大学受験英語の勉強法
University Entrance Examination Study Tips
大学進学を見据えた内容が出題され、アカデミックな英語力が必要となるTEAP試験は、外部試験利用入試の対象となっている試験です。今回は大学受験の活用はTEAPとTEAP CBTどっちの試験がオススメなのかについてお伝えします。
TEAPとTEAP CBT試験の大きな違いは、TEAPが紙媒体に対してTEAP CBTがコンピューター上で受ける試験になることです。ライティングもキーボード入力となるため、パソコン操作に慣れていないと苦戦してしまうでしょう。
TEAPの配点は各セクション100点の計400点、TEAP CBTは各セクション200点の計800点と違いはありますが、どちらも満点で英検1級、CEFR C1の判定になります。
難易度は両試験CEFR A2~B2となるため、求められる英語レベルに大きな差はありませんが、TEAP CBTはTEAPよりも、大学進学後を意識した実践的な英語力が問われる内容のため、難しいと感じる人も多いかもしれません。
TEAPとTEAP CBTは、文献の論理的内容の理解(リーディング)、講義やディスカッションの聞き取り(リスニング)、講義内容や論説記事を要約する(ライティング)、質疑応答・矛盾指摘課題(スピーキング)など、大学進学を想定した出題内容となっているため、どちらの試験を活用しても、進学後に役立つ英語力を育成することが出来ます。
TEAP CBTを認定する大学も増えてきてはいますが、今のところ紙媒体で行われるTEAPを認定している大学が多くなるため、外部試験利用入試を考えている受験生はTEAPでの必要スコア取得を目指して受験するのがオススメです。
ただしTEAPの場合には、各技能(Listening/Speaking/Reading/Writing)においての条件スコアが設定されているケースが多く、苦手なセクションがあると条件をクリアすることができないということもあり得ます。
一方でTEAP CBTは総合得点で判定されるため、得意なスコアでカバーしながら条件となるスコアをクリアしていくことが可能となります。
TEAPもTEAP CBTも大学進学を見据えた英語力を育成するのに活用できる試験になります。大学受験においてはTOEFLやIELTSよりも難易度は易しくなるため、条件ラインを狙いやすくなります。ただし、TEAP CBT よりもTEAPを採用する大学が多くなるため志望する大学の募集要項等を必ず確認するようにしましょう。
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