初心者に英会話はハードルが高い？リスニングのステップ

初心者に英会話はハードルが高い？リスニングのステップ

 
リスニング学習に励もうと考えた時に海外ドラマや洋画視聴で聞き流しを行ったり、スピーキング練習も兼ねて英会話スクールに通おうかと迷う方もいるでしょう。しかし英会話はハードルが高い学習方法でもあるため、能力向上にはステップを踏むことが大切です。

単語よりも細かいアルファベットの聞き取り

リスニング能力と呼ばれるものは、多くの人が英語での会話や文章を聞き取れる力と感じ、海外ドラマやアニメに洋画の視聴といった方法でリスニング能力向上を図ろうとすることでしょう。しかし、良く考えてみてください。
日本語を覚えるときにいきなり文章から入っただろうか、英語学習でも英文法から突然覚えようとしただろうか。
 
文章は単語の集まりから構成されています。そして、単語はアルファベット一文字から形成されているものです。
日本語では乳児や幼児に話す時は音が聞き取れるようにゆっくりはっきり話すもので、そして個々の音を聞き単語として認識していきます。
英語も文章や英単語の前に、まずはLとRやOとAの音の違いなど、単体の音を区別し聞き取れるようにスタートしていかなければなりません。

リスニング力で目指すべきもの

音を聞き取ることだけがリスニング力ではありません。
音を聞いて意味を理解するまでがリスニング力と呼ばれるものです。
 
そのため、語彙や英文法の暗記を行い、知識を蓄えていくことが必要となるのですが、それよりも重要となるのが英語と日本語を結び付けるという作業からの脱却になります。
これはリスニング力に限ったことではなく、スピーキング・リーディング・ライティング、英語技能と呼ばれるすべてにおいて言える共通の課題となります。
 
日本人が日本語使用時にいかなる他言語に変換することなく、聞いた言葉を絵としてイメージし、さらにはダイレクトに受け止めて扱えているように、英語という言語も目指すべき場所は同じなのです。そして、英語を英語として受け止められることが英語力向上を可能とし、コミュニケーションを図ることのできる本格的な英語習得には必要不可欠な要素なのです。
 
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まとめ

ネットや広告で見かける人気の学習方法であっても自分に適しているとは限りません。
そして、最終的に捉えなくてはならないのは文章ですが、その前に文章を構築している細かな部分が聞き取れているのか自己分析し、レベルに合った学習を選択しなければ挫折や失敗につながってしまうので注意しましょう。