アメリカの大学ってどれくらい学費がかかるの？名門大学の学費をまとめてみた

アメリカの大学ってどれくらい学費がかかるの？名門大学の学費をまとめてみた (3 min read)

こんにちは！

今回はアメリカの名門大学の学費のお話をします。

名門大学の学費は高いのは分かるけど、実際の費用は大学ごとにどれくらい高いんだろう、と疑問に思った方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

この記事を読むと分かること

・名門大学の学費は高い

・学費は年々上昇

・学費のみならず、生活費などもかかる

・奨学金はほぼマスト

✔名門大学の学費は高い

突然ですが、アメリカの名門大学に行くときの1番のハードルは何だと思いますか？

価値観の違い？ご飯？それとも英語？確かにこれらも大変な問題です。

そのなかでも1番のハードルともいうべきものは「学費」です。以下にアメリカの名門大学の学費リストを載せてみました。

※1ドル = 107.62円として計算。

参照： “How Much Does it Cost to Study in the US?”

https://www.topuniversities.com/student-info/student-finance/how-much-does-it-cost-study-us

このように、年間500万円近くの大学がほとんどです。また、カリフォルニア大学系 (カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、カリフォルニア大学サンディエゴ校) が約400万円と比較的安いのは、これらの大学が私立ではなく公立の大学だからです。アメリカで優秀とされる大学はほとんどが私立大学であり、カリフォルニア大学系のような州立で優秀とされる大学はむしろ珍しいです。この辺、日本で旧帝大や一橋などの公立大学が優秀とされるのとは対照的ですね。

いずれにせよ、年間400万円で日本の私立よりもはるかに高い（日本で最も高額な部類に入る慶應義塾大学医学部ですら、1年間で390万円程度であり、カリフォルニア大学系とほぼ同じ）ということになります。

✔学費は年々上昇

さらなる懸念材料としては、アメリカの大学の学費は年々上昇し続けている点があげられます。

参照：”Average Cost of College in America: 2019 Report”

https://www.valuepenguin.com/student-loans/average-cost-of-college

1977-1978年のアメリカの私立大学の学費は17,010ドル（約184万円）だったのに対し、2017-2018の学費は46,950ドル（約507万円）に膨れ上がっています。毎年平均で2.5-2.6%ほど学費が値上がりしているということです。

公立大学（２年制大学も含む）の学費も、8,180ドル（約884,200円）から20,770ドル（約224万円）に増え、年平均で2.4%ほど学費が値上がりしています。

これは学費のみの費用ですが、これに生活費も含めたらどうなるでしょうか。

✔学費のみならず、生活費などもかかる

アメリカで留学生として生活するにあたっては、基本的に寮に入ることになっており、寮の家賃は既に学費に含まれていることが多いです。

しかしながら、食費などはまた別途費用が必要な場合が多く、これも各大学によってかなりまちまちです。

✔奨学金はほぼマスト

以上のことから分かるように、アメリカの大学に進むには否が応でも「学費」の問題をクリアしなければなりません。

したがって、「奨学金」をいかにして得るかがカギとなってきます。奨学金のタイプは実に様々で、大学側が支給しているものや、日本の民間組織が支給するものもあります。

次回では、そういった奨学金の額、及び種類について詳しく見ていきます。

まとめ：名門大学の学費は高い

・名門大学の学費は500万程度

・学費は年2.5%上昇

・学費のみならず、生活費も別途発生

・奨学金は絶対申請するべき