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ネイティブに縛られない多様化する英語で活きるビジネス英語

2021/05/02

ネイティブに縛られない多様化する英語で活きるビジネス英語

 
英語を公用語とする英語圏と呼ばれる国々もありますが、世界を相手に企業展開していく日本などでは第二言語として英語を用いて取引や商談を行います。そのため、英語圏やネイティブ英語などに囚われることのないビジネス英語力について考えていきましょう。
 

ネイティブ英語に縛られない

 
英語を学ぶ学習者の中にはネイティブ英語を理想とし、目指している人も多いことでしょう。確かに子供の頃から英語を学び、流暢に英語を操る英語圏と呼ばれるアメリカやカナダにイギリスなどのネイティブに憧れを抱く気持ちも分かります。
 
しかし、現代のグローバル社会では、フィリピンやインドなど母国語とは別にビジネスで活きる武器として英語を学び、使えるレベルまで向上させ一線で活躍している人々も増えており、非ネイティブの方がネイティブより英語の使用人口が上回っている状況でもあります。
そのため、必ずネイティブ英語をマスターしなければならないと執着する必要性はないのです。
 
また、ネイティブ英語を目指す目標として掲げることで学習継続のモチベーションに繋げられるなどの英語習得へのメリットにすることが出来る人であれば良いのですが、ネイティブ英語と自身の英語力を比較して自己嫌悪に陥り自信を喪失してしまうなどのデメリット要素になるのであれば、ネイティブ英語の習得を目的とするのではなく、使える英語力を意識し能力向上を目指して前進する方が、現代の国際社会に求められる英語力を身に付けられると考えるべきでしょう。
 

多様化する英語に慣れる取り組み

 
イレギュラーな状態にもトラブルにも対処が可能な柔軟性のある使える英語力を身に付けることが先決ではありますが、ビジネスでの英語運用能力が支障ないレベルまで到達したという方は、様々な英語に触れていく学習を行ってみるのも良いでしょう。
 
どこの国の英語が正解といった事はなく、英語は様々な国で使用されると共にイントネーションや訛りといった変化が起こり、国特有の独特の英語の発音や言い回しなどが存在します。
そのため、インターネットが普及している昨今では、ネット環境があることで簡単に海外と通じることができますので、どんな英語にも対応できるようにSNSや国際交流を利用して接触する機会を作り出すと良いでしょう。
 
多国籍の人々と関係を築くことで英語力だけではなく異文化理解につながるため、国によって異なるマナー、習慣、歴史的文化背景なども知ることができるようになり、ビジネスで活きる知識を蓄えることも可能となります。
 

まとめ

 
ビジネス相手や共に働く同僚はネイティブだけとは限りません。そのため、ネイティブのような完璧な英語力を求めるよりも、コミュニケーションを図ることのできる英語力が重要視されているのです。そして、日本の習慣や日本人特有の良しとされることが世界で通用するわけではありませんので、国の文化や風習といった知識と理解を深めることも大切にしていきましょう。

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