英語でコミュニケーションを図るなら発信力も磨くべき

英語でコミュニケーションを図るなら発信力も磨くべき

英語学習においてインプットで知識を蓄えることも大切ですが、言語として操るためにはアウトプット力も重要となります。質問されて返答する受け身中心の発言ではなく、自らが考え発信できる英語力の向上も、グローバル社会においては必要になってきます。

自学自習でも取り入れられる勉強法

ひと昔前までは学校の授業でも教科書を読み、先生に質問されたら答えるという受動的なスタイルがメインとなっていましたが、昨今では自らが考え発信できる力を養うために能動的な学習が推奨されています。

英語に苦手意識があれば間違えるのが恥ずかしくて発言できない。英語力が低ければ語彙が浮かばずに話すことができないため、英語力向上を図り自信をつけ知識を蓄えることは基本となりますが、言語としての英語力を手にするためには、積極的に発信できるような取り組みも必要となってきます。

誰かとコミュニケーションを図り、常に自発的に発言を行える環境を作ることがベストではありますが、隙間時間などに能力向上を図りたい方は、自身で質問を考え自身で返答するといった自問自答の学習法を取り入れてみましょう。

英語スクールでも受け身姿勢はNG

TOEFLやTOEICスコア獲得を押している総合塾などでは、ハイスコアを獲得することを重要課題としているため、どうしても暗記型の詰め込み式学習に偏ってしまいます。
ある程度の地点までテストの点数は上がるでしょうが、さらに高い英語力が必要となるシーンでは必ず英語の壁に遭遇することとなるでしょう。

また、ネイティブ講師と対面し本格的な英語に触れられる英会話スクールであっても、ただ質問され答えるだけでは、英語力向上に時間が掛かり過ぎてしまいます。
そのため、自らが質問するスタイルに切り替えるや、内容も日常会話だけではなく会社勤めの社会人であれば業務で発信力を鍛えられるようなテーマを設けるのも一つの手です。
また、自習で行った英語での自問自答や英文日記といった学習内容を提示し、フィードバックを貰うといった積極性も大切になってきます。

まとめ

日本人の性格から、誰かに合わせた受け身態勢の方がラクだと思ってしまう方は多いことでしょう。しかし、英語に限らず、日本語での業務中心の企業であっても自らが考え行動するソフトスキルを所持している人材は求められている状況です。そして、英語力が高くソフトスキルに優れている人材は、企業は喉から手が出る程に欲しいと思うことでしょう。