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単語は分かるのに英文を組み立てられない人の勉強法とは?

2020/10/05

単語は分かるのに英文を組み立てられない人の勉強法とは?

 
日本は今でこそ英語教育に力を入れるようになりましたが、現在の20代後半より前の世代の英語教育は、現在の小・中・高校生のカリキュラムとは異なるものでした。今回は、単語は分かるのに英文を組み立てられない人の勉強法についてお伝えします。

 

少し前までの英語学習とは?

 

冒頭でもお伝えしたような20代後半より以前の世代が行っていた英語学習の一つとして挙げられるのが、英単語をひたすらノートに書き覚えるというものでした。同じ漢字をノートいっぱいに書く学習法と同様です。
 
この世代での学習方法は、単語の綴りや意味は把握していますが、それらを文法として組み立てる力が養われず、再び英語学習をしても文法の組み立てに悩まされる傾向にあります。
 
学校教育の過程で、文法の学習がなかったわけではありませんが、テスト前に丸暗記するという付け焼き刃の学習が多く、それらを今でも実践し続けてしまい本物の英語力が養われない状況となっているのです。

 

場面を想像しながら文法に着目する

 

ただし、悲観的になる必要はありません。何故なら文法は誰でも忘れるものだからです。必要なのはインプットとアウトプットを繰り返すこと。忘れた文法は何度でも頭に入れて話すことによって少しずつ定着していくのです。
そして、このときに会話の場面を想像することで、より頭にすり込むことが出来ます。
 
例えば、「Nice to meet you(初めまして、よろしくね)」であれば、これに対しての返答は「Nice to meet you,too(初めまして、こちらこそよろしくね)」などが考えられます。
 
このようにどのような場面でその文法が登場し、どのような返答が適しているのかを想像すると理解が深まると共に、例え忘れてしまってもそのとき覚えた場面が残ってれば自然と返答することもできます。
 
実際に英語の教科書や英会話教室のテキストなどでは、登場人物が会話している中に英文を織り込んでいるものが多く、場面で覚えることも英語に慣れるポイントとも言えます。

 

まとめ

 

英単語を覚えることに力を入れ、あまり文法を学習してこなかった世代の方の中には、文法の組み立てが難しく感じられる方もいるようです。そんな時は、どのような会話の中でその文法が登場するのかを想像しながらインプットとアウトプットを繰り返してみましょう。
 
場面が印象に残り、より英文が頭に入って来るようになります。英語はとにかく繰り返すことが大切ですから、ご紹介したような初めの挨拶からで構いません、根気強く学習してみてください。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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