大学在籍中に休学留学を利用するメリットとデメリット

大学在籍中に休学留学を利用するメリットとデメリット

 
国内大学在籍中に海外経験を積みたいと、ふと思い立ち行動に移す学生が少数ですがいらっしゃいます。語学やアートにホスピタリティにボランティアなど日本とは違う文化を体験・経験してみたい学生の休学留学を利用するメリットとデメリットについてお伝えします。
 

休学留学を利用するメリットとデメリット

 
大学に籍を置いたまま海外へ留学する休学留学は、海外への憧れや外の世界を見てみたいといった好奇心が多感な学生が利用することのある留学方法になります。
大学は休学届を提出することで、除籍されずに海外での体験や経験を積めるので、ふと海外へ行きたい衝動にかられた学生が利用する傾向にあります。
 
また、休学は1年間など長期の休みを取ることができます。短期留学の様な数週間で帰国する学生よりも外国での時間を満喫できるメリットがあります。数日や数週間程度では得られる知識や教養などの体験にも限りがありますが、1年間などの長期間海外で生活を送ることにより、留学先の国の文化や教養に人間性など多様な考え方を学ぶことができるのです。
 
しかし、在学中の国内大学の学費を支払わなければならないや同級生との卒業する時期がズレてしまうといったデメリットを抱えることになります。ですが、新卒就活の権利を保持したまま留学に臨めるため、安心して留学に取り組むことができるのです。
 

学生時代に留学経験を積みたい！

 
留学が必須となる大学を選べば休学留学をせずに、同学年の生徒と一緒に卒業できることや就職の時期がズレるといった問題も起こらないため、最初から留学をしなければいけない学部を選ぶことでリスク回避できます。
 
また交換留学を行える大学では、成績優秀者などを選抜して経験を積ませるため、希望者が多ければ交換留学生に選んでもらえないこともあります。
 
そして、交換留学や通常の留学とは違い、休学留学は自由度が高いこともあり、ビザも学生ビザだけでなくワーキングホリデービザを選択すれば、海外で働きながら語学学習することもできるのです。
 
就職し仕事を始めると、簡単には短期留学などの経験を積むことは難しくなります。そのため、学生時代に留学経験を積み、海外の雰囲気や人間性に触れ成長を促すことはとても大切です。
 

まとめ

 
休学留学は、目的に合わせた地域や期間を自分で決められるため、語学習得や技術向上など自分の将来を考えた留学にすることが出来るので、自ずとモチベーションアップにもつながり真新しい日常にときめくことでしょう。ですが、卒業時期などがズレれば、就職も遅くなりますので、休学留学を通じて何かを学び得たのか面接官を説得できるようにしておくことも重要となります。社会人になってからでは留学は気軽に取り組めるものではありませんので、学生時代に経験することはプラス要因になってくれることでしょう。