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留学後にアメリカの企業で働きたい!ハードルが高い海外就職

2020/08/06

留学後にアメリカの企業で働きたい!ハードルが高い海外就職

 
アメリカやイギリスなどに留学し、海外への意識が高まり海外企業に就職したいと考える学生もいます。しかし、日本での就職の様に面接して採用されれば、働けるといった簡単なものではありません。今回は、ハードルが高い海外就職についてお伝えします。
 

海外での就職が難しい理由

 
日本の学生が留学するには、学生ビザを発行してもらわなければなりません。
そして、海外で働くためには、就労ビザを発行してもらわなければ働くことが出来ません。
これらのビザを取得するには、その国の審査をパスしなければならないため、ビザを発行してもらえなければ、留学することも働く事も認められません。
 
また、学生ビザ以上に就労ビザを発行してもらう方が難しいため、留学後にそのまま働こうとするのは、かなりハードルが高いと言えます。
まず、就労ビザを発行してもらうためには、アメリカの大学に進学や特定の専門分野で学んだ人なら、オプティカルトレーニングやインターンシップといった制度を利用して、主には無給で一定期間、企業体験をした後に就労ビザの許可が下り雇ってもらえるケースもあります。
 
また、就労ビザ申請には雇用先が必要となりますので、ビザ申請の費用や手間を考えると、採用しようとしてくれる雇用先と巡り合うのも難しく、単に「日本での社会人経験」と「英語が話せること」だけでは、アメリカで就職先を見つけるというのはかなり難しい状況です。ただ、日本語を必要とする仕事を選ぶと、多少は募集要項に適している可能性は高くなり雇ってくれる可能性は高まります。
 

国内から海外を目指す方法が良いのか?

 
アメリカで働きたいと願うのであれば、アメリカ人と結婚するや永住権であるグリーンカードを取得するといった方法も考えられますが、実際には、就労ビザを得るよりも非現実的だと言えるでしょう。
 
そのため、日本で経験を積み海外就職を目指すか、外資系や大手企業で海外在留のある職種を選ぶなどすると海外で仕事をすることができます。一般的には、この方法で海外で経験を積む日本人が多いですが、最初から海外で働くには、かなりリスクを伴う状況であるとも言えるでしょう。
 
それでも、最短で海外で働くとするならば、海外大学へ進学して好成績を残し、インターンシップなどの企業体験を経験し、企業に認めて貰うことが最短ルートだと考えられます。
 

まとめ

 
海外での仕事を見つけるというのは案外難しい状況であることを理解していただけましたでしょうか。人材派遣系からの就労もビザなしでは門前払いとなるため、アメリカで働くには、それ相応の実力が求められると考えておきましょう。

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