ゴーサインはいつ？英語が話せるようになるまで実践しない

ゴーサインはいつ？英語が話せるようになるまで実践しない

 
日本語とは異なる要素の多い英語の発音習得は難しいと感じる日本人は大勢います。スピーキングはTOEFLなどの試験に留まらず、外国人と交流を図るには必要スキル。そして英語が話せるようになるまで実践しないでは能力の向上が望めないスキルでもあります。

実践解禁はいつになる？

日本語を学ぶ外国人がカタコトでも「これ、わたし、好き」と答えたとしても、意味合いを理解することができ、それを笑う人はいません。
そして上手く日本語を話すことが出来ないと悩みを相談されれば、十分わかるから細かな間違いは気にしないで積極的に取り組むべきだよとポジティブなアドバイスをすることでしょう。
 
一方で、英語学習者であっても英語力に自信がなければ、文法を間違えたら、発音が上手くないからと失敗を恐れ、外国人に英語で話しかけられても「英語は分かりません」と突き放す人がほとんどでしょう。
こういった方は、英語を話して恥をかかないようになったら実践に取り組もうと考えることでしょうが、英語が話せるレベルというのはどの段階であるのか曖昧であり、一向に足踏み状態で実践に取り組まない状況が続くことにもなり兼ねません。

机相手の英語力だけでは実践で使えない

問題集や参考書相手に英語学習をすすめることで、問題が解けたなど英語力が向上しているという実感を得られる瞬間はあります。
しかし、いくらフレーズを覚えたとしても、いくらこの表現方法を使おうと頭の中でストックしても、実際に使えるシーンというのはそうそう訪れません。
使える英語は語彙や英文法の知識の豊富さではなく、実際に外国人と会話をしなければ知ることも身に付けることも難しい感覚なのです。
 
また、机相手の知識を高め英語力に自信がついた分だけプライドも高くなります。
そして、いざ外国人との会話に挑み失敗した時には、自分にはまだ実践的な取り組みが早かったのだと後退してしまうことでしょう。
 
語学学習というものは、常に前に進んでいかなければ得られるものも少なく成長を図ることはできません。失敗なくして語学の上達は望めないということを念頭に置き、使える英語を身に付けていく学習方法を選択していきましょう。

まとめ

言葉を交わす際に相手が求めているのは語学が上手か、下手かではなく、相手が伝えたい内容です。失敗をすることよりも、経験を積めないことの方が恐れるべきことなのです。
英語が使えないからとネイティブとの交流を避けるのではなく、英語が上手く使いこなせないからこそ上達するために実践的な取り組みを行っていきましょう。