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英語学習やり直し。リスニングから単語を覚える学習法の利点

2021/05/02

英語学習やり直し。リスニングから単語を覚える学習法の利点

 
英語学習をやり直しする際に、基礎部分となる中学英語をおさらいしたり、英文法や英単語の知識量を増やす学習に取り組むことでしょう。しかし、何も考えなしの暗記では効率良く能力向上を図れません。今回はリスニングから単語を覚える学習法の利点についてお伝えします。
 

知っていても聞き取れない

 
義務教育課程において学校で英語を教わる時に、英語を先生が読み上げ、教科書などにカタカナで読み方を振っていたという経験をお持ちの方も多いことでしょう。
しかし英語の発音は日本語のカタカナでカバーできない程に発音の種類があるため、実際に聞いた音とイメージしていた音が異なり、知っている英文法や単語でも聞き取れない、文字として目視することで初めて気づくという人が多い状況でもあります。
 
学生時代は、試験を対象とした教科としての英語力が求められるため、文字に依存した英語でも難なくこなすことができても、英語本来の役割である言語としての能力が求められるようになると、文字に依存した英語力は足枷になってしまいます
 

聞き取り力はスピーキング力に影響する

 
知らない音は聞き取ることはできませんが、話すこともできません。
相手が話した言葉を、自身の脳内に収納されている音情報から一生懸命検索してもヒットすることはなく、近しい音から導き出そうとすれば誤った解釈にも繋がります。そして、当然ながら誤認識している音情報で発音しようとすれば、相手に伝わることもないのです。
 
学校教育で文字に依存した学習は体も慣れてしまっているため、取り組みやすいと感じてしまうかもしれませんが、グローバル社会で求められているのはTOEICやTOEFLといった試験をクリアするだけの英語力ではないため、リスニングから情報を蓄え使えるようにしていくことも大切になります。
 
また、単語単体でのリスニングだけではなく、海外ドラマ視聴などの会話シーンから英語を取り込むことで、使い方のイメージが付きやすくなったり、リエゾンやリダクションといった音の知識を広げることができ、ネイティブ英語のスピードにも慣れ英語を聞くことへの耐性にもつながるメリットがあります。そのため、単語を覚える段階から文章や文法で英語を聞き、英語を耳にすることに慣れていくのがオススメです。
 

まとめ

 
問題集や参考書を手に取り、スペルを見たり記入するといった学習方法が馴染んでいるため、基礎知識を高める段階でも書いたり読んだりが多くなってしまうことでしょう。
論文やビジネスメールなどライティング能力が必要なシーンというのはありますが、顔と顔を合わせたコミュニケーションでは、文字よりも言葉が大切となってくるため、リスニングから発音知識を高めていく学習も心がけていきましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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