IELTS勉強法・TOEFL勉強法
IELTS Study Tips・TOEFL Study Tips
現在英語を使用する人口はネイティブよりもノンネイティブの方が多い状況で、まずはネイティブ英語ではなく通じる英語を習得するのが優先でもあります。しかし、ネイティブ英語を目標や意識した英語学習を行うプロセスの中で得られるものもあるのです。
非ネイティブとネイティブの差というのは綺麗な発音など様々な要素が考えられますが、大きな部分となるのが、語彙や表現の量になります。
日本の学校教育で教わったり、TOEICやTOEFLなどの民間英語試験のための学習で蓄えた熟語や表現力だけでも相手に伝えることのできる語彙力で十分な可能性はあります。
しかし、ネイティブの操る英語に触れ語彙力や知識量を増やしていくことにより、文字の羅列として意味を捉えた英語が、よりクリアに深く理解することができるようになります。
知らない言葉があるだけで、文章の重要部分が空白になるため、推測でどうにかなるケースもありますが、意味を理解することが難しくなる時もあります。知識を増やすことでノイズとなっていた部分が理解できるようになるため、言語として鮮明に捉える力が養われていきます。
そして、喜怒哀楽というのは些細な言葉遣いであったり、表現で度合いを表すケースというのは多々あり、経験を重ね知識が育っている日本語であればニュアンスの違いから「悲しいけれど少し喜びを感じられる」など相手の心情をより的確に汲み取ることが可能になります。
語彙力があることで受け身としてもコミュニケーション能力も高まりますが、自身の言葉も状況や想いにマッチしたワードを選択でき、心を通わせ深みある人間関係を築いていくことができるシーンというのが増えるのです。
ネイティブ英語を意識的に学ぶことで、より英語力に磨きを掛けることができますが、使えない英語すら話すことが出来ないという人が多くいます。
そのため、ネイティブ英語を意識するよりも、失敗を恐れず英語を使い続けること、使える英語を身に付けていくということが大切となり、英語で思考を伝達するというコミュニケーション行為に慣れなくてはなりません。
いきなりネイティブ英語との比較ではハードルが高すぎますし、ネイティブと比較して自信喪失の機会が増えることにもなります。
そのため、英語で会話することに慣れてからネイティブ英語を意識して取り組むことが英語習得の近道であり、応用力の利いた英語力を効果的に身に付けることが可能になるのです。
ネイティブ英語に目を向け知識を取り込んでいくことで、ただの相手の言葉を知るための文字の羅列から、相手の感情がこもった意味ある言葉と変化していきます。
そのため、ネイティブ英語を目指す必要がないとも言われている昨今ですが、ネイティブから英語知識を取り込むことで、英語力に磨きがかかるのは間違いありません。
もちろん優先するべきは使える英語力であるため、順番を間違えずに、英語というツールでより円滑な人間関係を築き上げたい方は目指してみると良いでしょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。