医療英語を学びに行く専門留学前に身に付けるべき英語レベル

医療英語を学びに行く専門留学前に身に付けるべき英語レベル

 
専門的なスキルと並行して語学習得につながる専門留学ですが、医療英語を学びつつ現場体験を可能とする留学もあります。ですが、英語力ゼロの状況だと知識も技術も存分に吸収することが難しくなります。そのため、留学前に国内で英語レベルを高める学習が大切になります。
 

医療英語コースも様々

 
医療英語の専門留学においても自分の英語レベルに合ったコースを選択することが可能になります。
 
一般英語と医療英語を学ぶ授業が別々に設けられ、語学学習がメインとなるもの。
患者様や医師とのコミュニケーション、カルテの読み解き、医療用語の再確認など、医療英語を学ぶことを中心としているもの。
医療英語クラスを修了した後にインターンシップやボランティアで現場に参加できるもの。
 
と分かれているため、英語力に自信がない人は一般英語を学べるカリキュラムが組まれている留学を選ぶと良いでしょう。
 
キャリアアップを図りたい方、医療関係の就労を目指す学生の方など、応募条件はなく誰でもチャレンジすることが可能になります。
 

留学前に英語力は備えるべき？

 
専門留学では一般英語クラスが設けられていることが多いため、英語力不問のコースを選択し、専門留学に挑戦することができます。ですが、TOEIC〇〇以上など受講条件を設定しているプログラムもありますので、目安ではありますが最低でもTOEIC600点の英語力を身に付けておきましょう。
 
また、語学を学びに行くのであれば専門留学でなくても可能です。さらに言うのであれば国内でも高い英語力を養うことはできます。
せっかく専門留学を選択するのであれば、語学力を向上させるという意識よりも、医療現場で求められる英語力に焦点を当て、実践で活かすことのできる英語力を持ち帰るという気持ちで挑むのがオススメです。
 
また、海外視点からの医療現場、外国の方と関わる際の宗教上の配慮やホスピタリティといった海外だからこそ体感できるポイントについても意識を向けて留学を行うことで、満足度の高い有意義な留学経験を積めるでしょう。
 

まとめ

 
医療英語の専門留学では一般英語コースが設けられているケースがほとんどですが、日常英会話、もしくは講義を理解できる英語レベルを身に付けてから挑戦するのがオススメです。TOEICや英検などを活用しながら基礎力アップを図るのでも良いですし、医療英語を勉強し始めたばかりの初心者の方は国際医療英語認定試験（CBMS）、日本医学英語検定試験（医英検）を活用しながら留学前に英語力の準備は行っておきましょう。