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オンライン英会話がインプットの場所となってしまう学習者

2022/06/01

オンライン英会話がインプットの場所となってしまう学習者

 
オンライン英会話は定番の学習手段ではありますが、成長度合いについては個人差が大きくなる学習法の一つでもあります。英語上達につなげられない要因はいくつかありますが、今回はインプットの場所となってしまいアウトプット練習に活かせない学習者についてお伝えします。
 

インプット知識がないと躓く英会話

 
相手の言葉を理解して、自分の意見を伝えるという言葉のキャッチボールを行うためには、インプットした知識が必ず必要になります。パズルを完成させるためにピースが必要なように、英語を構築するためには英単語や英文法の知識がなくてはなりません。
 
ですが、この知識を取り込むという学習段階を飛ばして、英会話というアウトプット学習を選択し失敗してしまう人もいまだにいるのではないでしょうか。
そして、オンライン英会話もインプットの場所として考えてしまう人も少なくありません。
 
スキルアップするために学んだことを吸収していくことは大切となりますが、対話学習のメリットは実践的な英語のアウトプット練習を重ねられることです。
そのため、自分の英語がどこまで通用するのか知るためであったり、実用的な英語力を身に付けるための課題を明確にする場所として活用しなければ、オンライン英会話の効果を得ることはできません。
 

英会話を重ねても文法理解は深まらない

 
日本人の多くは英文の構築で躓く傾向にあります。中学校にあがり、英文法が理解できずに英語が嫌い、苦手といった感情が芽生えてしまう人も少なくありません。
 
この問題を解決するために、英語をシャワーのように浴びて感覚で英語を操ろうという考えを持つ方もいるかもしれませんが、日本語が日常となっている日本国内で感覚的に操る英語習得を目指すのは、時間が掛かりすぎてしまいます。
そのため、しっかりと英文法の理解を深める学習に励まなければなりません。
 
現在オンライン英会話を利用している方も、オンライン英会話の学習効果を最大限に取り込みたいのであれば、オンライン英会話のみで英語学習を完結させるのではなく、レッスン外で行える知識のインプット学習は並行して行うようにしましょう。
 

まとめ

 
オンライン英会話は利用の仕方によって、大きく成長度合いが変わってきてしまいます。
オンライン英会話というのはどういった学習手段なのか、もう一度よく考え、能動的に活用できるように臨む姿勢について調整していくと良いでしょう。

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