便利？不便？英語の例文だけで会話をしようとする日本人

便利？不便？英語の例文だけで会話をしようとする日本人

 
使える英語の例文をひたすら覚えて活用しようとする学生や社会人がいますが、実際に外国人を目の前にしてその例文が役立つのは1％程度のことでしょう。便利だと思い覚えて使う英語と言うのは、実は不便でもあるのです。今回は、英語の例文だけで会話をしようとする日本人についてお伝えします。
 

例文通りの会話の流れは少ない？

 
英語で会話するということは、シチュエーションの中での会話ですので、音楽の話をする友達同士の会話。商談をするビジネスパートナーとの会話。旅行で立ち寄ったお店での定員との会話など、様々なシーンによって使い分ける英語があります。
 
これらのシーンごとで使える英語などはインターネットの英語情報サイトを調べると多くの例文が載っています。確かに、パターン化された英語を使うことで、コミュニケーションを図れる可能性はあるかもしれませんが、この例文だけでは会話を成立させるのはとても困難なのです。
 
例文を覚えるだけでは、文法や単語などの応用は出来ません。自分自身で英語を構築できなければ、会話に幅を持たせることは出来ませんし、返答できない質問をされたらどう返せばいいか分からない状態に陥ります。旅行であれば、まだそれでもいいかもしれませんが、ビジネスシーンや留学先でそのような状態に毎回陥れば良好な関係性を築き上げていくことは出来ないでしょう。
 

英語は例文にあらず

 
英語も最初はとっつきにくく、理解しづらい語学ではありますが、基礎となる構造や規則と言った順序を理解すると、英語はそう難しい物ではありません。
日本語とは違い、しっかりと規則性があるため、その規則を守って単語や文法を当てはめることさえ出来れば、発音が聞き取りにくいといった状況はありますが、正しい英語で会話することは可能となります。
 
例文はあくまで、例文であってパターン化できる挨拶など簡単なスモールトークで使える部分までです。自分の意志をしっかりと伝えることや、相手の意見を聞くときには、例文だけでは成り立たないのです。
 
LIBERTYでは、グラマーテーブルという英語学習法により「英語の正解」を把握できるようになるため、最短かつ確実に高い英語力を身につけることができます。
 

まとめ

 
例文だけで英語が通用するのは、海外旅行までです。ショートステイなどの短い期間だったとしても、自分で英語を構築して話す努力をしましょう。失敗して何が悪かったのか知ることでも、上達スピードも変わります。例文を必死に覚えるのであれば、英語の基礎をしっかりと理解していく学習方法に切り替えた方が将来的にも役立つ英語を身に付けられることでしょう。