社会人の語学留学。超短期留学と短期留学に挑む際の姿勢

社会人の語学留学。超短期留学と短期留学に挑む際の姿勢

 
仕事で活きる英語力を養うために語学留学を考える社会人の方も増えていますが、休暇を取って語学留学するのなら、しっかりと成果を挙げたいものです。今回は、社会人の語学留学を失敗に終わらせないための超短期留学と短期留学に挑む際の姿勢についてお伝えします。
 

培った英語力を試す超短期留学

 
夏季の長期休暇や年末年始といった短い休みを利用して、1週間程度海外に赴くのが超短期留学になります。社会人にとって超短期留学でのメリットは、現在勤めている会社を辞めることなくスキルアップに臨めるという点になります。
 
そのため、海外で得た知識や教養、語学力を現職で活かしたいという方や、仕事を辞めて語学留学に挑戦することに不安がある方は、超短期留学を選ぶと良いでしょう。
 
ただし、超短期留学では、ビジネスで活かせるほどの高い英語力を身に付けるのは厳しくなります。そのため、英語の基礎力を向上させるための留学ではなく、今ある英語力の課題を見つけ出すためであったり、自身の英語習熟度がどれ程なのか測るために活用することがオススメです。
 
他にも、本格的な留学前の現地の下見、留学という経験を積んでみたいという方の初めての留学としても超短期という期間は最適です。
 

キャリアアップを視野に入れた短期留学

 
超短期留学とは異なり、何か月という滞在でみっちり語学習得を励むことになる短期留学では、会社が理解を示しサポートやバックアップを行ってくれる企業もあるかもしれませが、ほとんどが現職を辞めて留学することになります。
 
留学後には就職活動を始めることになりますが、再就職先で英語を武器にして内定につなげたい方は、留学で結果を残さなければなりません。
超短期とは異なり、英語学習に掛ける時間があるとは言え、ゼロからスタートするのと、日常英会話レベルを習得してから挑戦するのとでは、留学で得られるものに大きな差が生まれてしまいます。そのため、短期留学であっても基礎力は国内で高めておくことが大切です。
 
また、面接では留学での経験を尋ねられることがありますが、「英語力が向上した」という感想に魅力はありません。人として成長を促せた部分や、収穫できた内容に価値があると考える企業も多いため、自信を持ってアピールできる体験を積極的に重ねていきましょう。
 

まとめ

 
英語を身に付けるだけならば、国内でも可能になります。そのため、実践でも活きる英語力に昇華させるための課題を見つけるために留学を活用するのがオススメです。
また、語学力向上だけが留学で得られる経験ではありません。面接では留学をしたという事実だけが評価されるわけではありませんので、語学力はもちろん、異文化適応能力や積極性など人間的成長を意識しながら語学留学に挑むようにしましょう。