大学受験英語の勉強法
University Entrance Examination Study Tips
こんにちは。この企画では学部・専攻ごとにアメリカで最もランキングが高い大学を挙げていき、それぞれの特徴・入り方などについて説明しています!
自分がどの専攻に行くかはっきりしている方は、この記事を読めばどの大学が「アメリカ最高峰」なのかすぐ分かる仕組みとなっています。ぜひチェックしてみてください!
この企画で使用しているランキングは、イギリスの「Quacquarelli Symonds」という企業が出している「QS University Rankings」です。「QS University Rankings」は、TIMES誌の出す「Time Higher Education World University Rankings」や上海交通大学の出す「Academic Ranking of World Universities」と並び、「3大世界大学ランキング」と呼ばれる大変信頼性の高いものです。
「QS University Rankings」の基準は「学界での評判調査」「ビジネス界での評判調査」「学生数/教員数」「論文被引用数/教員数」「留学生比率」「外国人教員比率」の6つの項目によって構成されています。
今回は自然科学・応用科学編その2です。基礎化学はMIT、応用化学はハーバードやスタンフォード、という傾向が出ています。
・生物学
・物理学
・化学
・環境科学
生物学は、生物やその存在様式を研究対象とした学問です。
1位はハーバード大学。学士課程にあたるハーバード・カレッジで生物学や生化学が学べます。また、修士・博士課程については総合学術大学院であるGSASで10種類以上の学位が提供されています。とりわけ大学院で行く場合、どの分野に興味があるかしっかりと見極めておく必要がありそうです。
GSAS 生物学専攻の著名な卒業生
・スーザン・リンドキスト(ホワイトヘッド研究所の元所長)
・ハワード・ロバート・ホロビッツ(2002年のノーベル生理学・医学賞受賞者)
2位はマサチューセッツ工科大学、3位はスタンフォード大学になります。
物理学は、自然界に見られる現象に普遍的な法則があると前提し、現象や性質を物質同士の相互関係で説明しようとする学問です。
1位はマサチューセッツ工科大学(MIT)。物理学を学びにMITに行くのなら、大学・大学院のどちらからでも、必ずSchool of Scienceに所属することになります。
ノーベル物理学賞受賞者のサミュエル・ティン氏をはじめ、多くの著名な研究者がいることで有名です。
School of Science 物理学専攻の著名な卒業生
・カール・ワイマン(凝縮体の性質に関する基礎的研究で2001年にノーベル物理学賞受賞)
・ジョージ・スムート(宇宙マイクロ波背景放射の異方性の発見」により2006年にノーベル物理学賞を受賞)
・アダム・リース(宇宙の加速膨張の観測に関する研究で2011年にノーベル物理学賞受賞)
2位はハーバード大学、3位はスタンフォード大学です。
物質の性質ならびに物質相互間の反応を研究する、自然科学の一部門です。
1位はやはりマサチューセッツ工科大学。物理学と同じく、化学の場合でも大学・大学院の両方で、必ずSchool of Scienceに所属することになります。
ちなみに、化学専攻は1865年にMITが設立した当初から存在したそうです。
School of Science 生物学専攻の著名な卒業生
・キャサリン・マコーミック(女性参政権運動、避妊薬開発の先駆者)
2位はカリフォルニア大学バークレー校、3位はハーバード大学です。
環境科学は、個人や社会の生活の場所がおかれた諸条件を科学的に研究する学問です。「環境」というと地球や自然をイメージしがちですが、都市や社会なども含みます。
1位はスタンフォード大学。学士課程でもそれ以上でもSchool of Earth, Energy & Environmental Sciences(通称Stanford Earth)というスクールに所属することになります。
このスクールの通称からも想像できる通り、地球科学にかなり重きが置かれているようで、学生1人1人が「持続可能性」について考えられるようになることを目標としています。農学、地質学、エネルギー資源学などを複合的に学ぶスクールのようです。
Stanford Earthの著名な卒業生
・ポール・V・ロバーツ(排水浄化のメカニズムを研究した、環境工学の先駆者の1人)
Stanford Earthは楽しそうですが、世界中のエリートが集まる所です。
当然、英語は特に意識せずとも流暢に話せる必要がありますし、TOEFLの足切り点は100点を超えています。
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