大学受験で民間英語試験は必要なし？大学入学共通テストの見直し

大学受験で民間英語試験は必要なし？大学入学共通テストの見直し

 
大学受験の準備をする学生にとっては、ここ数年の大学入学共通テストに振り回されてきたことにちがいはありません。そうして、ずっと議題に上がっていた民間英語試験についての解答がついにでたと言えます。今回は、大学受験で民間英語試験は必要なし？大学入学共通テストの見直しについてお伝えします。
 

大学入学共通テストの見直し

 
大学入学共通テストが導入されることになり一番の課題とされ続けていた民間英語試験。そして、ついに導入の断念が決定されました。
今回は、さまざまな民間英語試験での公正な採点体制の確保や経済格差などの問題を乗り越えることができず結果導入されないことになったのです。
 
ここ数年学生にとっては英語対策に講じるための方法を模索していたことに違いありません。そして、民間英語試験への学習時間も増やし、どうなることか分からない状況で受験に臨んでいたでしょう。
 
受験と言う観点からすれば学生は助かったという声があがるかもしれません。
ですが、その先の将来という話では、英語習得への道のりが個人での取り組みとなり、昔に戻ったとも考えられるのです。ビジネスで必要とされる英語力、英語が苦手な日本人この課題をクリアするためには、今後さらに自身で考えていかなければならない状況となったのです。
 

大学受験では民間英語試験のスコアを導入している

 
大学入学共通テストでの民間英語試験の導入は断念されることにはなりましたが、大学の一般受験では、民間英語試験のスコアによって英語試験の加点や免除を受けられるというメリットがあるため、民間英語試験の学習をすることも無駄にはなりません。また、大学進学後の留学であったり就職活動で役立つこともあり、民間英語試験で結果を残すことは大切です。
 
仮に、国際舞台で台頭する人材育成を大学から始めることにもなれば、本格的な語学習得も遅くなり海外経験を積むチャンスも限られてくることでしょう。チャンスを増やすのであれば早期対策が重要となるため、今回の民間英語試験の断念が英語習得までの道のりを遅くする可能性があることも否定できません。より自身で英語に取り組む時間を増やしていかなければ、英語で何かを成すことはできないでしょう。
 
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まとめ

 
大学受験制度がセンター入試から大学入学共通テストへと改革され、学生は混乱に巻き込まれた状況です。そうしてやっと結論が出た状況ですが、その結果が必ずしもプラスだけではなく、マイナス要因もあることを忘れてはいけません。
より自身で選択を余儀なくされた状況を理解し、英語への取り組み方も考えていきましょう。