英検の勉強法
EIKEN Study Tips
漠然と英語を学習していていも、英語圏で活躍できるとは限りません。英語圏の大学/大学院、企業で必要なのは「教養のある英語」を身につけることです。こちらでは、「教養のあるエリート層の英語」を身につける重要性についてお話しします。
英語は世界で最も話者が多い言語です。母語としてだけではなく、第二言語として世界各国で使用されています。国をまたいたコミュニケーションでは、英語によるやり取りが中心です。
また、その普及率から英語は個々のエリアで独自の進化を遂げています。アメリカ英語、イギリス英語の違いが代表的ですが、その他の地域の英語も特徴的です。インド英語を「Hinglish」という通称で呼ぶように、とりわけ特徴的な英語は区別されることがあります。
さらに、文化やシチュエーションによっても使われる英語は異なります。TPOによって言葉遣いや単語が変わる点は日本語と同じです。カジュアルな英語をマスターしただけでは、ビジネスシーン、アカデミックなシーンで活躍できません。
「教養のあるエリート層の英語」とは、ネイティブのエリート層が使っている英語です。大学、もしくは大学院レベルの英語に相当します。ビジネスシーン、アカデミックな場面で十分に活用できると言える英語です。
英語学習の際、我々は英語を母国語とする人々の発音や言葉選びを参考にします。しかし、上述した「教養のあるエリート層の英語」をマスターしているのは、ネイティブの中でもごく限られた層です。英語話者全体で考えると、「教養のあるエリート層の英語」をマスターしている話者はさらに限られます。
日本人の中でも、大学/大学院レベルの英語を習得している人は一握りです。「日本の英語レベルは先進国の中でも最低ランク」という声も多く、積極的にグローバルな活躍をしている状況に対して好ましいとは言えません。英語力に関しては、中国や韓国に対して大きく後れをとっています。
教育機関では長い時間をかけた英語教育が行われます。英語力の向上を目指し、留学をする方も少なくありません。それにもかかわらず日本の全体的な英語力向上が見られないのは、「日本人英語」から脱却できず、エリート層の英語脳が定着しないことに原因があると考えられます。
英語圏への留学は英語力を向上させるために重要な経験です。一方で、現地で英語を使用したコミュニケーションがとれるようになったとしても必ずしも英語力の証明にはなりません。英語力とコミュニケーション力は、本来別の能力です。
上述したように、英語は文化によって大きく形を変えます。一般的な留学で触れることが多いのは、カジュアルな英語です。大学進学、企業へのインターンシップといった経験をしなければ、エリート層の英語に触れることはできません。
万能な英語力は、本来使うシーンを選ばないはずです。コミュニケーションに長けているのは好ましいことですが、それを英語力に置き換えるのは少々危険と言えます。とりわけ、大学/大学院といったシチュエーションでは、コミュニケーション力だけではない「教養のある英語」が身についていなければ活躍できません。
従来の日本式英語教育では、日本語と英語の構造的違いが考慮されていません。日本語式に当てはめた文法の詰め込み教育に終始しています。多くの日本人が「日本人英語」を習得してしまうひとつの要因です。
エリートレベルの英語を獲得するために重要なのは、ネイティブが感覚的に身に着けている英語の「核」を習得することです。英語を母国語としない日本人でも、方法次第で問題なく身につけることができます。基盤となるこの理解があれば、語彙力を向上させるだけでネイティブレベルの英語へと近づけられます。
Libertyが提供する『グラマーテーブル』は、ネイティブが無自覚に習得している英語のもっとも重要な部分を体系的にまとめたものです。『グラマーテーブル』を習得することで、英語の構造そのものを理解できるようになります。
「教養のあるエリート層の英語」は、大学/大学院、ひいてはビジネスで活躍するための英語です。「活躍している自分」というビジョンを描くことは、エリート層の英語を習得する糧になります。英語は活躍のためのツールです。「英語力をアップさせたうえで何をしたいのか」を明確にすることが大切です。
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Libertyは「教養のあるエリート層の英語」を身につけていただくために、『グラマーテーブル』を使用した指導を行っています。英語の「核」をわかりやすくまとめているため、短期間で英語力を向上させることが可能です。また、英語力向上の先にある目的達成のサポートも行っています。海外の大学/大学院進学や海外企業への転職に向けて英語塾を探している方はお気軽にご相談ください。
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