海外インターンシップでの英語面接をクリアするための準備

海外インターンシップでの英語面接をクリアするための準備

 
就活経験のない学生や、英語での面接経験のない社会人にとって海外インターンシップでの英語面接に不安を抱えている人も多いでしょう。日系であっても英語力を測るために英語面接を用いる企業もあります。準備なしで気軽に突破はできませんので、しっかりと対策を行いましょう。
 

面接での質問・会話内容

 
日常英会話が得意な方であっても、面接となると緊張から上手く想いを伝えられなかったり、説明や考えを交えた複雑な会話を苦手としている人も少なくありません。そのため、英語面接でも、ある程度聞かれるであろう質問内容に対しての返答をまとめておきましょう。
 
海外インターンシップでの英語面接による質問内容は、国内企業での就活時に聞かれる内容と大差はありません。
 
・どこの大学、学部に所属しているのかといった自己紹介
・自身の長所・短所
・海外インターンシップを行う理由
・インターンシップ先として選んだ動機
・帰国後インターンシップ経験をどう活かしたいのか
 
といった定番の質問を投げかけられることがほとんどです。
そして、国内就活と同様に単調に「〇〇大学〇〇専攻です」と答えるよりかは、なぜその大学を選び、専門知識を身に付けようと考えているか、現在どんな研究を行っているのかなど、経験・体験・想いなどを交えて話をするのがオススメです。
 

英語での面接を乗り越える英語力

 
いくら台本を用意しても、会話の展開まで把握することはできないため、質問に対応するための英語力向上を怠ってはいけません。
また、ビジネス英語力を測ることになるTOEICは、外資系企業への就職、海外駐在員としての必要な英語力の指標とされることも多く、海外インターンシップに向けてTOEICを受験する方も少なくはないでしょう。ですが、やはり試験と実践とは異なる要素が多すぎるため、自由度の高い英会話力を身に付けることを目標としましょう。
 
そして、面接では自身を良く見せようと、難しい表現や慣れない単語を使用しようと奮闘してしまいがちですが、言葉が詰まったり、テンポが崩れることで相手にとって聞き取りにくい英語となってしまいます。アピールとしては逆効果となってしまうため、シンプルで分かりやすいを意識することがポイントになります。
 

まとめ

 
海外インターンシップでは語学を学びいくのではなく、英語で知識を蓄えたりスキルアップを図ることに重点がおかれ、英語は学ぶためのツールに変わります。
面接をこなすことのできない英語力では、海外インターンシップの目的を十分に果たすことが厳しくなりますので、質問内容への対策を立てつつ、使える英語力習得に向けて英語学習に励みましょう。