英検の勉強法
EIKEN Study Tips
「短い英文なら理解できるけど、長文になると一気に分からなくなる」
英語を学習していると誰もが一度は経験するこの状況。そこで今回は、英語の長文が苦手な方に向けて、長文を読むためのコツをご紹介します。ぜひ記事を最後まで読んで参考にしてくださいね。
人間は、文法や単語を覚えたと思っても、時間が経てば忘れてしまいます。それの解決策は、何度も同じ参考書や洋書を読み、情報をインプットし続けることです。
「そもそも英単語が覚えられない」という方は、このインプットする回数が少ないのかもしれません。英語だけではなく、何度も顔を合わせている人は自然と顔や名前を覚えますよね?これと同じように、同じ英語に何度も触れることで、よりその情報をインプットすることができるのです。
まずは自分が持っている問題集や単語帳に書かれている英文や単語に何度も触れていきましょう。
英語の長文では、途中から内容を逆説したり、結果を述べたり、要約したりなど、内容が細かく転換していきます。このような文章の流れを把握できると英文が今何について述べているのかが理解できるようになります。
そのために覚えたいのが「ディスコースマーカー」。これは文章の流れを変える時に入る接続詞のようなもので、英文では段落の初めにつくことが多いです。このディスコースマーカーを覚えれば、その後の英文がどんな流れになるのか把握しやすくなります。
要約なら「In short,(要するに)」や「In other words,(言い換えれば)」、逆説なら「However,(しかしながら)」や「On the other hand,(一方で)」といった形でそれぞれのディスコースマーカーの意味を覚えておくと長文の解読度が高まりますよ。
参考書などで解けなかった長文の設問は印をつけておいて、後ほどノートの記載しておきましょう。この時、解説も合わせて書いておくとより頭に入りますし、後で読み返すこともできるのでおすすめです。
始めはノートに書く作業に時間を取られるかもしれませんが、自分の弱点を克服したいならこのノートはかなり活用できます。時間がある時に読み返して、解説をしっかりインプットしていきましょう。
長文はボリュームもありますし、一般的な文法などではあまり見られないディスコースマーカーなどもあり、解読するのが難しいと感じるかもしれません。ご紹介した方法を実践すれば、長文の英語も怖くなくなります。この機会にぜひ、勉強法に取り入れてみてください。
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