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近年大学入試でも重要視される英語4技能のうち、スピーキングは苦手意識を持つ学生が特に多いスキルです。独学でスピーキング能力向上は難しい一方、アジア短期留学は中級者にとってスピーキングの強化に最適だと言われています。今回はその理由をご紹介します。
大学入学共通テストでは英語4技能をはかるための民間英語検定の導入が見送られている一方、私立大学ではすでに多くの大学で外部試験のスコア利用が実施されています。今後その傾向がますます強くなることは必至です。そのため英語4技能それぞれのレベルアップが大学入試のカギとなります。
その中でも、日本人が最も苦手とするスピーキングのスキルは、大学入試でどのレベルを求められるのでしょう。英語の民間試験はそれぞれCEFRと呼ばれる国際的なガイドラインのレベル分けに対応します。CEFRのレベルでB1~B2(習得しつつある者・中級者~実務に対応できる者・準上級者)に当たる英語民間試験のスコアがあると大学入試で優位とされます。
また、民間試験でのスピーキングテストは、社会問題をテーマとして意見を述べたり、文章を読んで要約+意見を述べる、など正しい文法と豊富な語彙で自分の意見をスピーチする能力が求められることがほとんどです。
要するに、大学入試で求められる英語のスピーキング能力は、ネイティブスピーカーとペラペラと会話する能力ではなく【培われた文法と正しい発音を使い、自分の意見を述べる能力】なのです。
英語のスピーキングスキルを鍛えるには、何より対峙してくれる英語話者が必要です。英語留学はアメリカやカナダ、ニュージーランド、オーストラリアを思い浮かべる人が多いことでしょう。しかしこれらの英語圏では、ほとんどが大人数クラスで、スピーキングの練習相手は自分と同じレベルの留学生です。正しい文法や発音を指摘してくれる講師ではなく、日常会話を交わす友人との英会話が留学期間を大きく占めます。
一方アジアの英語留学は短期・マンツーマンレッスンが基本です。もちろんネイティブスピーカーではなく第二言語を英語とする人々なので、講師のレベルが高い語学学校を選ぶ必要がありますが、英語圏に比べてレッスン料が低価格なので1日6時間~8時間のマンツーマンレッスンを受けることも可能です。そのためスピーキングを徹底的に鍛えるのに最適です。
アジアでの短期留学は今まで英語初級者に人気がありましたが、中級者こそ今まで培った正しい文法や表現を、講師を相手に繰り返し使い、発音とスピードを意識する短期集中の日々が効果的なのです。
これからの大学入試では英語4技能それぞれのレベルアップがますます必要とされますが、スピーキングは特に苦手とする人が多いスキルの1つです。
大学入試で求められるスピーキングレベルは【正しい文法と発音を使い、自分の意見を述べる能力】とされ、そのレベルへの近道としてアジアへの短期留学をご紹介しました。
インプットした知識を、コミュニケートするツールとして短期集中して英語話者を相手に使う日々で、自分の現在のスキルを自覚する機会としてもおすすめです。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。