IELTS勉強法・TOEFL勉強法
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コロナウイルス流行前から世界的に人材不足に悩まされている職業の一つが看護師です。海外で歓迎されるスキルなのですが、当然ながら英語力は必須。今回は、国際看護師としての活躍の場と海外で働くために必要な英語力の目安についてお伝えします。
国際看護師とは、自国だけではなく、海外を跨ぎ活躍する看護師のことを言います。
国際看護師して海外で働く方法としては、主に国際ボランティアとして参加するか、海外で就職をして勤務する二つのパターンが考えられます。
海外で看護師として活躍することで、日本人以外の患者とのコミュニケーションが増えるため、文化や価値観に対する広い視野を持てるようになります。また、国内では外国人患者の受け入れ体制を整備していることもあり、海外経験者というのは帰国後には貴重な人材としての強みになります。
国際ボランティアとして働く場合に、条件とされる英語力は登録する団体によって異なります。英語力を不問とするものから、中学レベルの英語力が求められるもの。英語力の証明となる民間英語試験のスコア提出を求めてはいないものの、英語の面接が課されたり、業務に支障のない英語力と記載されているものもあります。
一方で海外就職して看護師として働く場合には、各国の看護師資格を得るための試験をパスする必要があり、高い英語力が必須となるケースがほとんどです。
例えばアメリカの場合ですとファーストステップとなるのが、日本における看護教育で得た知識・技術がアメリカで通用するか測定するCGFNS審査・試験の合格です。
そして、CGFNS合格後にはアメリカの国家試験となるNCLEX-RNを受験しなければなりません。
また、カナダの場合にはNNASの受験、イギリス・オーストラリアの場合には看護師登録のために英語試験のスコア提出が必要となります。
そして、これらの試験をクリアするために備えておきたい英語力は、CEFR C1以上になります。民間英語試験で言いますと、IELTS 7.0、英検1級、TOEFL iBT 9.4、TOEIC 945が目安になります。
また、医療英語に特化した試験となるOETの場合にはすべてのセクションにおいてB以上の取得を目指すのがオススメです。
英語力は審査に必要となりますが、現場で不自由なく働き、看護師としての職務を全うするためには、やはり言語は重要な要素となります。
キャリアアップにもつながるため、まずはボランティアからでも国際看護師としての活動に挑戦してみてはいかがでしょうか。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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