下の3つです。
以下では、それぞれの手順について詳細を述べています!
まずやるべきこと、それは第4回で書いた「志望理由書」の内容を頭に叩き込むことです。
覚えているでしょうか。志望理由書に盛り込むべき点は
この3点です。まずはこれらの質問に口頭で答えられるようにしましょう。
この作業が重要なのは、当日に面接官があなたに質問を投げかけるとき、最も使いやすい情報源として彼らが用いるのがこの志望理由書だからです。
したがって、志望理由書をただ覚えるだけにとどまらず、文字数の制限で書けなかったことを当日補足する形で述べることを求められる可能性は十分にあります。だからこそ、内容を頭に叩き込んだ上で、「自分はなぜ東大に行きたいのか、そしてなぜ自分を入学させることが東大にとってメリットなのか」をきちんと表現できている必要があります。
逆に言えば、志望理由書に何を盛り込むのか、そして何を盛り込まないのかによって面接の内容も変わってくるということです。面接の最中、自分の聞かれたいことを聞いてほしいのであれば、志望理由書の時点から自分の苦手な話題などはあらかじめ含まないようにすべきでしょう。
次は大学側の視点に立って、もし自分が大学側だったら帰国子女生に対してどのような質問をするのか、考えてみましょう。想定される質問は一度自由にブレインストーミングした上で、ある程度溜まってきたらできあがったリストを整理していくといいでしょう。
特に聞きたいと思ったのは、どんな質問でしたか。ぱっと思いつくだけでも以下のような質問が聞かれそうだとします。
やはり、帰国子女らしい質問が多いのではないのでしょうか。特に「海外で直面した困難と、それをどのようにして解決したか」という質問は、ほぼ必ずといっていいほど聞かれる頻度が高い質問です。
最初の時点では、これらの質問に口頭で答えられる必要はありません。まずは一度回答を文字にしてみましょう。答えを文字化する際のコツは、なるべく詳細に書くことです。最初から答えをコンパクトにまとめる必要はありません。なるべく多くの答えの可能性を残しておくために、最初は回答の長さは考えません。時間は慣れてきてから意識しましょう。
質問に対する答えも一通りできたら、ひとまず友達や周囲の人に面接官になってもらいましょう。もしかしたら、自分の想定していなかったような質問が出されるかもしれません。自分の想定がどこまで通用するかを確かめるバロメーターとして、このような機会は絶対に設けるべきです。
面接後は、友人からフィードバックをもらいましょう。内容だけでなく、身のこなしや仕草、声の大きさや話す速度など、自分の気づかない部分で減点が生じているかもしれません。そういった非言語的要素も合わせて評価し直すために、他人に面接官として振る舞ってもらうことは必要不可欠だと言えます。
・志望理由書の内容は確実に覚える
・帰国子女として何が期待されているのか、考えながら質問を予想
・他人に面接官になりきってもらう
・その① 〜入試の種類と求められるもの〜
・その② 〜外国学校卒業学生特別選考について〜
・その③ 〜PEAKの入試について〜
・その④ 〜志望理由書の書き方〜
・その⑤ 〜小論文の書き方〜
・その⑥ 〜面接の準備〜
面接や小論文について考え始める前に、まずTOEFLやSATをなんとか目標スコアに到達させないといけませんよね。
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