英語初心者の学習目標は時間で管理していくのがオススメ

英語初心者の学習目標は時間で管理していくのがオススメ

 
目標期日から逆算して月の目標、さらに1日の学習目標を定めていくこととなりますが、1日の勉強量は時間または量（理解度）で設定することが出来ます。多くの方は時間で管理していくでしょうが、初級者は時間、学習経験者は量で管理していくのがオススメです。
 

学習経験が少ない初心者は時間で管理

 
TOEICやTOEFLといった試験のスコア、ネイティブと対等に話せるレベルの日常会話、商談を一人でもこなすことのできるビジネス英語力など、いつまでに目標とする英語力を身に付けたいのか考え、そこから逆算して学習内容を決め段階目標を設定するなど、学習プランを練っていくことになります。
 
1日の学習を設定するにあたり、勉強時間か、問題集をどこまで進めるのかといった量もしくは英単語や英文法の応用といったどこまで理解を深めるか、この二つを基準として進めることが出来ます。
 
英語学習経験が少ない初心者レベルの方は、自身の英語力でどんなレベルの問題を解くとどれほど時間が掛かるのかというのを捉えることはできないため、その日その日で短かったり、長かったりとペースが安定しなくなってしまいます。
そのため、初めのうちは時間で管理していくのがオススメです。
 
また、今まで英語に苦手意識が強かったり、触れる時間が短く耐性が出来ていない状況であれば、長時間の学習は集中力が持たずに質の悪い学習となり効率的に吸収できなくなってしまうため、はじめのうちはやる気に満ちて熱意が溢れていることでしょうが、長時間に渡る無理な時間設定は控えておきましょう。
 

把握できたら量に移行

 
問題集や参考書を解くことのできる大まかな必要時間はどれくらいなのか、リスニング学習ではどれくらい時間を掛ければワンセンテンスの聞き取りが行え、内容理解に至ることができるのか、学習の経験を重ねていく中で自身の英語力や学習の時間配分等を理解できるようになってきます。
 
時間で学習の管理が行えるようになったら、量や理解度で進める方法に切り替えましょう。
量や理解度で学習目標を設定することで、必要な英語力に向けての学習の細分化や、段階目標を設定しやすくもなります。
 

まとめ

 
1日のノルマを決めることはサボり防止にもつながりますし、細かな目標をクリアしていくことで英語力が上達しているという実感を得られるようになりモチベーション維持にもつながります。
ですので、ダラダラと学習を行うのではなく、最終地点となる目的を明確にし、達成したい期日から逆算して1日に必要となる勉強目標を設定していきましょう。
そして、現在時間で学習を管理している方は、1日目標を量で管理してみることも考えてみてください。