英検の勉強法
EIKEN Study Tips
最近の英語の翻訳サービスや翻訳機は高性能なものが多いです。そのため、今後は英語を学ぶ必要は無く、翻訳は全て機械に任せておけば良い、という考えの方もおられるかもしれません。
ですが、やはり英語は学ぶべきです。その理由を見ていきましょう。
「これは英語で何と言うのだろう?」そう考えたとき、インターネットで検索するとすぐに英語翻訳が見つけられたという体験をした方も多いはず。こういった翻訳サービスや翻訳機は、少し前はおかしな翻訳をするものもありましたが、年々その精度を上げていき、現在ではTOEICでいえばスコア900点に匹敵するほどの実力を持つものも存在するなど、非常にレベルが高いです。
確かにこれだけ優秀な翻訳サービス・翻訳機があれば、特に英語に苦手意識を持つ日本人は、もう英語を学習する必要がない、と感じるのかもしれません。
残念ながら、翻訳機に頼りきりにはいかない理由もあります。例えば、企業間で取り交わす機密情報や公文書等は、些細な翻訳の誤りから大きなミスへ、最悪の場合会社の損失へと繋がりかねません。こういった重要な場面での翻訳作業は人の手で行う必要があるのです。
人の手で行うとすると、社内に英語に明るい人がいない場合、翻訳家にお願いする必要がありますが、件数があるほど費用がかさみますし、外部の人に企業の情報を委ねる必要がありますから、経営者にとっては不安なこともあるかもしれません。
翻訳サービスや翻訳機は、あくまで意味を教えてくれるだけに過ぎません。そのため、英語で執筆された小説や漫画の和訳には向かず、必ず翻訳家が行っています。物語にはその著者が意図した情緒や比喩表現が含まれており、それを翻訳家が汲むことによって私たちにより伝わりやすい形となっているためです。web上に英文で投稿された物語を翻訳機にかけたところで、味気ない文章しか得られないのにはそういった理由があるのです。
小説に限らず、英文の作品を楽しみたい方は、英語を学ぶ必要があるでしょう。
高性能な翻訳サービス・翻訳機の登場で、私たちは英語を学ぶ必要は無いと考える方もおられるかもしれません。ところが、企業の重要書類等の重要なシーンでの翻訳や小説などの和訳は、人が翻訳する必要があります。他にも人が翻訳を行う場面は多くありますから、英語を学ぶ理由は十分にあると言えるでしょう。
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