英検の勉強法
EIKEN Study Tips
一時期英語の聞き流しが流行しましたが、実際に試してみて効果を実感しなかった方もいたのでは?実は聞き流しにもコツがあり、本当に単に聞き流しているだけでは効果は下がってしまいます。では、どのような点に気をつけて聞き流すと良いのかみていきましょう。
聞き流しであまり効果がないのが初めて聞く英文を聞くことです。聞き流しをするときに用いる教材は、ご自身が知っている内容のものがおすすめです。例えば、桃太郎の話の英語版があったとして、この物語であれば話の展開を知っている方も多いため、英語を聞いていても理解できますよね。
また、自身が知っているものを用意できない場合でも、聞き流しする英文の単語の意味や文法を予め調べておくことで、聞き流しする時にはある程度内容が把握できていると思います。このように、聞き流すものを理解していないと、大抵の人は日本語訳のことばかり考えてしまい、英語を英語で考えることができなくなってしまいます。効果を上げるためにも馴染みのある英文を用意しましょう。
ちなみに馴染みのある洋楽や洋画でも代用できますよ。
「聞き流しなのだから当然のこと」と思う方もいるかもしれませんが、聞き流し英語では当然ながら聞こえてくる英語に集中する必要があります。例えば電車に乗り、窓の外を眺めながら聞き流しているような人は、果たして集中できていると言えるでしょうか?
少しでも景色に気を取られているようでは、あまり効果は望めず、聞き流しして学習したつもりになってしまうことも・・・。聞こえてくる英語に集中することで、その英文に対して自身の理解や発見に繋がり、英語力を伸ばすことに繋がるため、聞き流しと言えど本当に聞き流してしまう方はおすすめできません。
さて、先ほどと同じく電車で英語を聞き流していたとして、これを音読する方はいないと思います。しかし、聞き流し英語の効果をさらに上げる方法は音読することです。聞こえてきた音を自身の口から発することで脳に印象付け、知識として身についていきます。聞き流し英語は場所を選べず実施できるものの、なるべく音読できる環境のもとで行うことをおすすめします。
聞き流し英語を実施するときに気をつけたいことは「馴染みのある英文を聞く」「集中して聞く」「聞いた英文を音読する」の3点です。これらがクリアできていない場合の聞き流しはあまり効果を期待できませんのでご注意くださいね。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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