英語教材の知名度や人気度と質の高さは必ずしも比例しない

英語教材の知名度や人気度と質の高さは必ずしも比例しない

 
大学受験やTOEIC試験に海外留学など、英語学習に励む中で問題集や参考書は必ずと言って良いほど取り組む学習方法でもあります。質の高い英語教材に巡り合うことは難しいものですが、知名度や人気度で安易に選んでしまうことはオススメできません。
 

知名度や人気に左右されてはいけない

 
質の良い英語学習を選択しなければ、時間を費やす割に英語力が向上せずダラダラと英語学習を行うことになってしまうため、適当に学習方法を選んでしまうことは賢明な判断とは言えませんが、正しい学習方法であっても使用する教材によっては非効率な学習となってしまうため、問題集や参考書といった英語教材選びも慎重にならなくてはなりません。
 
英語のニーズが増したことで英語スクールや書籍にアプリなど数多く英語学習者向けのビジネスが展開されている状況でもあり、顧客や生徒獲得に勤しむ傾向が強くなってきてもいるのです。知ってもらえなければ選んでもらうことはできませんので、広告に投資することは悪いことではありませんが、授業や教材内容といった質を二の次にしてまで宣伝を優先する企業が増えてきたようにも感じます。
 
広告に有名人や芸能人を起用したものは安心感があるかもしれませんが、そこに英語力向上との関連性はないということを再認識しなければならないのです。
 

教材の選び方

 
良質な教材でも使いこなせなければ意味がありませんし、目標とする英語力が身に付かなければ目的達成まで遠回りをすることにもなります。
そのため、自分の英語レベルと学習目的にマッチするものを選ばなくてはなりませんが、難しすぎれば消化不良に、簡単すぎればレベルアップを図ることはできませんので、自己レベルより少しばかり難易度の高い教材を選びましょう。
 
また、継続させることが重要となるため教材レベルの誤選択は避けたいものですが、音声がついているもの、イラストから英単語や英文法のイメージ一致をさせやすいものなど種類も豊富ですので、自分の相性等も考慮し持続性についても考えましょう。
 
そして、知名度や人気度と同等ぐらいに優先しがちなのが金額です。
こちらも安ければコスパが良い、高ければ質が良いといったことはありませんので、費用対効果で失敗しないために、ネットで口コミや評価をリサーチすることが大切です。また、セット教材を購入する場合は、無料お試しの有無、返金保証といったサービス等をチェックしておきましょう。
 

まとめ

 
英語学習方法もしかり、英語を学ぶにあたり安易な考えで選択するということは自分の首を絞めることにもなるため、事前リサーチは徹底する必要性は高いと言えます。
苦手意識の強い日本人にとって英語習得は正しい勉強を行わなければ挫折にも繋がってしまうため、労力や時間といった初期投資は惜しまずに行いましょう。