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聞き取れたけれど内容が残らない。リスニング力の問題点

2021/06/02

聞き取れたけれど内容が残らない。リスニング力の問題点

 
試験や実践、英語学習段階においても、聞き取れたけれど内容が頭に残らないという経験がある人もいると思います。文章のように簡単に読み返しが利けば良いのですが、そうもいかないケースは多々あるため、リスニング力の問題点を把握して改善していく学習を行いましょう。
 

能力不足による問題

 
音を聞き取れるようになるだけでは内容を理解することはできませんし、音を聞き取れなければ意味を知ることもできません。
そのため、相手の言葉を聞いて意思疎通を図るためには、音の知識に加え、英語の語彙や表現に文法などの理解が必要になります。
 
聞き取れたけれど内容が残らない人というのは「今日は何を食べたい?」などの簡単な文章であれば恐らく意味の理解まで至り、内容が残らないといった事はないでしょう。
しかし、長文となると、前文と後文の関係性を理解し、意味を導かなくてはならないため、ただ単純に音が聞き取れたという状況だけではイメージが付かずに、理解が乏しくなってしまいます。
 
また、音を拾うことに集中し過ぎるあまりに「理解して内容を記憶する」という余力がなく、肝心な部分が抜け落ちてしまう人も少なくありません。特にTOEICやTOEFLといった英語試験においては、過度にプレッシャーを感じる人も多く、忘れてしまったと感じる傾向にあります。
 

処理速度の低下も招く日本語英語

 
前項で述べた問題点は、自習で行うインプット学習や実践的な学習を行うことで、耐性が付き、いずれ記憶に残すことのリスニング力にたどり着くことが可能となります。
しかし、相手から発話された英語を聞き取り、日本語に変換してから意味への理解に到達している人は、余計な工程が関与することで集中が他に分散されてしまうため、記憶に留められるというレベルに達するまでに時間が掛かり過ぎてしまいます。
 
また、日本語に当てはめて考える日本語英語は、内容を記憶に留めるという部分だけではなく、理解するまでのスピードにも影響があり、さらに言うならばスピーキングにおいても速度低下の要因となり得るため、英語でコミュニケーションを図るという行動全体の壁になってしまうのです。
 
日本語英語は英語脳を養うための学習を行うことで、ダイレクトに受け止めることのできる英語を増やしていくことが可能ですが、英語を英語として捉えるためには、まずは英語の概念を理解することが重要でもあります。
 
英語の本質を理解して、難しいと感じる英語から抜け出したい方、英語脳作りの積み上げ学習を効率的に行い、ネイティブと同等の高い英語力を身に付けたい方は、ぜひ一度LIBERTYの無料カウンセリングへお越しください。
 

まとめ

 
英語が聞き取れたけれど内容が残らないという人は、ただ単純に練習量が足りないという事も考えられますが、そもそもの英語に対する捉え方が間違っていることが要因でもあります。
日本語を聞く際は、ダイレクトに日本語から情景をイメージして相手の言葉の意図を汲み取ろうという意識が働きます。英語もコミュニケーションを図るための言語であり、目指すべきところは変わりません。
 
英語の本質を理解するということはListening/Speaking/Reading/Writingの総合的な能力向上につながるため、本物の英語基礎を習得し、基盤からの改善を考えてみることをオススメします。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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