IELTS勉強法・TOEFL勉強法
IELTS Study Tips・TOEFL Study Tips
「英文を読めば意味が理解できるのに、英語の音声になるとまったく分からなくなる…」
もし、今英語学習をしてこのように悩んでいるなら、「リスニング力」が身に付いていないのかもしれません。今回は、リスニング力が身に付くディクテーションを用いた学習法のメリットとやり方を解説していきます。
ディクテーションとは、英語の音声を紙に書き記していく学習方法のこと。
かつての日本ではあまり馴染みがなかった学習法ですが、しっかり聞いて文字起こしすることで、リスニング力はもちろん、単語の発音や文章のつづりなどを聞き取る力も身に付けることができます。
ディクテーションを英語学習に取り入れる効果は、次の通りです。
①リスニング力が向上する
ディクテーションは聴いた英語の音声をそのまま音読する以上に高いスキルが求められます。自分では「分かっている」と思っている単語や文法でも、書き起こしてみると間違えていることも。
ディクテーションはより「しっかり聴く」というスキルが身に付くので、リスニング力が自然と向上します。
②聴こえていない音声が明確に分かる
英語の音声を復唱する学習法では、聴こえていない部分が曖昧になってしまうこともありますが、ディクテーションは書き起こししているので、聴こえてない部分や理解していない部分がより明確に分かります。
単語や文法、文章のつなぎの音など、苦手な個所が分かれば、重点的に学習することでより英語力アップに繋げることができますよ。
ディクテーション用に使用する教材は、9割ほど単語や文法が分かっているものにしましょう。文章の長さは音声にして3分以内のもので、音声とテキスト文がセットになっているものがおすすめです。
まずは一度ディクテーションをしないで、すべての音声を聞いて感覚を掴み、2回目からディクテーションを始めてみてください。すべて聴いてから書き起こすのは大変なので、音声を途中で止めながら書き起こしてみてくださいね。
すべて終わったらテキストと自分が文字起こしした英文を見比べて、チェックしていきましょう。間違えた箇所は再度復習していきましょう!
ディクテーションは短い時間でも効率良く英語が学習できるおすすめの方法です。ぜひ毎日の英語学習に取り入れて、苦手なリスニングを克服してみてください。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。