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完全無償化する公立大学進学はメリットばかり?留学のチャンス

2023/11/01

完全無償化する公立大学進学はメリットばかり?留学のチャンス

 
高等教育の修学支援新制度が導入され、多くの学生やご家庭でも負担が軽減され、進学を選択肢に入れやすくなったと言えます。更に東京の公立大学などでは、完全無償化となるため、さらに選択肢も増えていきます。今回は、完全無償化する公立大学進学はメリットばかり?留学のチャンスについてお伝えします。
 

授業料や入学金免除のメリット

 
2020年4月から導入された、高等教育無償化(授業料などの減免)は、住民税非課税世帯、およびそれに準ずる世帯の学生が対象となり、現行制度では世帯年収380万円程度までを対象としていましたが、新たに世帯年収600万円程度までを支援対象に拡大されることになっています。
 
また、公立大学の完全無償化を実施する東京都や大阪府などの動向にも注目が集まっています。都立大学等の授業料実質無償化は、都立大学への進学の際には、年収 910 万円未満は授業料を全額免除、多子世帯は年収 910 万円以上でも半額免除といった支援を受けられるため、教育費の負担軽減を図ることができます。
 
授業料や入学金の支払いが無くなることで、家計の負担がなくなり、お金が無くて学べない学生や、奨学金制度を利用して返済に苦しむような生徒を減らす事にも繋がっていきます。
 

完全無償化によって留学のチャンスも?

 
都立大学などの授業料無償化などの大学へ進学できた場合には、家庭の費用負担が大幅に軽減されることになるため、学生の中には留学などのチャンスも視野に入れられるようにもなることでしょう。
 
通常、留学をするとなれば、数十万円~百万円程度の費用が必要となるケースも多く、そういった経験を積む学習は敬遠されてしまうことになっていましたが、家庭の負担が減ったということは、実際に支払わなければいけなかった費用を他の学業に使えるようになるのです。
 
そのため、アメリカやカナダにオーストラリアなどの大学への留学など、海外経験を積み国際的な経験を積むことで、将来の就職活動などに役立つ能力や技術を養う事もできるようにもなり、学生自身の将来の幅を広げられるようにもなるでしょう。
 
そして、有意義な学生時代を送ることで、先のビジネスなどでも幅広い選択肢を持って臨めるため、大きなメリットを得られるようになるのです。
 

まとめ

 
完全無償化する公立大学が増えることは、学生の学ぶ意欲を投げ出さなくて済む可能性が上ります。お金が原因で進学を諦める学生もいますし、なんとなくで進学をしている学生も少なくはありません。何となくで支払うには大きな金額でもありますので、自身の将来性に繋がる学習や経験を積むためにも、完全無償化する公立大学を上手に利用する学生は確実に増えることが予測できますので、倍率も上る可能性が考えられます。
 
また、完全無償化する公立大学への進学を目指している学生は、倍率が上れば、大学合格の基準値も高まりますので、しっかりと受験教科の学習や英語能力を伸ばして挑戦しましょう。

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